国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林整備センター Forest Research and Management Organization

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地域活動(令和3年の取り組み)

森林整備センターの水源林造成事業、特定中山間保全整備事業、農用地総合整備事業は各々の事業実施地域において重要な社会基盤整備事業であり、事業を円滑に実施するためには、事業関係者のみならず地域住民全体の十分な理解を得ることが極めて重要であると考えています。

このため、事業を展開する地域にとけ込み、「地域との共生」を目指し、そこに暮らす地域住民の方々との対話や不断のコミュニケーションを通じて、地域に根ざした様々な活動を展開しています。

このコーナーでは、各地域での取組活動を写真と共にご紹介させていただきます。

令和5年の取り組み内容はこちらよりご覧ください。

令和4年の取り組み内容はこちらよりご覧ください。

令和2年以前の取り組み内容はこちらよりご覧ください。

「森に集まれ!みえ森フェスタ2021」に参加

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森林整備センター
津水源林整備事務所

津水源林整備事務所は、令和3年11月20日(土)に三重県三重郡菰野町にある三重県民の森 芝生広場で開催された「森に集まれ!みえ森フェスタ2021(主催:三重県)」に参加しました。

三重県では、みえ森と緑の県民税を活用した「県民全体で森林を支える社会づくり」を進めるため、森林教育の推進に力を入れており、子どもたちが楽しみながら森林や林業、自然環境について学べる催しを各地で行っています。

当事務所では、本催しに毎年参加・出展(昨年は新型コロナウイルスの影響で中止)しており、今年も水源林造成事業のパネル展示などにより水源林の重要性をPRするとともに、松ぼっくり工作を実施し、親子で木々とふれ合う体験をしていただきました。

今後もイベントや地域活動への参加を通して、より多くの方々に水源林に対する理解を深めていただけるよう取り組んでまいります。※(ブースへの参加者数 主催者発表188人)

イベントの様子

イベントの様子の写真1
イベントの様子の写真2
イベントの様子の写真3
イベントの様子の写真4

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「とやま森の祭典2021」に参加しました

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森林整備センター
富山水源林整備事務所

当事務所展示ブースの写真

当事務所展示ブース

富山水源林整備事務所では、令和3年5月16日(日)に富山県魚津市内の魚津桃山運動公園で開催された「とやま森の祭典2021(主催:富山県、(公社)とやま緑化推進機構)」に参加しました。

本イベントは、森林の役割や大切さ、健全な森づくりのための県産材利用の重要性等について県民の意識を高め、植樹活動等を通じ県民参加の森づくりを一層推進することで、かけがえのない森林を次世代につないでいくための機会となるよう、行政と関係機関が一体となって毎年開催されているものです(昨年は新型コロナウイルスの影響で中止)。

当事務所では、水源林造成事業の意義や森林の持つ公益的機能等をPRする機会として、例年参加・出展しています。

出展ブースにおいて、本年は新型コロナウイルス感染症防止対策を行いつつ、水源林造成事業等の各種パネル展示のほか、毎年恒例の「樹木名あてクイズ」、また、森林の整備時に生じる木の端材を輪切りにして材料とした「木製コースター工作」を企画し、ご家族連れを中心に参加いただきました。

本イベント全体も感染症防止対策の観点から規模・内容を大幅に制限し、参加者数は例年の数分の1(約500人(主催者発表))と若干寂しい開催となりましたが、樹木名あてクイズについては、複数の教育関係者の方から、知育教材として好適であるとして、購入先・費用等の問合わせをいただく等の反応がありました。

今後も、イベントへの参加をはじめ、地域の交流活動の場に積極的に参加し、県民の皆様へ水源林の持つ役割や重要性について理解を深めていただけるよう取り組んでまいります。

出展内容
  • 水源林造成事業等の紹介(パネル・写真展示)
  • 樹木名あてクイズ(木へんの漢字当てクイズ)
  • 木製コースター工作
  • 事業の概要(パンフレット)の配布
展示ブース内(パネル展示・コースター工作)の写真

展示ブース内(パネル展示・コースター工作)

難しいかな?(樹木名あてクイズ)の写真

難しいかな?(樹木名あてクイズ)

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ラジオ番組に出演し、水源林造成事業の取組等を紹介しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
東北北海道整備局
盛岡水源林整備事務所

ラジオ番組出演ちらしの写真

東北北海道整備局 盛岡水源林整備事務所は、令和3 年3 月9 日、エフエム岩手のラジオ番組「夕刊ラジオ(YOU CAN RADIO)」に出演し、「水源林」をテーマに水源林造成事業の取組と効果について紹介しました。

この取組は、例年10 月に森林総合研究所東北支所、林木育種センター東北育種場と東北北海道整備局の共催により開催されている一般公開が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、今年度の開催が見送られたことに伴い、一般公開に代わる広報活動として実施されたものです。

昨年10 月から今年3 月まで毎月第2 火曜日の計6回にわたり、「東北のもり」と題し、ラジオ番組の中で研究成果や事業の紹介を行うこととなり、森林整備センターは最終回の放送を担当しました。

放送内容は、盛岡市にもたくさんの水源林があることなど身近な話題に触れつつ、水源林の働きの重要性をわかりやすい言葉で伝えるように心がけるとともに、東日本大震災からちょうど10 年の節目の年となることを踏まえ、地震発生後の火災で焼失した森林の再生や津波で被災した三陸沿岸のカキ養殖イカダの復旧に使用するための資材として間伐材を供給したことなど、復旧・復興への取組も紹介しました。

さらに、研究成果の「橋渡し」や東北支所、東北育種場との連携した取組など、地域に根ざした活動に触れ、話を結びました。

放送中のスタジオ内の様子の写真

放送中のスタジオ内の様子
※ ライブ配信された画像をエフエム岩手から許可を得て使用しています

当日の放送は、番組パーソナリティーの高野さんとの対話形式で進められ、7~8分の短い放送時間ですが、生放送で録り直しができない一発勝負の緊迫する中、高野さんの絶妙なパス回しやリアクションに助けられ、なんとか無事に乗り切ることができました。

パーソナリティと著者の写真

(左)パーソナリティーの高野さん (右)筆者(盛岡水源林整備事務所 石垣所長)

本番に向けては、たたき台となる原稿を作成し、整備センター、整備局とWEB 形式のリハーサルを重ねるとともに、東北支所内でもリハーサルを行いました。最初のリハーサルでは、原稿に専門用語や堅苦しい言い回しが多くなり、話しにくい上に聞いても全く伝わらないという散々な結果に‥‥。その都度アドバイスをもらいながら何度も原稿を練り直し、一般のリスナーも伝わるような表現に工夫を重ねた結果、最後はわかりやすい内容に仕上がったと思います。

改めて言葉だけで伝えることの難しさを痛感した次第です。内容の構成、原稿の作成に当たっては、東北支所、整備センター及び整備局の皆様に多大なご尽力いただいたことを申し添えます。

例年であれば、東北支所の構内において、木工や漢字あてクイズなどの展示を行い、地域の方々に接しながら事業のPR などを行ってきましたが、今回のマスメディアを活用した広報活動は、より多くの方々に水源林の大切さや事業の意義などを伝えることができたと感じました。

今後も関係機関と連携し、森林整備センターの事業を知っていただけるよう努めていきたいと思います。

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