国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林整備センター Forest Research and Management Organization

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センター紹介

「13.気候変動に具体的な対策を」具体的な取組内容

ゴール 森林整備センターにおける取組
13
気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる
森林は大気中の主要な温室効果ガスである二酸化炭素を吸収して成長し、炭素を貯蔵することにより、地球温暖化防止にも貢献しています。地球上の炭素循環の中で、森林は、大気中の温室効果ガスを吸収する吸収源として大きな役割を果たしています。
また、森林は降水を樹冠や下層植生等で受け止め、また、森林の土壌は隙間に水を蓄え、時間をかけて河川に送り出すことにより洪水を緩和する役割を果たしておりダムなどの整備と合わせて、災害発生を予防する一助になることも期待されます。
森林整備センターは、水源地域におけるこうした多面的な機能を有する森林の造成や、適切な維持・管理を行うことを通じて、二酸化炭素の吸収と洪水の緩和を図り、「気候変動の影響の軽減」に貢献します。
  ターゲット 具体的な取組内容
  13.1:
全ての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。
ダム上流など特に水源涵養機能等の強化を図る重要性が高い流域内のうち、自助努力では整備が困難で公益的機能が劣る無立木地、散生地、粗悪林相地等について、分収造林契約方式により森林を整備します。
加えて、「防災・減災、国土強靱化のための5カ年加速化対策」により、間伐等の森林整備を追加的に実施します。
森林の整備を通じて、森林の土砂災害防止機能や洪水緩和機能の維持・向上が図られることから、ターゲットの「気候関連災害や自然災害に対する強靱性及び適応の能力を強化する」に貢献します。

注:SDGsゴール及びターゲットの和訳は、外務省ウェブサイト「JAPAN SDGs Action Platform SDGグローバル指標(SDG Indicators)」による。

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