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たち使命

森林整備センターは「水源林造成事業」を行っています

  • ダムの上流域等の奥地水源地域で、国民の皆様の生活に不可欠な水を育む森林(水源林)を造成・整備しています。
  • 民有の保安林内で、土地所有者の自助努力等によっては適切な整備が見込めない箇所において、公的なセーフティネットとして森林を造成・整備しています。
  • 水源林は「緑のダム」として、洪水や土砂崩れ等の自然災害や地球温暖化の防止等にも役立っています。

水源林造成事業の仕組みと実績

三者契約・二者契約の事業実施により伐採時の収益分収割合が異なります。三者契約の場合、造林地所有者40%、造林者10%、森林整備センター50%、二者契約は造林所有者・造林者の同一者50%、森林整備センター50%となります。

水源林造成事業は、昭和36年から事業を開始し、現在までに、約49万haの水源林を造成してきました。

※約49万haは東京都と神奈川県の合計面積に相当する面積です。

国土面積(約3,800万ヘクタール)の構成で森林は約2,500ヘクタール(うち国有保安林約700万ヘクタール)、その他(住宅・農用地等)約1,300万ヘクタール。水源林造成事業は民有保安林のうち約1割。

水源林造成事業の公益的機能

水源涵養効果

  • 良質で豊かな水の供給
  • 洪水防止や水質の浄化

山地保全効果

  • 土砂の流出・崩壊の防止
  • 災害に強い森林整備

環境保全効果

  • 二酸化炭素の吸収
  • 酸素の放出・大気浄化への寄与

地域振興への貢献

  • 山村地域の雇用創出