国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林整備センター Forest Research and Management Organization

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地域活動

森林整備センターが行う水源林造成事業、特定中山間保全整備事業、農用地総合整備事業は各々の事業実施地域において重要な社会基盤整備事業であり、事業を円滑に実施するためには、事業関係者のみならず地域住民全体の十分な理解を得ることが極めて重要であると考えています。

このため、事業を展開する地域にとけ込み、「地域との共生」を目指し、そこに暮らす地域住民の方々との対話や不断のコミュニケーションを通じて、地域に根ざした様々な活動を展開しています。

このコーナーでは、各事業所におけるこれまでの取組活動を写真と共にご紹介させていただきます。

平成25年度以前の内容はこちらよりご覧ください。

ラジオ番組に出演し、水源林造成事業の取組等を紹介しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
東北北海道整備局
盛岡水源林整備事務所

ポスター画像

盛岡水源林整備事務所では毎年、森林総合研究所・林木育種センター・森林整備センターの東北3機関連携の一環として「一般公開」共催に携わってきました。しかしながら、今年度も新型コロナウイルスの影響により「一般公開」の開催が見送りとなってしまったため、ラジオ番組「東北のもり」全6回を3機関合同で実施することになりました。昨年に引き続き3度目の出演です。今回のテーマは、昨年と同様「水源林をつくる仕事」についてです。

今年度は東北北海道整備局の若手職員を代表して、東北北海道整備局の原職員と盛岡水源林整備事務所の平山職員が出演しました。放送では水源林とはなにか、山づくりについて、この仕事に興味をもったきっかけ等についてお話をしました。

原稿づくり

写真:パーソナリティ

(左)パーソナリティーの高野さん
(中)(盛岡水源林整備事務所 平山)
(右)(東北北海道整備局 原)

※スタジオ内の様子はエフエム岩手から許可を得て使用しています。

ラジオ出演の話を受けて、どんな内容構成にするか悩みながら放送2か月半前の9月下旬から原稿づくりに着手しました。原稿作成で特に注意を払った点は、「ラジオという音声だけの情報でいかに視聴者に伝わりやすい内容に仕上げるか」です。伝える相手は、森林に興味を持っている人だけではなく、ラジオをたまたま聞いている一般の人も対象になります。そこで、小難しい内容は避けて、「水源林をつくる仕事」というタイトルを設定しました。自らの体験をベースに、仕事を始めてから苦労したことや転勤やプライベートの話も交えつつ、森林整備センターのPRにつながる内容に仕上げました。

リハーサル

写真:練習

練習の様子(盛岡水源林整備事務所)

完成した原稿をもとに「目標時間7分以内」に合わせるため、ちょうど良いトーク速度や文章量を探りながら、整備局や事務所内で何度も読み合わせ練習を行いました。本番一週間前に行われた森林総合研究所東北支所のリハーサルでは、私たちが普段当たり前のように使っている「針広混交林」という用語も音声だけでは一般の方に伝わりにくいとのご指摘がありました。そこで、「針葉樹に加えて広葉樹も活かし…」と視聴者に少しでも伝わりやすい表現に変更しました。原稿を作成している当事者だけでは気が付かない改善点は意外にも多くあるものです。このようにして、たくさんの方々の意見を取り入れて原稿がさらにブラッシュアップされました。

いざ収録本番!

写真:収録

スタジオでの収録の様子

収録当日のお昼は盛岡名物「じゃじゃ麺」を食べて気合いを入れて、事務所内で最終リハーサルを行って万全の体制で収録場所へ向かいました。収録中は何度か原稿を読み間違える場面もありましたが、再収録が可能なので焦る必要なし!エフエム岩手パーソナリティの高野さんの明るく楽しい話術ですっかり緊張も解け、とても楽しいひとときを過ごすことができました。 放送終了後、岩手県内の造林者から「ラジオ番組おもしろかったよ!」と声をかけていただいた時は嬉しかったです。ニュースレターをご覧になっている皆さんも是非、ラジオを視聴した感想を教えてくださいね!

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第14回「神流マウンテンラン&ウォーク」に参加しました(前橋水源林整備事務所)

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
前橋水源林整備事務所

写真:工作体験

「山火事注意」の横断幕を設置し啓発活動

前橋水源林整備事務所は、令和4年11月13日(日)、当事務所が整備する水源林整備事業地に隣接する林道をコースの一部として使用する、「第14回神流マウンテンラン&ウォーク(主催:群馬県神流町)」に、今年もスタッフとして参加しました。令和元年は台風19号の影響で中止、令和2・3年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり4年ぶりの開催となりました。

選手のコース誘導とエイド・ステーションでの救護・食料や飲み物の提供など大会の運営に地域住民と共同で参加する一方、コースの沿線に「山火事注意」の横断幕や森林整備センターの幟を設置し、啓発活動やPR活動を行いました。

写真:工作体験

エイドステーションの様子

舗装されていない自然の道を走るトレイルランニング(トレラン)は、今や各地で開催されています。その中でも「日本一温かい大会」を掲げる「神流マウンテンラン&ウォーク」は、神流町という人口2,000人、高齢者比率60%を超え過疎化の進む小さな町で行われています。

大会当日のエイドステーションに用意している食料は、地元の皆様が手作りした漬け物やお菓子もあり、多くの町民がこの大会に携わる、素朴ながらも心のこもったおもてなしで人気を博しています。

写真:工作体験

コース誘導の様子(森林整備センターの幟を設置)

当日は天候に恵まれ暖かい陽気の中、432人の選手が40km、27kmの2つのコースに参加されました。

エイドにたどり着いた選手の皆さんには、感染症対策のため手指の消毒をお願いし、私たちは水分補給や栄養補給など休憩のサポートに努めました。ゴミ削減のため持参がルールとなっているマイカップを手に、息を切らしながらも笑顔でスタッフの声かけに応えてくださいました。

前橋水源林整備事務所では、今後もこのような地域のイベントに積極的に参加し、地域の皆様との交流を深めながら、啓発活動や水源林造成事業のPRに努めていきたいと考えています。

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「ひょうご里山フェスタ2022」に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
神戸水源林整備事務所

日時 令和4年10月30日(土)
場所 兵庫県立丹波並木道中央公園(丹波篠山市西古佐地区)
主催 兵庫県、丹波篠山市、(公社)兵庫県緑化推進協会、(公社)ひょうご農林機構

「ひょうご里山フェスタ」は、兵庫県などの主催により毎年開催(令和2~3年度は中止)されてきた「ひょうご森のまつり」が新たに里山を守り育てる意識醸成の場として今年から生まれ変わったイベントです。

兵庫県では、森や緑が生命の源泉である水を貯え、土砂災害を防ぎ、心や身体を癒すなど県民共通の財産であることを認識し、県民参加による森づくりを一層推進し、かけがえのない森林を次世代に引き継いでいくことをめざしています。

【変遷】
昭和31年から「兵庫県緑化大会」 植樹が中心で来場者も林業関係者
平成7年度から「ひょうご森の祭典」 第45回全国植樹祭を契機に、県 民が集うイベントへ
平成20年度からは「ひょうご森のまつり」
令和4年度から「ひょうご里山フェスタ」 里山を守り育てる意識醸成の場として名称変更

野外ステージでは、緑化作品コンクールや林業労働功労者の表彰、緑の少年団の宣誓、森林ボランティア団体の活動報告など行われたほか、北但西部森林組合による伐木チャンピオンシップ大会出場者によるチェンソー実演、アウトドア講座などを見ることができました。

場内には各団体により体験、展示、販売、飲食等約50のブースが設けられ、神戸水源林整備事務所のブースは
・ドングリや松ぼっくりを使った工作体験
・木の漢字の読み方クイズ
・パネル展示
を行いました。

当日は秋空の美しい爽やかな天候となり、イベント全体の来場者は3,200人、うち245人の方に神戸水源林整備事務所のブースへ来ていただきました。

写真:工作体験

【工作体験】
工作コーナーは大盛況で子供から大人まで工夫を凝らした作品がたくさん完成しました

写真:工作体験

【工作体験】
作品を作成して下さった方の中にはSNSで神戸水源林整備事務所のブースのことを書いて下さると仰る方も…。当事務所としてもPRになりますので大変ありがたいです。

写真:漢字クイズ

【漢字クイズ】
漢字クイズは大人の方がグループで参加してくださる場面も見られました。職員の出すヒントに優しく暖かい笑いの生まれるツッコミが入るのは関西での出展ならでは、なのではないでしょうか。

写真:パネル展示

【パネル展示】
パネルを通り沿いに配置し水源林造成事業の仕組みや県内での事例等を紹介しました。足を止めてご覧になる方の中には積極的に職員へ質問をされる方もいらっしゃり、興味関心を持っていただけたようでした。

当事務所では、今後もこのようなイベント等の機会を利用して、より広く水源林への理解を深めていただけるよう取り組んでまいります。

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「里山フェスin秋吉台」に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
山口水源林整備事務所

山口水源林整備事務所は、令和4年10月23日(日)に、山口県美祢市秋吉台家族旅行村で開催された「里山フェスin秋吉台」に参加しました。

このイベントは、自然豊かな秋吉台において、森林ボランティア団体等が参加して里山の恵みを満喫することをテーマとし、NPO法人やまぐち里山ネットワーク(森林整備や農山村地域の活性化を専門とする非営利法人)が主催されており、当事務所は今回で2回目の参加となりました。

当日は天候に恵まれ、会場では竹コースターの試乗やジビエ料理試食コーナー、山口県民が好きな餅まきなどがあり、家族連れを中心に多くの人でにぎわいました。

当事務所においては、「水源林造成事業」や「森林保険」をパネルで紹介するとともに、「木へんの漢字クイズ」、「丸太切り体験」、「どんぐり・松ぼっくりを使用した木工作体験」を行いました。

あわせて、来場者には当センターのリーフレットを配布し、水源林造成事業のPRも行いました。

今後も積極的にイベントに参加し、一人でも多くの方々への水源林造成事業の周知に努めます。

写真:木へんの漢字クイズ

木へんの漢字クイズ

写真:丸太切り体験

丸太切り体験

写真:どんぐり・松ぼっくりを使用した木工作体験

どんぐり・松ぼっくりを使用した木工作体験

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「高篠山森林公園祭り」に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
福島水源林整備事務所

写真:冊子の掲示

冊子の掲示

福島水源林整備事務所は、令和4年10月23日(日)に、福島県郡山市にある高篠山森林公園内で3年ぶり(新型コロナウイルス感染拡大の影響により令和2・3年度は中止)に開催された「高篠山森林公園祭り」に参加しました。

イベントの当日は、森林整備センターの事業を紹介する「冊子の掲示」と森林の働きや水源林造成事業の果たす役割を知っていただくために、「水を蓄える」、「空気をきれいにする」、「国土を守る」など、森林の働きを記した標的に、マタタビの蔓で作った輪を投げる「ビンゴ輪投げ」を出展しました。

写真:ビンゴ輪投げの様子

ビンゴ輪投げの様子

当日は時折強い風が吹きましたが、天候に恵まれ来場者は300名を超え、親子連れやお年寄りなど多くの方が訪れました。多くのブースがある中で、森林整備センターの「ビンゴ輪投げ」は大変人気があり、開会前から練習に臨む参加者もおられ、終始行列がたえることがなく大盛況でした。このビンゴ輪投げは、標的に記された森林の機能(水源かん養、環境保全、山地保全)のキーワードを使い、森林の働きや大切さを楽しみながら理解してもらうものです。

当事務所では、今後もこのような地域のイベントに積極的に参加し、地域の方々との交流を深めながら、森林の重要性を理解していただくための啓発活動や事業のPRに努めていきたいと考えています。

写真:森林の機能のキーワード

森林の機能のキーワード

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「第25回親林しんりんの集い」に出展しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター ・関東整備局

日時 令和4年10月22日(土)
場所 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 林木育種センター(茨城県日立市)
主催 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 林木育種センター

令和4年10月22日(土)に、森林総合研究所林木育種センターの一般公開である「第25回親林の集い」が開催され、森林総合研究所、森林保険センターとともに森林整備センターもイベントに出展しました。

このイベントは、「林木育種センター業務や日頃の研究成果を紹介するとともに、森林の大切さや木材利用に対する理解を深め、森の恵みとのふれあいを通じて、地域住民との交流を図ること」を目的として毎年開催されていましたが、平成30年以降新型コロナウイルスの感染拡大を予防する観点から実施が見送られてきました。本年度は事前予約制とするなどコロナウイルス感染予防対策を講じながら令和元年の開催以来3年ぶりの開催となりました。

森林整備センターは、これまで本イベントへの出展を通じて地域の皆さまに「水源林造成事業」の意義や森林の持つ公益的機能等をPRしており、久しぶりの実施となる本年度は、水源林造成事業の紹介パネルの展示・説明のほか、どなたでも参加していただける、間伐材を利用したうちわ・コースターの絵付け等を行い、ご家族連れや子どもたちなど多くの参加者に楽しんでいただきました。

「久しぶりの参加」、「うちわの間伐材、樹種はスギでしょうか」などの声が聞かれ、用意した100枚を超えるうちわは、好評のうちに次々持ち帰られていきました。

爽やかな秋晴れのもと、多数(約140名)の方にご参加いただき、このイベント並びに林木育種センターが地元の皆様に溶け込んでいることが実感でき、有意義な時間となりました。

今後も関係機関と連携し、森林研究・整備機構および森林整備センターの事業を知っていただけるよう努めていきたいと思います。

【出展内容】
  • 業務紹介映像DVDの上映
  • 水源林造成事業等の紹介(パネル展示)
  • 事業の概要、水源林造成事業(パンフレット)の配布 
  • 間伐材を利用した木のうちわ・コースターの絵付け
写真:間伐材を利用した木のコースターとうちわの絵付け1
写真:間伐材を利用した木のコースターとうちわの絵付け2

間伐材を利用した木のコースターとうちわの絵付け

写真:漢字クイズコーナー

・森林整備センターのブース(設営時)
  PR用パネルも展示

・奥に育種センターの温室

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「第21回森林を考える岡山県民のつどい」に参加

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
中国四国整備局

日時 令和4年10月22日(土)
場所 グリーンヒルズ津山(岡山県津山市大田920)
主催 森林を考える岡山県民のつどい実行委員会
協力 森林総合研究所  四国支所

中国四国整備局は、令和4年10月22日(土)に岡山県津山市のグリーンヒルズ津山において開催された、「第21回森林を考える岡山県民のつどい(主催:森林を考える岡山県民のつどい実行委員会)」に参加しました。

このイベントは、森林の保全や美しい森づくりを推進するとともに、林業の振興と地域材の需要拡大を図ることを目的として毎年(令和2・3年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止)この時期に開催され、今年で21回目の開催となります。

中国四国整備局も水源林造成事業や森林の持つ公益的機能などのPRを目的として毎年参加しており、森林総合研究所林木育種センター関西育種場との共同ブースにおいて「森林整備センターDVD上映・管内水源林のパネル展示・木へんのつく漢字クイズ」と「まつぼっくり・どんぐり工作」の2つのコーナーを出展しました。

イベント当日は、晴天に恵まれ、ブルーベリーの苗木の無料配布や工作教室、木工品の販売、地域の食材の販売といった多彩な企画が行われ、多くの林業関係者や家族連れの方々で賑わいました。中国四国整備局のブースにも家族連れなどの幅広い年齢層の方々に来場いただきました。

木編のつく漢字クイズの写真

「木へんのつく漢字クイズ」では、家族や友人と挑戦される方が多く、協力しながら問題を解く姿が印象に残りました。小さなお子さんから大人まで幅広い年代の方々が楽しんでいました。

まつぼっくり・どんぐり工作

「まつぼっくり・どんぐり工作」コーナーでは、常に席が埋まるほどの大盛況で、老若男女問わず多くの方々が参加していました。みなさん思い思いにまつぼっくりやどんぐりなどを木に飾り付けて自分だけの作品を作くり、自然の素材に触れあって楽しんでいました。

写真:素敵な作品たち1
写真:素敵な作品たち2

素敵な作品たち

写真:漢字クイズコーナー

中国四国整備局は、今後もこのようなイベントを通じて、地域の皆様に水源林造成事業等への理解を深めていただくための取り組みを行って参ります。

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「令和4年度山梨県森林のフェスティバル」に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
甲府水源林整備事務所

令和4年10月15日土曜日、山梨県甲府市小瀬町「小瀬スポーツ公園」において開催された『令和4年度山梨県森林のフェスティバル』に参加しました。

この催しは、「ふるさと特産品フェア」の一環として、「やまなしの県産品フェア」及び「農業まつり」と共同で、県民の森林・林業に対する理解を深めることを目的に開催されるものです。コロナ禍の休止を挟み3年ぶりの開催、センターは今回で6回目の参加となります。

当日は、天候に恵まれ澄んだ秋空のもと、約2万人(主催者発表)の方々が来場されました。

当事務所は、水源林造成事業等のパネル展示・パンフレット配布のほか、「木製お絵描きうちわの作成」を実施しました。

「木製お絵描きうちわの作成」は大変ご好評をいただき、多くの親子連れが意欲的にうちわと向き合っている様子が見られました。(森林整備センターブース来場者約100名)

今後もこのような地域の交流活動に積極的に参加し、水源林造成事業及び森林整備センターへの理解を深めていただけるよう取り組んで参ります。

写真:整備センター出店の様子

整備センター出店の様子

写真:事業紹介パネル展示

事業紹介パネル展示

写真:木製お絵描きうちわ作成

木製お絵描きうちわ作成

写真:木製お絵描きうちわ作品

木製お絵描きうちわ作品

写真:晴天の元イベント開催

晴天の元イベント開催

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「令和4年度 第50回久万林業まつり」へ参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
松山水源林整備事務所

当水源林整備事務所は、令和4年10月15日(土)~16日(日)の2日間“林業日本一のまちづくり”を目指す愛媛県上浮穴郡久万高原町の「久万公園を主会場とした3会場」において開催された『令和4年度第50回久万林業まつり』に参加しました。

この催しは、昨今の社会情勢(新型コロナウイルス対策等)の影響により、令和2~3年度の2か年間、主催者の判断により開催が見送られて参りましたが、本年は3年ぶりの開催となりました。開催期間中は天候に恵まれ、秋の澄んだ空のもと、土曜日に5,160人、日曜日に5,346人(主催者発表)の方々が来場されました。

写真:パネル展示
写真:パネル配布

当水源林整備事務所は、水源林造成事業等の「パネル展示」、「パンフレット配付」、「版木(ベニア)ハガキの色塗り」を実施しました。特に、「版木(ベニア)ハガキの色塗り」につきましては皆様にご好評いただき、老若男女を問わず幅広く、笑顔で一生懸命に取り組んでいただけました。きっとハガキを受取られる方を思い浮かべられたのではないかと思います。

写真:版木(ベニア)ハガキの色塗り1
写真:版木(ベニア)ハガキの色塗り2

想定を上回るご参加をいただいたことにより、2日目の午前中の時点で用意した版木(ベニア)ハガキ全て色塗りに使っていただける盛況となりました。

写真:版木(ベニア)ハガキの色塗り3
写真:版木(ベニア)ハガキの色塗り4

また、版木ハガキの色塗りにご参加されない方や、お連れさまを待たれる方に、「パネル展示」をご覧いただき、事業のPRを行いました。

写真:切手を貼ったら送れます(見本)

切手を貼ったら送れます(見本)

今後もこのような地域の交流活動に参加し、当法人の諸事業の広報を通して、森林や木材への理解を深めていただけるよう取り組んで参ります。

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「第43回石川の農林漁業まつり」に参加

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
金沢水源林整備事務所

金沢水源林整備事務所は、10月15日(土)~16日(日)に石川県金沢市で開催された「第43回石川の農林漁業まつり(主催:石川県)」に参加しました。

写真:漢字クイズに親子3代で挑戦!

漢字クイズに親子3代で挑戦!

本イベントは、農林漁業が果たす公益性の高い役割について、県民の理解を深めるための機会となるよう、行政と関係機関が一体となって例年開催されていましたがコロナの影響により、2年振りの開催となりました。

金沢事務所も水源林造成事業をより多くの県民の方々に知っていただくため参加し、パネル展示や写真展示、「間伐材等を用いたペンダントやマイうちわづくり」、「木へんの付く漢字当てクイズ」を行いました。

当日は、天候にも恵まれ、多くの来場者で盛況となり、当ブースには約150名程の親子連れの方々を中心に楽しんでいただきました。

写真:兄妹で参加し、お兄ちゃんは前田利家を力作!

兄妹で参加し、お兄ちゃんは前田利家を力作!

なかでもペンダントや木のうちわづくりに、子供達がアクリル絵具や、ポスカで好きな絵を描いて楽しんでもらいました。出来上がったペンダントを早速、首にかけたり、書いた絵を乾かすためにうちわを仰ぎながら帰る様子も見受けられ、参加していただいた方々には木の温もりや香りを感じてもらえる良い機会となりました。

また、センターのイベントでは恒例となった木へんの付く漢字当てクイズには、イベント開催中途切れることなく、親子連れ等のたくさんの方々に参加していただきました。

今後もこのようなイベントの機会に積極的に参加することで、森林の大切さや水源林造成事業への理解が広がるよう取り組みを進めて行きたいと思います。

写真:楽しそうにうちわに絵を描いている子供たち1
写真:楽しそうにうちわに絵を描いている子供たち2

楽しそうにうちわに絵を描いている子供たち

写真:センターブースの様子

センターブースの様子

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「森林教室」を3年ぶりに開催

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
中部整備局

日時 令和4年9月16日(金)
場所 愛知県設楽町 中部整備局直轄造林地
主催 林森林整備センター中部整備局
協力 設楽森林組合
設楽町役場津具総合支所
愛知森林管理事務所
愛知県新城設楽農林水産事務所
NPO法人森林調査杣の会

森林整備センター中部整備局(以下「センター」という。)は、愛知県内の小学校の児童を対象に、センターが行っている水源林造成事業や森林・林業を広く知ってもらうために「森林教室」というイベントを例年開催しています。新型コロナウイルスの影響により、令和2年度、3年度は中止せざるを得ませんでしたが、今年度は9月16日(金)に田原市立赤羽根小学校の児童の皆さんをお招きして、3年ぶりに開催に至りました。

写真:Web会議アプリを利用した事前授業

Web会議アプリを利用した事前授業

森林教室では、森林、林業に関する紙芝居や授業、現地体験や来賓の方々のお話を通し、森林の役割と自分たちの住む町との関係について学んでもらいます。例年は全ての内容を、開催日当日にセンター造林地にて行っていましたが、今年は日程を一部変更し、紙芝居と授業はWeb会議アプリを通して森林教室の一週間前に行いました。

写真:森林組合による間伐の実演

森林組合による間伐の実演

森林教室当日は、造林地にて森林組合の作業班による間伐の実演を見学し、その後は森林組合やセンター職員の指導の下、児童の皆さんにも鋸を使った間伐を体験してもらいました。根元に鋸で受け口と追い口を入れた後、木を引っ張って倒した際には、大きな歓声があがりました。

写真:小学生の(鋸による)間伐体験

小学生の(鋸による)間伐体験

センターにとって初めての試みもありましたが、間伐体験中は常に楽しそうな声が聞こえてきて、無事に森林教室が開催できたことを嬉しく思いました。昨今の情勢に適応した開催方式、内容をブラッシュアップしながら、引き続き来年度以降も森林教室を実施していきたいと考えております。

写真:ポット苗木完成

令和4年9月23日中日新聞に掲載されました
(株式会社中日新聞社よりセンターホームページへの掲載許諾済)

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水源林「出張教室」を開催

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター、関東整備局

関東整備局は、令和4年9月29日(木)に水源林「出張教室」を神奈川県秦野市で開催しました。

水源林「出張教室」は、林業関係者や一般市民の方々などを対象に、森林と水の関係や、森林の整備が水源涵養につながる仕組みなどを解説することにより、森林整備の重要性と水源林造成事業への理解を深めてもらうことを目的に開催しているものです。

今回の水源林「出張教室」は、神奈川県森林組合連合会から当センターホームページを通じて申込みがあったもので、林業の新規就業者を対象に、水源林造成事業の概要や森林整備に必要な施業などについて講演を行いました。

講演では一般的な森林整備施業に加え、当センターが取組む育成複層林の造成やブロックディフェンスによる獣害対策手法の紹介を行うなど、当センターが有する森林整備技術の普及にも努め、参加者の方々からは様々な手法を理解できたとの声が聞かれました。

関東整備局、森林整備センターでは、今後も水源林「出張教室」を開催し、多くの方々に森林整備の重要性や水源林造成事業の理解を深めていただけるよう取り組んで参ります。

水源林「出張教室」の開催希望がありましたら下記よりお問い合わせください。
 https://www.green.go.jp/suigenrin_jigyo/annai/index.html

写真:講演中の様子

講演中の様子

写真:講演中の様子

講演中の様子

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「札幌水源の森づくり2022」に参加

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
北海道水源林整備事務所

日時 令和4年8月27日(土)
場所 創成川公園・狸二条広場
主催 林野庁北海道森林管理局、札幌市
協力 北海道、北方創森塾、NTTタウンページ(株)
(国研)森林研究・整備機構 森林整備センター 北海道水源林整備事務所
酪農学園大学、(学法)常松学園札幌工科専門学校

札幌市街を貫流する豊平川は、札幌市民約197万人の生活を支える水道の大部分を供給しています。

本イベントは、豊平川の源流部にある国有林(定山渓の水源の森)に植えるポット苗木を市民と共同で作成することを通じて、水源の森と札幌のおいしい水の関わりについて知っていただくことを目的としております。

新型コロナウイルス感染症のため、令和2年度から令和3年度まで本イベントは中止となりましたが、今年度から再開されました。北海道水源林整備事務所は平成26年度からの参加で、今回が6回目となります。

当事務所では、水源林造成事業のPRを目的として、事業紹介のパネル展示、木のボールペン作り体験コーナーと漢字当てクイズコーナーを設け、多くの来場者に楽しんでいただけるように努めました。

約100名の来場者と共同で作成したポット苗木は、9月下旬頃に開催される植樹イベントで、定山渓の水源の森に植え付けを行う予定です。

北海道水源林整備事務所は、今後もイベント等の機会を利用して、より多くの方々に、水源林造成事業の重要性に対する理解を深めていただけるように努めて参ります。

写真:事業紹介パネル展示

事業紹介パネル展示

写真:漢字当てクイズ

漢字当てクイズ

写真:木のボールペン作り

木のボールペン作り

写真:ポット苗木作りコーナー

ポット苗木作りコーナー

写真:ポット苗木完成

ポット苗木完成

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奈良の木づかいフェスタに参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
奈良水源林整備事務所

奈良水源林整備事務所は、令和4年10月1日(土)~2日(日)奈良県大和郡山市のイオンモールにおいて「奈良の木づかいフェスタ」に参加しました。

本イベントは、奈良県産材の魅力や製品情報などを幅広く県内外にPRすることを目的としており、毎年10月を「奈良の木づかい運動推進月間」と定め、「奈良の木づかい運動実行委員会」(奈良県・奈良県木材協同組合連合会・奈良森林管理事務所・奈良県森林組合連合会・株式会社南都銀行・奈良県木材青年経営者協議会・奈良水源林整備事務所)が主催して、当事務所は開催当初からの参加で8回目となります。

当日は、奈良の木にかかわる仕事を紹介したパネル展示、水源林造成事業PR等のパネル展示、奈良の木道具で遊ぶコーナーを設置したり、丸太切り体験、割り箸造り体験、スタンプラリーなどが行われました。

当事務所は、水源林造成事業PR、動物による森林被害、またその被害対策のパネル展示を行いました。

今後もイベント等の機会を利用して、より多くの方々に、水源林造成事業の重要性や、森林整備の必要性に対する理解を深めていただけるように努めて参ります。

写真:水源林造成事業PRパネル

水源林造成事業PRパネル

写真:動物による森林被害と対策パネル展示

動物による森林被害と対策パネル展示

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森林もりとのふれあい2022(関西育種場一般公開)」を開催

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
中国四国整備局

日時 令和4年8月7日(日)
場所 国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所
林木育種センター関西育種場(岡山県勝田郡勝央町)
主催 森林総合研究所 林木育種センター関西育種場
森林総合研究所 関西支所
森林整備センター中国四国整備局
協力 森林総合研究所  四国支所

中国四国整備局は、令和4年8月7日(日)に、岡山県勝田郡勝央町にある森林総合研究所林木育種センター関西育種場内で3年ぶりに開催された「森林もりとのふれあい2022」に参加しました(令和2・3年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止)。

イベント当日は「森林整備センターの事業を紹介するパネル展示」、「まつぼっくり・どんぐり工作」、「木編のつく漢字クイズ」、「丸太切り体験」の各コーナーを出展し、子供たちと一緒に来場されたご家族に森林整備センターの事業を紹介するとともに樹木や木の実などの材料を使った木工作を体験してもらい自然への理解や楽しみを深めていただきました。

イベント当日は、一時にわか雨も降りましたが、立っているだけでも汗が噴き出るような猛烈な暑さの中、99名のご家族にご来場いただきました。

木編のつく漢字クイズの写真

「木編のつく漢字クイズ」
お子様と一緒になって、家族の皆さまもクイズに挑戦され、小さなお子様から大人まで幅広い年代の方にご参加いただきました。

丸太切り体験の写真

「丸太切り体験」
丸太切りに参加した子供たちは、なかなか切れない丸太に悪戦苦闘し汗だくになりながら一生懸命にのこぎりで切っていました。
切り離した丸太は、「まつぼっくり・どんぐり工作」の土台に利用したり、そのまま持ち帰ったり、たまには置き忘れたり・・・!!。

「まつぼっくり・どんぐり工作」
森林整備センターのブースが一番参加者が多く、子供たちは、丸太から切り離した土台にまつぼっくりやどんぐりなどを飾り付けて、思い思いに自分だけの作品を作っていました。

まつぼっくり・どんぐり工作の写真
パネル展示写真

「森林整備センターの事業を紹介するパネル展示」
パネルと映像・音声で森林整備センターの事業をPRしました。

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「森林教室」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
近畿北陸整備局

近畿北陸整備局は、令和4年6月28日(火)に京都府船井郡京丹波町において、京丹波町立丹波ひかり小学校4年生28名参加による「森林教室」を開催しました。(後援:森林総合研究所関西支所、京丹波森林組合)

本イベントは、丹波ひかり小学校が平成23年に京丹波町で開催された「植樹祭」に参加したことが縁になり、平成26年から毎年開催しているものです。(令和2・3年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止)

当日は、児童と共に森林に入り、体験や実験を通して「水はどこから」「地面や水とわたしたちのくらし」「水源の森の働き」の単元を楽しく勉強し、水源林の持つ役割や重要性を知っていただく機会となりました。

森林教室の内容は以下のとおりです。

活動写真
①沢歩き「かくれている森の水をさがせ!」
水に触れると色が変わるシートを手に、コケ・岩の裏・捕まえたカニなどに押し当て、森林内の地表にある雨水を探しました。
活動写真
②実験「水をいちばんためる土はどれ?」
ペットボトル実験装置に3種(森の土・グラウンドの土・河原の砂利)の土を詰め、上から水を注ぎ、土の粒の大きさによって、水がしみこみ、出ていく速さに違いがあることを調べました。
活動写真
③観察「山にふる雨の行き先」
森林・はげ山・舗装された山を模した3つの箱にじょうろで雨を降らし、雨水が地表を伝わって流れる様子や地面にしみこむ様子の違いを観察しました。
活動写真
④紙芝居「これであなたも森林博士!~森のひみつ~」
森のはたらき・森林整備の重要性・水源かんよう機能について、職員が森林博士や小学生に扮し、説明しました。児童のリアクションも上々、三択クイズにも元気に回答し盛り上がりました。
活動写真
⑤お仕事紹介「水源の森を守る仕事」(京丹波森林組合)
地元の林業の具体的な仕事内容を紹介しました。児童は自分たちが住む地域には林業が密接に関わっていることや、くらしにとても役立っていることを学びました。
活動写真
⑥体験「木の高さをはかってみよう」(森林総合研究所 )
木の高さをはかる大切さを学んだ上で、実際に機械を用いて、50年前に植えた木が現在どのくらいの高さまで育っているのかを測定してみました。

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梼原ゆすはら町太郎川公園 森林もりフェスティバル」に参加

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
高知水源林整備事務所

活動写真

当事務所 展示スペース

活動写真

林業コスプレ

活動写真

樹の漢字当てクイズ

高知水源林整備事務所は、令和4年5月29日(日)に高知県高岡郡梼原町ゆすはらちょうの太郎川公園にて開催された「梼原町太郎川公園 森林もりフェスティバル」に参加しました。

本イベントは、「梼原令和の森林づくり協議会(ReMORI)」が主催しており、今年で3回目を迎えました。「もう一度、一緒に森に入ろう」を合い言葉に大人も子どもも楽しみながら森林に親しむことができるイベントです。

当日は晴天に恵まれ、林業関係の団体や企業が出展した会場は約300名の来場者で賑わいました。

当事務所は、今回初めて出展し、水源林造成事業のパネル展示やパンフレットの配布を行うとともに、高知水源林育成士会と合同で「樹の漢字当てクイズ」、「林業コスプレ」を催し、来場者の皆様にPRを行いました。
「樹の漢字当てクイズ」はどのイベントでも恒例となっていますが、身近でよく知っているはずの樹木であっても漢字は見たことがないという場合もあり、参加者同士で楽しんでいただけた様子でした。

「林業コスプレ」は、お子さまに林業作業コスチュームを身に付けていただき写真撮影を行う企画で、ノリノリでおもちゃのチェーンソーを掲げるお子さまもいれば、恥ずかしがってなかなか撮影できないお子さまもいらっしゃり、とても微笑ましい雰囲気の中で多くの方にご参加いただきました。

大人から子供まで幅広い世代の方々が来場して下さり、今後も出展を通じて森林への親しみや、水源林造成事業へ理解をより深めて頂くことができればと感じました。

高知水源林整備事務所では、水源林造成事業の意義や重要性を広く知って頂くため、今後もイベント参加に積極的に取り組んでまいります。

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「協働の森づくり事業 梼原ゆすはら令和の森林づくり」に参加

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
高知水源林整備事務所

活動写真

植樹作業の様子

活動写真

植樹作業の様子

高知水源林整備事務所は、令和4年4月29日(日)に高知県高岡郡梼原町ゆすはらちょうで開催された「協働の森づくり事業 梼原令和の森林づくり」に参加しました。

この事業は、主催者である梼原町が、パートナーズ協定を結んでいる4団体(矢崎総業株式会社、株式会社建設マネジメント四国、一般社団法人四国クリエイト協会、日本道路株式会社)と共同で取り組んでいるもので、今年度は令和の森林づくりとして広葉樹の植樹を行いました。

当日は残念ながら雨の中での開催となりましたが、町内外の住民も参加し、大人から子供まで約80名の方々が集まりました。

梼原町役場にて開会式が行われ、梼原町森林づくり会議会長、梼原町長、来賓の挨拶に続き、アドバイザーの方から植樹の手順や注意点を指導いただきました。その後植樹会場となる町有林へ移動し、参加者による広葉樹の植樹作業が行われました。

雨で足元も悪く、また慣れない山の斜面での作業ということもあり、最初は戸惑いながら作業されていた参加者の方々も、しばらくするとスムーズに植樹を行っていらっしゃいました。

植樹作業を通して、小さな苗木から緑豊かな山が再生される様子を想像し、参加者の方々も皆さん笑顔で達成感を得られているようでした。

高知水源林整備事務所は、今後もこのようなイベントに積極的に参加し、地域住民の皆様に森林への理解を深めてもらうよう努めていきたいと思います。

活動写真

集合写真

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「第17回 新川森林祭」・「とやま森の祭典2022」に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
富山水源林整備事務所

活動写真

当展示ブース(とやま森の祭典)

活動写真

パネル・コースター工作(とやま森の祭典)

活動写真

難しいかな?(新川森林祭)樹木名あてクイズ

5月28日(土)に魚津市内の魚津桃山運動公園で開催された「第17回 新川森林祭」(主催:新川森林組合、東部林業協会、魚津市)及び5月29日(日)に射水市内の県民公園太閤山ランドで開催された「とやま森の祭典2022」(主催:富山県、(公社)とやま緑化推進機構)に、水源林造成事業の意義や、森林の持つ公益的機能等をPRする目的で両日参加しました。

前者のイベントは、魚津市政施行70周年を記念したもので、今回、出展要請を受け参加しました。

後者のイベントは、森林の役割や大切さ、健全な森づくりのための県産材利用の重要性等について県民の意識を高め、植樹活動等を通じて県民の森づくりを一層推進することで、かけがえのない森林を次世代につないでいくための機会となるよう行政と関係機関が一体となって例年開催されており、当事務所では毎年参加しています。

当事務所の展示ブースでは、新型コロナウイルスの状況を踏まえた感染症対策を行いつつ、水源林造成事業等の各種パネル展示のほか、毎回恒例の「樹木名あてクイズ」、また、施業時に生じる端材を輪切りにして材料とした「木製コースター工作」を企画し、ご家族連れを中心に参加いただきました。

前年より感染状況は落ち着きを見せ、また好天にも恵まれたことから、両イベントとも参加者数は、コロナ前の例年の7~8割程度まで回復したとのことです(5/28 約500人、5/29 約2,000人(前年の参加は約500人)、いずれも主催者発表数)。

また、樹木名あてクイズについては、毎回、教育関係者の方々から、知育教材として好適であるとして、購入先・費用等の問合わせをいただいておりますが、今回、クイズ板の仕様として、「固定側の偏(へん)の木板はそのままで良いが、出題側の旁(つくり)について、入手可能なものについてはその素材で制作し、展示する(触れられる)とより分かり易くなる」等の貴重な提案もいただきました。

これからも、イベントへの参加をはじめ地域の交流活動の場に積極的に参加し、水源林の持つ役割や重要性について、理解が広がるよう取り組んでまいります。

参加出展内容
  • 水源林造成事業等の紹介(パネル・写真展示)
  • 樹木名あてクイズ(木へんの漢字当てクイズ)
  • 木製コースター工作
  • 事業の概要(パンフレット)、(端材を再利用した)えんぴつの配布

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ラジオ番組に出演し、水源林造成事業の取組等を紹介しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
東北北海道整備局
盛岡水源林整備事務所

活動写真

東北北海道整備局 盛岡水源林事務所は令和4年2月8日、エフエム岩手のラジオ番組「東北のもり」に出演し、「水源林をつくる仕事」をテーマに水源林造成事業の取組について紹介しました。

この取組は、例年10月に森林総合研究所東北支所、林木育種センター東北育種場と東北北海道整備局の共催により開催されている一般公開が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、昨年に続き今年度も開催が見送られたことに伴い、一般公開に代わる広報活動として実施されたものです。

昨年10月から今年3月まで毎月第2火曜日の計6回にわたる「東北のもり」というラジオ番組の中で研究成果や事業の紹介を行うというもので、森林整備センターは2月の放送を担当しました。今回比較的若い年齢の職員が担当した放送内容は、水源林が持つ水源涵(かん)養機能や洪水調整機能などの重要性、森を造る仕事とはどんなものなのかといった一般の方々に理解してもらいやすい話、水源林の生育に80年という長い時間が必要であり、土地所有者他地域の協力を得て仕事を進めている事や、森林整備センターの職員としての仕事のやりがいとして間伐施業での実体験から山の見た目もスッキリし所有者からの労いの言葉が嬉しかった体験紹介。また、これからの目標抱負等についてはSDGs達成にも触れながら地域の安心安全な暮らしを支える水源林の造成・整備へ今後も取り組んでいきたいとし、話を結びました。

練習の様子の写真

練習の様子

スタジオ内の写真

(左)パーソナリティーの高野さん   
(中)(盛岡水源林整備事務所 平野)
(右)(盛岡水源林整備事務所 小川)

※スタジオ内の様子はエフエム岩手から許可を得て使用しています。

7、8分の放送の中で「ながら聴き」で聴いた方々に水源林について興味を持ってもらうきっかけになるような内容を心がけましたが如何だったでしょうか?原稿の作成からリハーサルまで、東北支所、整備センター本部及び整備局の皆様に多大なご尽力をいただきました。ありがとうございました。
最後に、これからも森林整備センターの事業について、多くの方々に知っていただけるよう努めて参ります。

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「森に集まれ!みえ森フェスタ2021」に参加

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター
津水源林整備事務所

津水源林整備事務所は、令和3年11月20日(土)に三重県三重郡菰野町にある三重県民の森 芝生広場で開催された「森に集まれ!みえ森フェスタ2021(主催:三重県)」に参加しました。

三重県では、みえ森と緑の県民税を活用した「県民全体で森林を支える社会づくり」を進めるため、森林教育の推進に力を入れており、子どもたちが楽しみながら森林や林業、自然環境について学べる催しを各地で行っています。

当事務所では、本催しに毎年参加・出展(昨年は新型コロナウイルスの影響で中止)しており、今年も水源林造成事業のパネル展示などにより水源林の重要性をPRするとともに、松ぼっくり工作を実施し、親子で木々とふれ合う体験をしていただきました。

今後もイベントや地域活動への参加を通して、より多くの方々に水源林に対する理解を深めていただけるよう取り組んでまいります。※(ブースへの参加者数 主催者発表188人)

イベントの様子

イベントの様子の写真1
イベントの様子の写真2
イベントの様子の写真3
イベントの様子の写真4

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「とやま森の祭典2021」に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター
富山水源林整備事務所

当事務所展示ブースの写真

当事務所展示ブース

富山水源林整備事務所では、令和3年5月16日(日)に富山県魚津市内の魚津桃山運動公園で開催された「とやま森の祭典2021(主催:富山県、(公社)とやま緑化推進機構)」に参加しました。

本イベントは、森林の役割や大切さ、健全な森づくりのための県産材利用の重要性等について県民の意識を高め、植樹活動等を通じ県民参加の森づくりを一層推進することで、かけがえのない森林を次世代につないでいくための機会となるよう、行政と関係機関が一体となって毎年開催されているものです(昨年は新型コロナウイルスの影響で中止)。

当事務所では、水源林造成事業の意義や森林の持つ公益的機能等をPRする機会として、例年参加・出展しています。

出展ブースにおいて、本年は新型コロナウイルス感染症防止対策を行いつつ、水源林造成事業等の各種パネル展示のほか、毎年恒例の「樹木名あてクイズ」、また、森林の整備時に生じる木の端材を輪切りにして材料とした「木製コースター工作」を企画し、ご家族連れを中心に参加いただきました。

本イベント全体も感染症防止対策の観点から規模・内容を大幅に制限し、参加者数は例年の数分の1(約500人(主催者発表))と若干寂しい開催となりましたが、樹木名あてクイズについては、複数の教育関係者の方から、知育教材として好適であるとして、購入先・費用等の問合わせをいただく等の反応がありました。

今後も、イベントへの参加をはじめ、地域の交流活動の場に積極的に参加し、県民の皆様へ水源林の持つ役割や重要性について理解を深めていただけるよう取り組んでまいります。

出展内容
  • 水源林造成事業等の紹介(パネル・写真展示)
  • 樹木名あてクイズ(木へんの漢字当てクイズ)
  • 木製コースター工作
  • 事業の概要(パンフレット)の配布
展示ブース内(パネル展示・コースター工作)の写真

展示ブース内(パネル展示・コースター工作)

難しいかな?(樹木名あてクイズ)の写真

難しいかな?(樹木名あてクイズ)

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ラジオ番組に出演し、水源林造成事業の取組等を紹介しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
東北北海道整備局
盛岡水源林整備事務所

ラジオ番組出演ちらしの写真

東北北海道整備局 盛岡水源林整備事務所は、令和3 年3 月9 日、エフエム岩手のラジオ番組「夕刊ラジオ(YOU CAN RADIO)」に出演し、「水源林」をテーマに水源林造成事業の取組と効果について紹介しました。

この取組は、例年10 月に森林総合研究所東北支所、林木育種センター東北育種場と東北北海道整備局の共催により開催されている一般公開が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、今年度の開催が見送られたことに伴い、一般公開に代わる広報活動として実施されたものです。

昨年10 月から今年3 月まで毎月第2 火曜日の計6回にわたり、「東北のもり」と題し、ラジオ番組の中で研究成果や事業の紹介を行うこととなり、森林整備センターは最終回の放送を担当しました。

放送内容は、盛岡市にもたくさんの水源林があることなど身近な話題に触れつつ、水源林の働きの重要性をわかりやすい言葉で伝えるように心がけるとともに、東日本大震災からちょうど10 年の節目の年となることを踏まえ、地震発生後の火災で焼失した森林の再生や津波で被災した三陸沿岸のカキ養殖イカダの復旧に使用するための資材として間伐材を供給したことなど、復旧・復興への取組も紹介しました。

さらに、研究成果の「橋渡し」や東北支所、東北育種場との連携した取組など、地域に根ざした活動に触れ、話を結びました。

放送中のスタジオ内の様子の写真

放送中のスタジオ内の様子
※ ライブ配信された画像をエフエム岩手から許可を得て使用しています

当日の放送は、番組パーソナリティーの高野さんとの対話形式で進められ、7~8分の短い放送時間ですが、生放送で録り直しができない一発勝負の緊迫する中、高野さんの絶妙なパス回しやリアクションに助けられ、なんとか無事に乗り切ることができました。

パーソナリティと著者の写真

(左)パーソナリティーの高野さん (右)筆者(盛岡水源林整備事務所 石垣所長)

本番に向けては、たたき台となる原稿を作成し、整備センター、整備局とWEB 形式のリハーサルを重ねるとともに、東北支所内でもリハーサルを行いました。最初のリハーサルでは、原稿に専門用語や堅苦しい言い回しが多くなり、話しにくい上に聞いても全く伝わらないという散々な結果に‥‥。その都度アドバイスをもらいながら何度も原稿を練り直し、一般のリスナーも伝わるような表現に工夫を重ねた結果、最後はわかりやすい内容に仕上がったと思います。

改めて言葉だけで伝えることの難しさを痛感した次第です。内容の構成、原稿の作成に当たっては、東北支所、整備センター及び整備局の皆様に多大なご尽力いただいたことを申し添えます。

例年であれば、東北支所の構内において、木工や漢字あてクイズなどの展示を行い、地域の方々に接しながら事業のPR などを行ってきましたが、今回のマスメディアを活用した広報活動は、より多くの方々に水源林の大切さや事業の意義などを伝えることができたと感じました。

今後も関係機関と連携し、森林整備センターの事業を知っていただけるよう努めていきたいと思います。

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「海岸防災林(植樹祭地)の追肥・草刈り」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター
東北北海道整備局

令和2年10月18日(日)、東北北海道整備局は、宮城県岩沼市の海岸防災林において、追肥・草刈りを行いました。

この活動は、東日本大震災の津波により甚大な被害を受けた海岸防災林の本来の働きを再生させるために、平成27年に植樹し、その後毎年、成長を促すための追肥・草刈りを行っているものです。

今年は、新型コロナウイルス感染症の心配もありましたが、例年ご参加頂いている将監しょうげんけやきっこ放課後教室から、ありがたいお申し出をいただき、感染防止に対する十分な対策の下、昨年同様、児童と保護者の皆様など15名の方々に参加していただくことができました。

当日は秋晴れのもと、とげとげの松の葉に注意しながら、児童達は木の成長を促進するための追肥と、鎌を使っての草刈作業に汗を流しました。

追肥の写真

追肥

草刈りの写真

草刈り

参加した児童達からは、「いままで参加してきて今回が最後というのは残念だけど関われてよかった。」「2回参加してみて海岸防災林のことについて関われてよかったです。貴重な体験をありがとうございました。」など、一人ひとりから嬉しい感想をいただきました。

皆様のご協力を得て、海岸防災林は、この5年間で下草に負けない程、逞しく育ちました。東北北海道整備局では、今回をもって、岩沼での活動に一区切りつけることにいたしましたが、今後も成長を見守りつづけます。

平成27年当時の写真

平成27年当時

現在の様子の写真

現在の様子

作業後の集合写真1

作業後の集合写真

また、今後もこのような活動を通じて、森林作りの大切さを理解いただく機会を作っていくとともに、人と場所、気持ちや想いをつないでいく活動に取り組んでまいりたいと思います。

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田原市立赤羽根小学校に事業や森林に関する教材を提供しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター
中部整備局

森林整備センター中部整備局では、毎年田原市立赤羽根小学校の児童に、センターが行なっている水源林造成事業や森林・林業を広く知ってもらうための森林教室を開催しています。例年であれば、児童に水源林に関する紙芝居を行なったり、間伐を行なったりと多くの体験をしてもらい、好評を得てきたところですが、今年は新型コロナウイルスによる影響で森林教室は中止となってしまったので、森林教室の代わりとなる教材を令和2年9月17日に津具グリーンパークで提供しました。

センターの水源林造成事業の目的の一つは、森林を整備することで森林が持つ「水源涵養機能」を高めることです。水源涵養機能は、①雨水を地中にため川へ流れる水量を調整する。②洪水を和らげる。③雨水が土を通る際に水質をきれいにする。等の機能があります。

その中の③は、田原市周辺と東三河地方にまさに当てはまります。この地域では、生活に欠かせない水の多くを一級河川の豊川または豊川用水から得ており、その貴重な水の源となるのは、豊川上流域の水源林です。児童たちに自分たちの生活にも深く水源林が関わっていることを知ってもらうため、清流豊川から取水した水を提供品の一つとしました。
(豊橋市上下水道局の「とよっすい」)

水源涵養機能ついて分りやすく知ってもらうため、絵本調の資料教材も提供しました。

その豊川上流にあたる、設楽森林組合からは毎度ご協力いただいております。今回は木材を丸く整えた「木のたまご」などの木材製品や、設楽町でとれた「松ぼっくり」等を提供いだたきました。中でも檜の「かんなくず」は、心地よい檜の香りが感じられ、児童たちもその檜の香りに大きな関心を示しているようでした。

昨今は、小学生でもゲームやスマートフォンを持っていることが当たり前で外で遊ぶことが少なくなり、自然と触れ合う機会が中々無い状況です。そういった中でも、森林などの自然に触れ合い、少しでも森林・林業に関心を持っていただければと思います。

来年には新型コロナウイルスが収束し、また森林教室などイベントが開催されることを願っております。

彦坂校長先生へ教材を手交の写真

彦坂校長先生へ教材を手交

資料教材、木製玩具、松ぼっくり、木のたまごの写真

左から資料教材、木製玩具、松ぼっくり、木のたまご

教材を彦坂校長先生から児童への写真

教材を彦坂校長先生から児童へ

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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「令和元年度 森林・林業学習会IN多良木町」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター
熊本水源林整備事務所

熊本水源林整備事務所は、令和2年2月13日(木)に熊本県球磨郡多良木町において、森林・林業学習会を開催しました(共催:多良木町、多良木町森林組合)。

開催地である多良木町は、木材の集積・加工地として昔から林業が盛んな地域です。森林の機能や人々の生活とのかかわりを学び、森からの恵みである木材に接することで「身近にある森林・林業と木材への理解を深め、体験し、親しんでもらう」という目的の下、多良木町内の黒肥地(くろひじ)小学校5,6年生児童48名が、①森林教室(森林・林業、木材に関する講義)、②製材所見学、③木工教室(木製プランター製作)に参加しました。

森林教室では、森林総合研究所九州支所の職員が森林のこと、そしてその森林が私たちの暮らしにとっていかに重要かを分かりやすく説明を行いました。子供たちは熱心に聞き入っているようでした。

森林教室終了後は多良木町森林組合国産材加工センターに移動し、丸太が四角に加工されていく様子や身近にある板や柱がどのようにして出来るのか見学し、森林教室で聞いた森林と暮らしとのかかわりを実感していたようでした。製材工程の見学に併せて加工センターの職員から木材についての話もあり、木材の価格や製材で発生した大量の端材の利用について、おが屑やバークは牛の寝床として、また、チップは製紙用として余すことなく使われていることを、サンプルを示しながら説明いただきました。

製材所見学の後、黒肥地小学校に戻り、人吉・球磨地域のスギ材を材料に金槌と釘を使って木製プランターを組立てていきました。子供たちもうまく作ることができたと喜んでいました。

参加した子供たちにとって、当学習会は強く印象に残ったようで、「森の働きと大切さがわかった」といった感想を最後に話してくれました。当学習会が地域の方々に喜ばれる大変有意義なものであることを改めて実感し、今後も森や木に触れる機会を設け、森林・林業、木材への関心と大切さを学べる活動を行っていきたいと考えています。

熱心に講義を聴く子供たちの写真1
熱心に講義を聴く子供たちの写真2

熱心に講義を聴く子供たち

先生に質問する子の写真

先生に質問する子も

加工場を見学の写真1
加工場を見学の写真2
加工場を見学の写真3

加工場を見学

プランター製作の写真1
プランター製作の写真2

プランター製作

完成の写真

完成

日刊人吉新聞 令和2年2月17日(月)に掲載されました。

日刊人吉新聞 令和2年2月17日の写真
  • ※このホームページに掲載しております写真については、黒肥地小学校より使用許可をいただいております。
  • ※このホームページに掲載している新聞記事(写真含む)については、株式会社人吉新聞社の使用許諾をいただいております。

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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「令和元年度森林教室」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター
中国四国整備局・徳島水源林整備事務所

中国四国整備局及び徳島水源林整備事務所は、令和元年11月22日(金)に水源林の重要性や森林の果たす役割を理解してもらうため、森林総合研究所四国支所の協力の下、徳島県板野郡上板町で森林教室を開催しました。

地元の地域の未来を託す上板町立松島小学校の6年生28名を対象に、現地でヒノキの間伐体験を実施する予定でしたが、当日は残念ながら降雨にみまわれたためプログラムを変更し松島小学校の教室で森林教室を実施することになりました。センター職員の挨拶のあと、森林総合研究所四国支所職員とともに、森林のはたらきや森林に住む生き物について説明を行いました。

森林のはたらきや生き物についてのクイズも交えながら進行し、生徒同士で話し合ったり、こちらからの質問にも答えながら終始和やかな雰囲気で学んでもらいました。

今後もこのようなイベントを通じて地域の皆様に水源林造成事業への理解を深めていただくための取組を行ってまいります。

森林教室の様子の写真1
森林教室の様子の写真2

森林教室の様子

全体の集合写真

全体集合写真

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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『和歌山県水源林造成事業12,000ヘクタール達成記念植樹祭
~令和元年度「みんなで創る令和の水源林」~』を開催しました

国立研究開発法人森林研究・整備機構
森林整備センター
和歌山水源林整備事務所

和歌山水源林整備事務所は、令和元年11月7日(木)和歌山県田辺市中辺路(なかへち)町高原字正木にある水源林造成事業地において、田辺市長、田辺市議会議員、上富田町長、和歌山県森林・林業局長、和歌山森林管理署長、近畿北陸整備局長の他、地元の中辺路小学校の全校児童を含め総勢約170名による『和歌山県水源林造成事業12,000ヘクタール達成記念植樹祭~令和元年度「みんなで創る令和の水源林」~』を開催しました。

今般の植樹祭は、平成30年度末で県内12,000ヘクタールの水源林造成を達成したことを記念するとともに、明日を担う子供たちに森林の大切さを理解してもらうために開催しました。

当日は好天に恵まれ、植樹祭に先だって開催した森林教室では、水源林として森林が持つ機能や役割や重要性、森林の大切さについて理解してもらうために、土壌保水実験や紙芝居を用いて説明を行いました。

植樹祭では、地元住民であっても普段あまり目にすることがない奥地水源地域の雄大な眺めの中、イロハモミジ、ヤマザクラ、ナギ、ムクロジの記念植樹の後、中辺路小学校の児童を始め出席者全員で「丈夫に育って」と願いを込めて、ヒノキ・スギのエリートツリーの苗木を植えていただきました。

植栽の体験をしたことのない子供たちも、はじめはおぼつかない手つきでしたが、先生やスタッフに手伝ってもらいながら、元気いっぱいの笑顔でスギ・ヒノキの苗木を植えていました。

自分たちの植えた苗木が大きくなって、将来立派な森林になることがとても楽しみな様子でした。

森林教室

土壌保水実験の写真

土壌保水実験

森林のはたらきを説明の写真

森林のはたらきを説明

プロセッサ(高性能林業機械)の実演を見学の写真

プロセッサ(高性能林業機械)の実演を見学

植樹の様子

苗木の植え付けの写真

苗木の植え付け

植樹風景をドローンにて空撮した写真

植樹風景をドローンにて空撮

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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「第10回 お山のお仕事体験」を開催しました

国立研究開発法人森林研究・整備機構
森林整備センター
九州整備局・佐賀水源林整備事務所・大分水源林整備事務所

九州整備局では、将来を担う子供たちに山の大切さ・森林の重要性を理解してもらうことを目的に、今年で第10回目となる 「お山のお仕事体験」のイベントを開催しました。

【開催概要】
開催日 令和元年11月23日(土)
場所 大分県玖珠郡玖珠町
プログラム 午前:植付
午後:きのこ採取
主催 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林整備センター
 九州整備局・佐賀水源林整備事務所・大分水源林整備事務所
共催 NPO法人 森林をつくろう
後援 玖珠町
玖珠郡森林組合

今年は、大分県玖珠郡玖珠町にて開催し、福岡市中央区南当仁小学校ママ&おやじの会の小学生と保護者等を合わせ、約60名のイベントとなりました。

雲一つない青空の下、現地において、午前中は植付を、午後はきのこの採取を体験しました。

地域の多くの皆様のご参加と関係各位のご協力に感謝いたします。

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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集合写真1

集合写真①

集合写真2

集合写真②

植付説明の写真

植付説明

植付の写真1

植付①

植付の写真2

植付②

植付の写真3

植付③

きのこ採取の写真1

きのこ採取①

きのこ採取の写真2

きのこ採取②

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「海岸防災林(植樹祭地)の草刈り・追肥」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 東北北海道整備局

令和元年10月20日(日)、東北北海道整備局は、平成27年に植樹祭を行った宮城県岩沼市の海岸防災林において、草刈り・追肥を行いました。

この海岸防災林は東日本大震災の津波により甚大な被害を受け、本来の働きを再生するために平成27年に植樹を行ったもので、その後も成長をフォローするために、定期的に草刈り・追肥を行っているものです。

今回は、仙台市にある将監しょうげん小学校の児童と保護者の皆様など21名に参加していただきました。

草刈りの様子の写真

草刈りの様子

追肥の様子の写真

追肥の様子

当日は秋晴れに恵まれ、児童達は、鎌を使って草刈りを行いました。中には根っこが頑丈でなかなか抜けない草も有りましたが、何人かで協力し合いながら頑張って刈ることが出来ました。

その後、木の成長を促進するために追肥を行いました。児童達からは、わずか4年間でこんなに大きくなったのかと感嘆の声がありました。

また、平成27年に植樹を行った将監小学校の卒業生2名(中学3年生)も参加していただき、参加した中学生が「木が成長していて景色も変わり、違う場所に来たような気がする。みんなの場所(海岸)だけど、ここ(植樹したところ)は自分の場所だからまた来たい。」と言っていたことに感動しました。

東北北海道整備局は、今後もこのような活動を通じて、森林作りの大切さを理解いただく機会を作っていくとともに、人と場所、気持ちや想いをつないでいく活動にしていきたいと思います。

ドローン撮影の写真

ドローン撮影

ドローン記念撮影の写真

ドローン記念撮影

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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「森林総合研究所東北支所一般公開」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター
盛岡水源林整備事務所・東北北海道整備局

日時 令和元年10月5日(土)
場所 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 東北支所(岩手県盛岡市)
主催 国立研究開発法人森林研究・整備機構
 森林総合研究所 東北支所
 森林総合研究所 林木育種センター東北育種場
 森林整備センター 東北北海道整備局盛岡水源林整備事務所

盛岡水源林整備事務所及び東北北海道整備局は、令和元年10月5日(土)に、岩手県盛岡市において、森林総合研究所東北支所及び森林総合研究所林木育種センター東北育種場との共同主催により「森林総合研究所東北支所一般公開」を開催しました。

当日は、やや冷え込んだものの秋晴れのおだやかな日となり、当センターブースには50名の皆様にご来場いただき、盛況なイベントとなりました。

一般公開では「森を知る」をテーマに、野外自然観察会や、ドローンによるフライトシミュレーションなどの体験イベントのほか、展示コーナー・相談コーナー・クイズラリーなど様々な企画があった中で、当センターは、水源林造成業務を紹介したパネルを展示し業務をPRするとともに、「自然木を利用した鉛筆やボールペンづくり」や「木へんの樹木漢字当てクイズ」のブースを設置しました。

鉛筆やボールペンづくりでは、慣れない手つきながら鉛筆やボールペンを完成させて喜ぶ子供達など家族連れで大変賑わいました。

また、漢字当てクイズでも、子供達だけでなく樹木に詳しい幅広い年代の方が挑戦され、難問を次々に正解すると周りから歓声が起こるなど大いに盛り上がりました。

盛岡水源林整備事務所及び東北北海道整備局は、今後もこのような活動を通じて、森林の大切さを理解していただくとともに、木に親しんでいただく機会を作っていきたいと思います。

鉛筆やボールペンづくりの写真

鉛筆やボールペンづくり

木へんの漢字当てクイズの写真

木へんの漢字当てクイズ

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「令和元年度森林教室」を開催しました(中部整備局)

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター中部整備局

令和元年9月12日(木)愛知県北設楽郡設楽町内の分収造林契約地において、設楽町などの奥三河を源流とする「豊川用水」の下流域にある田原市内の小学校児童(赤羽根小学校5年生29名)を対象に森林の役割を知ってもらうための「森林教室」を開催しました。

「森林教室」開催においては、設楽町役場津具総合支所管理課、愛知県新城設楽農林水産事務所、設楽森林組合並びにNPO法人森林調査杣の会に協力していただきました。

中部整備局からは「森」の紙芝居により「森林の大切さ」を児童に伝え、愛知県新城設楽農林水産事務所からは「森林の果たす役割」について講演していただきました。

その後、設楽森林組合の作業班による間伐の実演を見学し、注意事項を聞いた後、児童も鋸を使い間伐体験を行いました。木の倒れる迫力と達成感で大いに盛り上がりました。

その後は近隣で間伐を行った造林地の見学、林業現場で活躍の期待されているドローン飛行の見学をしました。間伐地の見学では、隣の造林地と比べてよく太陽が当たるのを見て、手をかけて育てる大切さを感じていました。ドローンにも興味津々といった様子で、児童もまだ興奮冷めやらぬなか、森林教室は終了しました。

森林整備センターは今後も継続して地域の関係機関と連携するととともに、水源林造成業務について、広く多くの方々に理解していただけるように取り組みながら「森林教室」を開催して参ります。

「森」の紙芝居の写真

「森」の紙芝居

鋸による間伐体験の写真

鋸による間伐体験

間伐木を輪切りにした写真

間伐木を輪切りにしてもらいました。

令和元年9月15日(日)中日新聞に掲載されました写真

令和元年9月15日(日)中日新聞に掲載されました。

(株式会社中日新聞社よりセンターホームページへの掲載許諾済)

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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「森と水の学習会2019」を共催(官民共同の森林環境教育)

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 広島水源林整備事務所

広島水源林整備事務所は、7月25日(木)に庄原市内のアサヒグループ社有林「アサヒの森」内で、アサヒグループホールディングス株式会社・林野庁広島北部森林管理署と共同で「森と水の学習会2019」を開催しました。

この学習会は、共催する3者が締結した「甲野村山こうのむらやま地域美しい森林づくり推進協定書」に基づき、次世代を担う子供たちを対象に、森林が果たす役割や環境保全の大切さについて理解を深めてもらうことを目的に、毎年開催されており、今回で18回目になります。

森林教室では、森林総合研究所九州支所職員が、森林・林業、木材に関する講義を行いました。森林のこと、そしてその森林が私たちの暮らしと、いかにか関わっているかを分かりやすく話しました。子供たちはメモを取るなど熱心に聞き入っているようで、講義の後は数多くの質問がありました。

「甲野村山地域美しい森林づくり推進協定書」とは

 アサヒグループ社有林「アサヒの森」の一部である甲野村山・法仏山ほうぶつさんと隣接する国有林及び森林整備センター造林地を合わせた908haの森林を対象に、森林保全活動や間伐材等の安定的な供給などに共同で取り組むとともに、豊かな自然を活用して環境教育を実施することを定めています。

 平成20年12月に、アサヒグループホールディングス株式会社と林野庁広島北部森林管理署は、官民共同の森林環境教育を連携して行うため「美しい森林づくり」に関する覚書を締結。この覚書に基づいて「甲野村山地域美しい森林づくり推進協定書」を「アサヒの森」環境保全事務所と林野庁広島北部森林管理署が締結。

 平成27年3月には広島水源林整備事務所が加わり、3者による協定になりました。

森の中で自然観察の写真

森の中で自然観察

当事務所は、森林の果たす役割や重要性、森林整備センターが実施している仕事の目的や内容について、イラストを交えた小学生にもわかりやすい教材を使って説明しました。
(参加人数:スタッフ含め約30名)

参加した地元の庄原市立比和小学校5・6年生の子供たちは、当センターの説明を興味深そうに聞いていたようでした。この学習会によって、子供たちの森林への関心がますます高くなっていくことが期待されます。

広島水源林整備事務所では、今後もこのようなイベントを通じて、地域住民に水源林造成事業への関心と理解を深めていただけるよう努めて参ります。

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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巻枯らし体験の写真

巻枯らし体験

木工教室の写真

木工教室

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「令和元年度 第7回森林教室」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 近畿北陸整備局

近畿北陸整備局(京都府京都市)は丹波ひかり小学校の4年生を対象に、森林の果たす役割や大切さ、地元の林業について一緒に様々な角度で学習を行っていくことを目的として、令和元年6月21日(金)に、京都府船井郡京丹波町の水源林造成事業地で「令和元年度 第7回森林教室」を開催しました。

森林総合研究所関西支所及び京丹波森林組合からご協力をいただき、小学生39名を含む総勢62人が参加し、森のはたらきについて楽しく勉強しました。

森林教室の内容は以下のとおりです。

紙芝居の写真

①紙芝居 :

山のはたらき・森林整備の重要性・水源かんよう機能について優しいお兄さん・お姉さんが楽しく説明し、一緒に考え学習しました。
(森林整備センター近畿北陸整備局)

山の仕事の写真

②山の仕事 :

植栽から伐採までの山の仕事について、チェーンソーの実演を交えながら迫力満点の説明をいただき、地元の林業について学習しました。
(京丹波森林組合)

山の仕事体験の写真

③山の仕事体験 :

丹波ひかり小学校の4年生39名全員で汗だくになりながら、枝打ち作業を体験しました。
(森林整備センター近畿北陸整備局・京丹波森林組合)

森の地図作成の写真

④森の地図作成 :

ドローンの画像を見ながら、樹木の生育状況に合わせて、友達と相談しながら地図に色塗りをし、森の地図を作成しました。
(森林総合研究所関西支所)

「令和元年度 第7回森林教室」集合写真

集合写真

令和元年6月22日(土) 京都新聞 丹波地方版に掲載されました。

京都新聞で掲載された記事の写真

※このホームページに掲載しております写真については、丹波ひかり小学校より使用許可をいただいております。
※このホームページに掲載している新聞記事(写真含む)については、株式会社京都新聞社の使用許諾をいただいております。

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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「国立研究開発法人 森林研究・整備機構 令和元年度北海道地域一般公開」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 札幌水源林整備事務所

日時 令和元年6月22日(土)
場所 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 北海道支所(北海道札幌市)
開催者 森林総合研究所 北海道支所
森林総合研究所 林木育種センター 北海道育種場
森林整備センター 札幌水源林整備事務所

令和元年6月22日(土)に森林総合研究所北海道支所において、「国立研究開発法人 森林研究・整備機構 令和元年度北海道地域一般公開」を開催しました。

本イベントは、北海道に所在する森林研究・整備機構の地方機関が共同で、機構の取組を紹介しPRすることを目的としております。札幌水源林整備事務所は平成24年度からの参加で、今回が8回目となります。

当日はあいにくの大雨によりいくつかの講座が中止となりましたが、51名の方々にお越しいただきました。

北海道支所及び北海道育種場のブースでは、森林講座、挿し木体験、丸太切り体験等の企画が行われました。

当事務所のブースでは、水源林造成事業を紹介したパネルを展示し、事業をPR するとともに、木のボールペン作り体験コーナーを設けました。

幅広い世代の来場者に対して、木の温もりに触れながら、ボールペン作りを楽しんでいただけるように努め、木材利用の普及啓発を行いました。

札幌水源林整備事務所は、今後もイベント等の機会を利用して、より多くの方々に、水源林造成事業の重要性や、森林整備の必要性に対する理解を深めていただけるように努めて参ります。

木のボールペン作りの様子の写真

木のボールペン作りの様子

丸太切り体験の様子の写真

丸太切り体験の様子

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「平成30年度 森林・林業学習会IN多良木(たらぎ)町」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 熊本水源林整備事務所

熊本水源林整備事務所は、平成31年1月29日(火)に熊本県球磨(くま)郡多良木町において、森林・林業学習会を開催しました(共催:多良木町、多良木町森林組合)。

開催地である多良木町は、木材の集積・加工地として昔から林業が盛んな地域です。森林の機能や人々の生活との関わりを学び、森からの恵みである木材に接することで「身近にある森林・林業と木材への理解を深め、体験し、親しんでもらう」という企画の下、多良木町内の黒肥地(くろひじ)小学校6年生児童17名が、①森林教室(森林・林業、木材に関する講義)、②製材所見学、③木工教室(木製プランター作成)に参加しました。

森林教室では、森林総合研究所九州支所職員が、森林・林業、木材に関する講義を行いました。森林のこと、そしてその森林が私たちの暮らしと、いかにか関わっているかを分かりやすく話しました。子供たちはメモを取るなど熱心に聞き入っているようで、講義の後は数多くの質問がありました。

森林教室の終了後は多良木町森林組合国産材加工センターに移動。丸い木が四角に加工されていく様子を見学し、身近にある板や柱がどのようにして出来るのか、森林教室で聞いた森林と暮らしとの関わりを実感していたようでした。製材工程の見学に併せて加工センターの職員から木材利用についての話もあり、製材で発生した大量の端材について、おが屑やバークは牛の寝床として、また、チップは製紙用として余すことなく使われていることを、サンプルを示しながら説明いただきました。

製材所見学の後、黒肥地小学校に戻り、人吉・球磨地域のスギ材を材料に金槌と釘を使って木製プランターを組立てていきました。この木製プランターは卒業記念品として自宅へ持って帰る事になっていて、子供たちもうまく作ることができたと喜んでいました。

参加した子供たちにとって、強く印象に残ったようで、「森の働きと大切さがわかった」といった感想を最後に話してくれました。地域の皆さまに喜んでいただき、私たちにとっても大変有意義なものになりました。

熊本水源林整備事務所は今後とも、このような森や木に触れる機会を設け、森林と林業、木材への関心と大切さを学べる活動を行っていきたいと考えています。

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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熱心に講義を聴く子供たちの写真1
熱心に講義を聴く子供たちの写真2

熱心に講義を聴く子供たち

先生へ質問する様子の写真

先生へ質問する様子

加工センター見学中の写真1
加工センター見学中の写真2

加工センター見学中

木製プランターを作っている写真1
木製プランターを作っている写真2

木製プランターを作っています。

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「第13回豊かな森・川・海づくり植樹祭」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター広島水源林整備事務所

平成30年11月10日(土)、広島水源林整備事務所は、神石郡(じんせきぐん)神石(じんせき)高原町(こうげんちょう)(かみ)地区において、「第13回豊かな森・川・海づくり植樹祭(共催:広島県内水面漁業協同組合連合会、広島県森林組合連合会、広島県樹苗農業協同組合、神石郡森林組合、広島県水源林造林協議会)」を開催しました。

今回で第13回を迎えましたが、当事務所は第7回(平成24年)からこの植樹祭に参加しています。

当日は、天候にも恵まれ、地元の神石高原町三和(さんわ)小学校(5年生)、海洋エコクラブの子供たち、漁協関係者、広島県内の農林水産関係者、地元神石高原町の皆さま、総勢204名の参加をいただきました。

開会後、カイノキ、ヤマボウシ等、記念植樹(10本)を代表者により行い、続いてヒノキ600本を参加者全員で植樹しました。

参加者の中には、毎年植樹祭に参加していて、慣れた手つきで植樹作業を行う方もおられ、イベントとして定着、認知されているところです。

午後からは会場を屋内ゲートボール場に移し、「森と川の教室」を開催し、木育を目的とした間伐材を利用したマグネットバー作り、木のビンゴ大会や、小学生からの森・川・海に関する質問を受け、広島県内水面漁連会長、神石郡森林組合長、広島水源林整備事務所長が回答をおこないました。

質問内容は、「森が弱っていると川にどのような事がおこりますか?」「最近、カキが成長しないと聞きますが、なぜですか?」と鋭い質問もあり、森をはじめ私達を取り巻く環境について、子供たちの関心の深さを感じました。

三和小学校の先生方のご協力もあり、盛況のうちに「森と川の教室」を終了することができ、最後に生徒たちから歌のお礼をいただきました。

広島水源林整備事務所は、関係機関と連携し、地域住民の皆さまに森林への理解を深めて頂けるよう今後も活動を続けていきたいと思います。

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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第13回 豊かな森・川・海づくり植樹祭

第13回 豊かな森・川・海づくり植樹祭の写真1
第13回 豊かな森・川・海づくり植樹祭の写真2
植樹風景の写真

植樹風景

第13回 豊かな森・川・海づくり植樹祭集合写真

集合写真

森と川の教室の写真

森と川の教室

歌のお礼の写真

歌のお礼をいただきました

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「平成30年度 第9回 お山のお仕事体験」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センタ-
九州整備局・佐賀水源林整備事務所・大分水源林整備事務所

九州整備局では、将来を担う子供たちに森林のはたらきと山の仕事の大切さを理解してもらうことを目的として「お山のお仕事体験」 のイベントを毎年1回開催しており、今年で9年目をむかえることができました。

今年度は、福岡県築上ちくじょう築上ちくじょう町にて開催し、福岡市中央区南当仁みなみとうじん学校ママ&おやじの会の小学生と保護者等を合わせて約40名でのイベントとなりました。心配された前日からの雨も上がり、午前中は現地で間伐を勉強し、午後は芝生での木工教室で木とふれあいました。

地域の多くの皆さまのご参加と関係各位のご協力に感謝いたします。

【開催概要】
開催日 平成30年11月17日(土)
場所 福岡県築上郡築上町
プログラム 午前 間伐現地見学  午後 木工教室
共催 国立研究開発法人 森林研究・整備機構
 森林総合研究所  九州支所
 森林総合研究所  林木育種センター 九州育種場
 森林整備センター 九州整備局、佐賀水源林整備事務所、大分水源林整備事務所
協賛 豊築ほうちく林組合
スギ・ヒノキの葉を説明の写真

スギ・ヒノキの葉を説明

間伐見学の写真

間伐見学

木工教室の写真1

木工教室

木工教室の写真2

木工教室②

「平成30年度 第9回 お山のお仕事体験」集合写真

集合写真

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植樹祭「未来へつなごう 豊かなみどり」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センタ- 東北北海道整備局

平成30年11月7日(水)、東北北海道整備局(宮城県仙台市)は、栗原市の水源林造成事業地内において、植樹祭「未来へつなごう 豊かなみどり」を開催し、栗原市にある花山小学校の児童23名にも参加していただきました。当日は晴天に恵まれ絶好の植樹祭日和となりました。

記念植樹の写真1

【記念植樹】

植樹の様子の写真

【植樹の様子】

まず、栗原市の木であるヤマボウシの記念植樹を行い、そのあと、スギのコンテナ苗木400本の一般植樹を行いました。植樹の時間は30分だったのですが、児童たちと関係者の皆様の頑張りで時間内に植え付けを完了することができました。

児童たちからは「普段とは違う体験が出来て非常に楽しい。また来年も是非やってみたい」といった声が聞かれました。

次に、高性能林業機械(ハーベスタ)を使った作業現場を見学しました。初めて見る機械が、立木をスピーディーに伐倒・枝払い・玉切り・集積する光景を、児童たちは興味深く見ていました。

東北北海道整備局は、今後もこのような活動を通じて、児童たちに森林の大切さを理解していただく機会を作っていきたいと思います。

記念植樹の写真2

【記念撮影】

高性能林業機械見学の写真

【高性能林業機械見学】

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
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「豊かな『森・川・人』を育む植樹祭 in 鬼北」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センタ- 中国四国整備局

中国四国整備局(岡山県岡山市)は平成30年10月16日(火)に、「豊かな『森・川・人』を育む植樹祭 in ほく主催:中国四国整備局、共催:南予森林組合、協賛:愛媛県水源林造林協議会)」を開催しました。

中国四国整備局では、水源林の重要性について、一般の方々に理解を深めていただくため、管内各地で毎年植樹祭を実施しています。今年は「自然豊かな 心豊かな 暮らし豊かなまち」を将来像として、癒やしの町づくりを進めている愛媛県きたぐん ほくちょうにおいて開催しました。植樹祭には、町の将来像の一つである自然豊かな町づくりに向け地域の未来を託す、鬼北町立日吉小学校の3年生から6年生までの児童たち21名はじめ、来賓及び地元関係者を含む総勢約80名に参加していただきました。

森林教室の様子の写真

<森林教室の様子>

森林教室では、森林が「水をためて私たちを守る『緑のダム』」、「おいしい空気をつくる『自然の工場』」であること、これらの森林の持つ公益的機能を早期に回復させるために、センターが森林を整備していることを、イラストを使って職員が丁寧に説明しました。熱心に聞き入っている児童たちからは、森林が果たしている役割の重要性を改めて理解できたなどの意見が多数出されました。

式典では主催者挨拶の後、来賓を代表し愛媛県南予なんよ地方局長及び鬼北町長からご挨拶を頂きました。その後全員で植樹会場に移動し、南予森林組合職員及び森林整備センター職員による指導のもと、山桜等の記念植樹及びヒノキのコンテナ苗の植樹を行いました。

植樹作業の様子の写真1
植樹作業の様子の写真2

<植樹作業の様子>

記念撮影の写真

<記念撮影>

児童たちの感想の写真

<児童たちの感想>

植樹祭の準備から開催に至るまで、ご尽力いただいた関係機関の方々のご理解・ご協力に深く感謝するとともに、中国四国整備局として、これからも植樹祭をはじめとしたイベントを通じて地域の皆様に森林への理解・関心を深めていただけるよう取り組んでまいります。

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
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海岸防災林(植樹祭地)の草取り・追肥を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センタ- 東北北海道整備局

草取りの様子の写真

【草取りの様子】

追肥の様子の写真

【追肥の様子】

記念撮影の写真

【記念撮影】

平成30年10月21日(日)、東北北海道整備局(宮城県仙台市)は、平成27年に植樹祭を行った宮城県岩沼市の海岸防災林において、草取り・追肥を行いました。

この海岸防災林は東日本大震災の津波により甚大な被害を受け、本来の働きを再生するために平成27年に植樹を行ったもので、その後も成長をフォローするために、定期的に草取り・追肥を行っているものです。

 今回は、仙台市にある将監しょうげん小学校の児童と保護者の皆様など23名に参加していただきました。

当日は晴天に恵まれ、暑い中ではありましたが、児童たちは、鎌を使って草取りを行いました。中には根っこが頑丈でなかなか抜けない草も有りましたが、何人かで協力し合いながら頑張って取ることが出来ました。

その後、木の成長を促進するために追肥を行いました。児童たちからは、わずか3年間でこんなに大きくなったのかと感嘆の声がありました。

東北北海道整備局は、今後もこのような活動を通じて、森林作りの大切さを理解いただく機会を作っていきたいと思います。

          

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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「平成30年度森林教室」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センタ- 中部整備局

中部整備局(愛知県名古屋市)は、平成30年9月13日(木)に、愛知県北設楽したら郡設楽町内の水源林造成事業地において、設楽町などの奥三河を源流とする「豊川用水」の下流域にある田原たはら内の小学校児童(赤羽根あかばね学校5年生25名)を対象に森林の役割を知ってもらうための「平成30年度森林教室」を開催しました。

「森林教室」の開催にあたっては、愛知県新城設楽農林水産事務所、愛知森林管理事務所、設楽町役場津具つぐ合支所管理課、設楽森林組合並びにNPO法人「森林調査そま会」に協力していただきました。

中部整備局は「森」の紙芝居により「森林の大切さ」を児童たちに伝え、愛知県新城設楽農林水産事務所からは「森林の果たす役割」、愛知森林管理事務所からは「森林の仕事」について講演していただきました。

その後、設楽森林組合の作業班による間伐の実演を見学し、注意事項を聞いた後、間伐体験を行いました。児童はのこぎりを使い、間伐木に少しずつ切れ目を入れ、森林組合の作業班のかけ声でロープを引っ張り、間伐木を倒しました。

音を立てて倒れる間伐木を目の当たりにした児童からは歓声が沸き上がり、自分たちの力で木を倒した達成感に目を輝かせているよう見受けられました。最後に児童の代表から感想発表があり、森林教室を終了しました。

当整備局は、継続して地域の関係機関と連携し、森林の大切さや水源林造成事業について広く多く地域の皆様に理解していただけるよう、今後も「森林教室」を開催してまいります。

「森」の紙芝居の写真

「森」の紙芝居

鋸による間伐体験の写真

鋸による間伐体験

間伐木を輪切りにした写真

間伐木を輪切りにしてもらいました

※このホームページに掲載しております写真については、赤羽根小学校より使用許可をいただいております。

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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「第16回森と水の学習会」を共催しました (官民共同の森林環境教育)

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センタ- 広島水源林整備事務所

広島水源林整備事務所(広島県広島市)は、平成30年7月25日(水)に広島県庄原市において、アサヒグループホールディングス株式会社と林野庁広島北部森林管理署とともに「第16回森と水の学習会」を共催しました。

この学習会は、共催する3者が締結した「甲野村山(こうのむらやま)地域美しい森林づくり推進協定書」(※)に基づき、次世代を担う子供たちに向け、森林のさまざまな役割や環境保全の大切さについて理解を深めてもらうことを目的に、毎年開催しています。

(※)「甲野村山地域美しい森林づくり推進協定書」

アサヒグループの社有林「アサヒの森」の一部である甲野村山・法仏山(ほうぶつやま)と隣接する広島北部森林管理署内の国有林、及び森林整備センター水源林造成事業地を合わせた908haの森林を対象に、森林保全活動や間伐材等の安定的な供給促進などに共同で取り組むとともに、対象となる森林の豊かな自然を活用して環境教育を実施することを定めています。

2008年12月に、アサヒグループホールディングス株式会社と林野庁広島北部森林管理署は、官民共同の森林環境教育を連携して行うため「美しい森林づくり」に関する覚書を締結。この覚書に基づき「甲野村山地域美しい森林づくり推進協定書」を「アサヒの森」環境保全事務所と林野庁広島北部森林管理署が締結。

2015年3月に、森林整備センター広島水源林整備事務所が加わり3者による協定になりました。

受講風景の写真1

受講風景①

受講風景の写真2

受講風景②

水のろ過実験の写真

水のろ過実験

パンフレットよる説明の写真

パンフレットよる説明

木へんの漢字の読み方クイズの写真

木へんの漢字の読み方クイズ

今年は、アサヒの森・甲野村山(庄原市比和町)において行われ、地元の庄原市立比和小学校の小学5年生と6年生に参加いただき、紙芝居、森林クイズ、水のお話、浄化実験、林業体験、木工教室を行いました (参加人数:スタッフを含め約30名) 。

当事務所では、森林の重要性、森の働き及び森林整備センタ-の実施している仕事の目的や内容について、パンフレットを使って説明した後、「木へんの漢字の読み方クイズ」を実施しました。

参加した小学生たちは、森林に対する興味も深く、当センタ-職員の説明も熱心に聞いていただけたようでした。今回の学習会を通して、小学生たちの森林への関心がより高くなることを期待します。

広島水源林整備事務所は、今後もこのようなイベントを開催することにより、地域の住民の方々をはじめ、より多くの皆様に水源林造成事業への理解を深めていただくよう努力してまいります。

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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森林もりとのふれあい2018(関西育種場一般公開)」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 中国四国整備局

日時 平成30年8月5日(日)
場所 国立研究開発法人 森林研究・整備機構
 森林総合研究所 林木育種センター関西育種場(岡山県勝田郡勝央町)
主催 国立研究開発法人 森林研究・整備機構
 森林総合研究所  林木育種センター関西育種場
 森林総合研究所  関西支所
 森林整備センター 中国四国整備局
協力 国立研究開発法人 森林研究・整備機構
 森林総合研究所  四国支所

管内水源林のパネル展示の写真

管内水源林のパネル展示

丸太切り体験コーナーの写真

丸太切り体験コーナー

中国四国整備局(岡山県岡山市)は、平成30年8月5日(日)に、岡山県勝田郡勝央町において、森林総合研究所林木育種センター関西育種場及び森林総合研究所関西支所との共同主催により「森林もりとのふれあい2018を開催しました。

この催しは、子どもたちに樹木や自然環境への理解を深めてもらうことなどを目的に、毎年この時期に開催しており、当整備局も森林の重要性の説明や水源林造成事業のPRを行っています。

今回、当整備局は「管内水源林のパネル展示」「まつぼっくり・どんぐり工作」「木へんのつく漢字クイズ」「丸太切り体験&コースター作り」を担当しました。

当日は、ギラギラと照りつける日差しと、立っているだけで汗が噴き出るような熱気の中でも、家族連れなど約260名の方に来場していただきました。丸太切り体験コーナーでは、慣れないのこぎりに苦戦しながらも、当整備局職員のアドバイスを聞きながら真剣に取り組む子どもたちの様子がうかがえました。丸太切りを体験した子どもたちは、「家でなかなかできないことに挑戦できてよかった」と喜んでいました。

中国四国整備局は、当機構の研究開発部門と連携し、今後もこのようなイベントを通して、地域の皆様方をはじめ、より多くの皆様に水源林造成事業への理解を深めていただくよう、努力して参りたいと思います。

木へんのつく漢字クイズのコーナーの写真

木へんのつく漢字クイズのコーナー

コースター作りのコーナーの写真

コースター作りのコーナー

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「森林教室」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 静岡水源林整備事務所

静岡水源林整備事務所は、夏休み期間中の7月30日(月)に、静岡市内の児童クラブの子供たちを対象に、「遊びながら森林を学び木にふれあう」ことを目的とした森林教室を開催しました。

はじめに、センター職員が『木のおはなし』と題し、「森は生活に欠かせない水を育んでくれること」、「森のつくりかた」について、パワーポイントを使い絵や写真を見せながら『おはなし』をしました。子供たちは絵や写真に見入り、話に引き込まれていました。

『おはなし』のあと、子供たちから「この木はなんの木?」、「この木は何歳?」など多くの質問があり、自然の魅力や森林を守り育てていくことの大切さを身近に感じたようでした。

『木のおはなし』の様子の写真1
の様子の写真2

『木のおはなし』(「森は生活に欠かせない水を育んでくれること」、「森のつくりかた」)の様子

次に「木にふれあう」ことを目的として、「木」や「松ぼっくり」の人形づくり工作を行いました。子供たちは、夢中になって人形づくりをし、楽しそうに友達と見せ合い森林の恵みを体感していました。また、職員の作成した木や枝の輪投げによる、木を使った遊びの体験では、「木にふれあう」子供たちの満面の笑顔がとても印象的でした。

工作の様子の写真

工作の様子

輪投げの様子の写真

輪投げの様子

最後に、記念撮影を行い、子供たちの笑顔の中「森林教室」を終了しました。森林教室を終えた子供たちからは、「森林の大切さを知ることができた。」「色々な木の名前を知ることができた。」「森林が成長するには長い時間がかかることがわかった。」などの感想が聞かれ、子供たちにとっても森林整備センター職員にとっても有意義な時間となりました。

「森林教室」記念写真

記念写真

当事務所は、今後もこのような森林教室の開催やイベント等に参加することを通して、地域の皆様に水源林造成事業への関心と理解を一層深めていただけるよう取り組んでまいります。

週刊庵原(いはら)新聞平成30年8月11日(土曜日)に掲載されました。

庵原新聞キャプチャ画像

(庵原新聞社よりホームページ掲載許諾済)

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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平成30年度 第6回 森林教室を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 近畿北陸整備局

平成30年度 第6回 森林教室の写真1

平成30年度 第6回 森林教室の写真2

平成30年度 第6回 森林教室の写真3

丹波ひかり小学校の4年生を対象に、森林の果たす役割や大切さ、地元の林業について、様々な角度で一緒に学習を行っていくことを目的として、6月29日(金)、京都府船井郡京丹波町で第6回森林教室を開催しました。

当日はあいにくの天候となり、屋内(丹波ひかり小学校)での開催となりましたが、京丹波森林組合からご協力をいただき、総勢54人が参加し、元気に勉強しました。

森林整備センターは、紙芝居と実験(山の土と運動場の土でかん養機能の簡単な比較)を通じて山のはたらきについて説明を行った後、子どもたちと一緒に森林整備の重要性について考えました。

森林総合研究所関西支所からは、奥田森林生態研究グループ長を中心にトゥルーパルス等の測量機器による樹木の測量方法について講義を行い、野外ではドローンの実演をしました。

京丹波森林組合森林整備課の西田課長補佐からは、チェンソーを使っての丸太切りをしていただき、小学生は、鋸で丸太を切り、木の年輪を数える体験をしました。

今回の森林教室では、水源かん養機能について、参加した子どもたちと話し合ったことから、「すいげんかんようきのう」が合言葉となり、みんなで何度も復唱していました。

「平成30年度 第6回 森林教室」集合写真

京都新聞 平成30年6月30日(土)丹波地方版 朝刊に掲載されました。

京都新聞キャプチャ画像

※このホームページに掲載しております写真については、丹波ひかり小学校より使用許可をいただいております。
※このホームページに掲載している新聞記事(写真含む)については、株式会社京都新聞社の使用許諾をいただいております。

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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「平成30年度森林もりの学校」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 福島水源林整備事務所

福島水源林整備事務所は、平成30年5月24日(木)に、双葉郡川内村の水源林造成事業地内において、造林地所有者である川内村との共催により、福島県水源林造林推進協議会の協賛のもと、「平成30年度森林もりの学校」を開催しました。

この森林もりの学校は、「未来へつなぐ森林もりづくり」をテーマとし、地元川内小学校の3、4年生の児童を対象に、植樹を通じて森林の大切さを学んでもらうことを目的として、川内小学校の先生方、川内村の遠藤村長や職員の皆さまのご協力を得ながら、開催したものです。

当日は、まず、主催者を代表して遠藤村長から、川内村の森林面積が9割に及ぶこと、森林もりから多くの恵みを得て生活していること、多様な機能がある森林もりは生活に欠かせないこと等のご挨拶をいただいた後、「森林もりの学校」を開校し、当事務所職員から森林の大切な役割や世界の森林についての豆知識等の説明を行いました。児童たちの真剣にメモを取る姿からは、森林もりへの理解や興味を十分感じられました。

写真:川内村・遠藤村長からのご挨拶

川内村・遠藤村長からのご挨拶

真剣にメモを取る児童たちの写真

真剣にメモを取る児童たち

その後、植樹の方法を指導し、花が咲いて鳥が集まるようにヤマザクラとオオヤマザクラの苗木を植樹しました。

児童たちは、説明を受けたとおりに苗木を一本ずつ丁寧に、また楽しそうに植樹を行なっているように見受けられました。

写真:丁寧に植樹をする様子

丁寧に植樹をする様子

平成30年度「森林の学校」集合写真

集合写真

植樹完了後、ヤマザクラは5年後くらいで花を付けることから、5年後に、この場所に再び集うことを誓って「森林もりの学校」を閉校しました。

福島水源林整備事務所は、今後もこのようなイベントを開催し、地域の皆さまとの交流を深めながら、啓発活動や事業のPRに努めていきたいと考えています。

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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「平成30年度北海道地域一般公開」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 札幌水源林整備事務所

日時 平成30年6月9日(土)
場所 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 北海道支所(北海道札幌市)
開催者 森林総合研究所 北海道支所
森林総合研究所 林木育種センター 北海道育種場
森林整備センター 札幌水源林整備事務所

平成30年6月9日(土)に、森林総合研究所北海道支所において、「国立研究開発法人森林研究・整備機構平成30年度北海道地域一般公開」を開催しました。

この催しは、北海道に所在する森林研究・整備機構の地方機関が共同で機構の取組みを紹介するものです。

当日は、気温が低く少し肌寒い日ではありましたが、晴天に恵まれた一日となりました。今回、来場者数142人と多くの方にお越しいただきました。

北海道支所、北海道育種場による実験林ツアー、樹木園ガイド、森林講座、さし木体験などが行われたほか、当事務所では、水源林造成事業に関するパネルを展示し、来場者の皆さまに水源林造成事業のPRを行いました。またその他に、積み木コーナーや工作コーナー、木のボールペンづくりコーナーを設置し多くの方に楽しんでいただきました。

来年以降も、研究開発部門と地域での連携の取組みを行い、水源林造成事業の内容や重要性をお伝えできるよう努力して参りたいと思います。

「平成30年度北海道地域一般公開」の写真1
「平成30年度北海道地域一般公開」の写真2
「平成30年度北海道地域一般公開」の写真3
「平成30年度北海道地域一般公開」の写真4

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「平成29年度 森林・林業学習会IN 多良木たらぎ町」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 熊本水源林整備事務所

写真:講義に聞き入る子供たち

講義に聞き入る子供たち

写真:山の木が加工されていく様子を見学

山の木が加工されていく様子を見学

写真:プランター作り

プランター作り

熊本水源林整備事務所(熊本県熊本市)は平成30年1月30日(火)に、熊本県球磨郡多良木町において、多良木町及び多良木町森林組合にご協力をいただき、森林・林業学習会を開催しました。

開催地である球磨郡多良木町は、木材の集積・加工地として昔から林業が盛んな地域です。 森林の機能や人々の生活とのかかわりを学び、森からの恵みである木材に接することで「身近にある森林・林業と木材への理解を深め、体験し、親しんでもらう」という企画のもと、多良木町内の黒肥地くろひじ学校6年生児童及びスタッフを含め約30名の皆様に、①森林教室(森林・林業、木材に関する講義)、②製材所見学、②木工教室(木製プランター作成)に参加していただきました。

森林教室では、森林総合研究所九州支所の飯田地域研究監が森林・林業、木材に関する講義を行いました。森林のこと、そしてその森林が私たちの暮らしといかにかかわっているかを分かりやすく、お話しをしました。飯田地域研究監は農学分野で博士号を取得しており、子ども達は普段は接することのない本物の「ハカセ」を目の当たりにし、目を輝かせて話に聞き入っている様子でした。

森林教室終了後は、多良木町森林組合国産材加工センターに移動。丸い木が四角に加工されていく様子を見学し、身近にある板や柱がどのようにして出来るのか、森林教室で学んだ森林と生活とのかかわりを子供たちも実感していたようでした。また、製材工程の見学だけでなく、加工センター所長から木材利用についての話もあり、製材で発生した大量の端材について、おが屑やバークは牛の寝床として、また、チップは製紙用として余すことなく使われていることを、サンプルを示しながら説明いただきました。

製材所見学を終えた後は黒肥地小学校に戻り、人吉・球磨地域のスギ材を使った木工教室です。めいめい金槌と釘を使い、協力し合いながら次々に木製プランターを組立てていました。この木製プランターは卒業記念品として自宅へ持ち帰る事になっているとのことで、子供たちもうまく作ることができたと喜んでいました。

後日、子供たちから「森の働きと大切さがわかった」、「山仕事をしている父のことが誇りに思った」などといった内容のお礼の手紙も届きました。 熊本水源林整備事務所は、今後とも、このような森や木に触れる機会を設け、地域の皆様に、森林と林業、木材への関心と大切さを学んでいただく取組を行っていきたいと考えています。

「平成29年度 森林・林業学習会IN多良木町」集合写真

集合写真

日刊人吉新聞 平成30年2月3日(土)に掲載されました。

中日新聞キャプチャ画像

(株式会社人吉新聞社よりホームページ掲載許諾済)

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「第12回 豊かな森・川・海づくり植樹祭」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 広島水源林整備事務所

広島水源林整備事務所(広島県広島市)は、平成29年11月18日(土)に、庄原市高茂町こうもちょう川向地区において、「第12回豊かな森・川・海づくり植樹祭」を開催しました。(共催:広島県内水面漁業協同組合連合会、広島県森林組合連合会、備北森林組合)当事務所は、平成24年からこの植樹祭に共催しています。

当日は小雨の降るあいにくの天候でしたが、海洋エコクラブの子供たち9名を含め総勢160名に参加していただきました。はじめに道路沿いに記念植樹(ヤマザクラ20本)を行い、続いてヒノキ500本を植樹しました。参加者の中には植樹作業が初めての方もおられ、悪戦苦闘しながら懸命に作業される姿が見受けられました。

その後、広島県森林組合連合会とともに森林教室を開催し、木へんの漢字の読み方クイズを行ったところ、親子で協力するなど幅広い年代の方々にご参加頂き、大変楽しんでいただけたように見受けられました。

広島水源林整備事務所は、関係機関と連携し、地域住民の皆様に、森林への理解を深めていただけるよう今後も活動を続けていきたいと思います。

植樹風景の写真1

植樹風景①

植樹風景の写真2

植樹風景②

植樹風景の写真3

植樹風景③

「第12回 豊かな森・川・海づくり植樹祭」記念撮影

記念撮影

写真:木へんの漢字の読み方クイズ

木へんの漢字の読み方クイズ

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
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「平成29年度 近畿北陸整備局 業務検討会」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 近畿北陸整備局

近畿北陸整備局(京都府京都市)は、平成29年10月11日から13日までの3日間、和歌山県田辺市ほかにおいて「平成29年度 近畿北陸整備局 業務検討会」を開催しました。 

初日は、平成29年度事業実行の留意点、労働安全衛生等について、整備局管内職員に指示伝達を行いました。

2日目は、和歌山森林管理署及び和歌山県の職員並びに和歌山県・奈良県の森林組合等林業関係者約50名の参加者を加え、森林総合研究所関西支所の多田主任研究員を講師に、「安全な路網計画のための崩壊危険地ピンポイント抽出技術『杣人そまびとの心得』-林業と国土保全を両立させる適地適業-」と題して、講演会を開催しました。講演では、道を作ると崩れやすい危険箇所について、地形の特徴や現地の植生とその生育状況から判断する手法などがわかりやすく紹介され、参加者からは、今後現場で活用できる大変参考となる内容であったとの感想が多く聞かれました。

写真:多田主任研究員の講演

多田主任研究員の講演

写真:聴講する参加者

聴講する参加者

また、午後からは、森林整備センターの水源林造成事業地において、路面の安定に一定の効果があり、低コストで簡易な施工が期待される「鉄鋼スラグ」を用いた作業道路面工について、日本林業土木株式会社及び新日鐵住金株式会社の担当者からの説明の下、試験施工済箇所の検討及び施工方法の実演を行いました。参加者からは、施工条件やコストなどに関する質問や意見交換が積極的に交わされました。

写真:「鉄鋼スラグ」を用いた作業道路面工の現地検討1
写真:「鉄鋼スラグ」を用いた作業道路面工の現地検討2

「鉄鋼スラグ」を用いた作業道路面工の現地検討

3日目は、整備局管内職員の労働安全指導に関する知識の習得と造林者への指導能力の向上を目的として、地元の西牟婁むろ森林組合の協力を得て、現地において伐木造材作業と刈払作業における安全な作業方法の実演、解説をしていただきました。

写真:伐木造材作業と刈払作業における安全な作業方法の実演、解説の様子1
写真:伐木造材作業と刈払作業における安全な作業方法の実演、解説の様子2

伐木造材作業と刈払作業における安全な作業方法の実演、解説の様子

今回の検討会は、安全な路網を計画する上で参考となる技術や新たな路面工など安全で丈夫な作業道づくりに活用できる内容であったことから、参加者の関心も高く、意義のある検討会となりました。

近畿北陸整備局は、今後も現場から求められる技術、情報を地域に提供し、研究成果の橋渡しに努めていくこととします。

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「記念植樹及び植樹体験」を実施しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 中国四国整備局

中国四国整備局(岡山県岡山市)は、去る10月3日に「森・里・海を育み未来をつくる植樹祭in新梨浜ゆりはま」を開催しましたが、当日は雨天のため、式典・森林教室等の屋内での行事のみの実施となり、現地での植樹は見合わせていました。

その後、東郷小学校をはじめ地元関係者からご要望をいただき、改めて11月9日(木)に、鳥取県東伯とうはく郡湯梨浜町の水源林造成事業地において、記念植樹と植樹体験(主催:中国四国整備局、共催:湯梨浜町・鳥取県中部森林組合、協賛:鳥取県水源林造林協議会)を実施しました。

当日は曇り空の中、湯梨浜町長をはじめとするご来賓及び東郷小学校四年生48名を含む、総勢約80名に参加していただきました。ご来賓による記念植樹が行われた後に、参加者全員でヒノキのコンテナ苗(※)の植樹体験を行いました。

コンテナ苗(ヒノキ)の写真

コンテナ苗(ヒノキ)

児童たちは植樹会場から遠望できる自分たちの小学校や東郷湖、日本海の景色に歓声をあげながら、森林整備センター職員及び森林組合職員による指導のもと、ご来賓の方々と一緒に活き活きとした表情で地面に穴をあけ、コンテナ苗を植える植樹体験に汗を流しながら楽しんでいました。
最後に、鳥取県中部森林組合長よりご挨拶をいただき、全員で記念撮影を行い、無事終了することができました。

10月3日の植樹祭はもとより、今回の記念植樹及び植樹体験に至るまでの関係機関のご協力に改めて深く感謝するとともに、中国四国整備局として、引き続き地域住民の皆様に、森林や林業の重要性の理解を深めていただけるよう取り組んでまいりたいと考えます。

(※コンテナ苗:マルチキャビティコンテナで育成された苗で、専用の器具を使用することにより、技量を必要とせずに植樹することが可能)

開会挨拶の写真

開会挨拶

ご来賓による記念植樹の写真

ご来賓による記念植樹

児童たちと植樹作業の写真1

児童たちと植樹作業①

児童たちと植樹作業の写真2

児童たちと植樹作業②

児童たちと植樹作業の写真3

児童たちと植樹作業③

児童たちと植樹作業の写真4

児童たちと植樹作業④

「記念植樹及び植樹体験」記念写真

<記念写真>

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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「平成29年度関東整備局現地検討会」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 関東整備局

 関東整備局では、素材販売が増加しているなかで、今まで以上に有利販売を考えなければならないこと、素材の検知技術や層積検知の知識を研鑽すること、長伐期化した山林の施業方法や伐倒時の労働安全衛生対策などに関して、実際に現地において作業を行い、経験を積むことを趣旨として、平成29年9月28日(木)に、福島県会津若松市において「平成29年度関東整備局現地検討会」を開催しました。

当日は、福島県内の林業関係者約35名が参加し、水源林造成事業地の土場において、椪積の研修のほか、実際の椪を検知して検討を行いました。森林整備センター職員は各班の講師役となり、今までに培った知識を活かして福島県内の林業関係者に説明・指導を行いました。

次に、同事業地において「長伐期における施業指針」として、森林総合研究所千葉研究コーディネーターより、長伐期林とするメリットやデメリット、気象害リスクなどについて講演し、長伐期化する際に考慮する事項などについて意見交換を行いました。

写真:林業関係者への説明・指導

林業関係者への説明・指導

写真:千葉コーディネータの講演

千葉コーディネータの講演

その後、同事業地の保育(搬出)間伐実施地において、林業・木材製造業労働災害防止協会福島県支部の吉田安全衛生指導員を招き、実際に伐倒作業を見ながら伐倒作業の注意点や作業者への指導方法を教示していただいたほか、伐倒後の切り口を確認し、適切な伐倒をした場合のつるの残し方などを研修しました。

最後に、伐倒した造林木を採寸・玉切りを行って、1本の立木から最大の収益を得るためにはどのようにしたら良いかを検討したほか、クマにより根元から2m程度剥皮被害を受けている造林木について、どの程度まで腐れ等が入っているか、材としてどこまで使用出来ないかなど、約30cm毎に玉切りして確認、検討を行いました。

写真:吉田指導員による伐倒指導

吉田指導員による伐倒指導

写真:剥皮被害木の被害状況確認

剥皮被害木の被害状況確認

今回は、現地が雨のなかの検討会となってしまいましたが、地元造林者の方だけでなく、市町村や公社など多くの参加者と、実際に作業を行いながら検討を行ったため、林業関係者からも分かりやすかったとご意見をいただき、大変意義のあるものとなりました。

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「第22回親林しんりんの集い(林木育種センター)」に出展しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 関東整備局

平成29年10月21日(土)、森林整備センター及び森林整備センター関東整備局は、森林総合研究所林木育種センター(茨城県日立市)において開催された「第22回親林の集い」に出展しました。

このイベントは、「林木育種への理解を深めていただくとともに、地域との交流を図ること」を目的として毎年開催されています。

日本列島に台風21号が接近中で、残念ながら雨が降る中での開催となりましたが、たくさんのご来場がありました。(777名)

森林整備センター及び森林整備センター関東整備局は、例年このイベントに出展して、地域の皆さまに「水源林造成事業」の意義や森林の持つ公益的機能等をPRしています。

当日は、水源林造成事業のPR用のパネル展示・説明のほか、どなたでも参加していただける間伐材を利用した木のコースターに絵付けを行い、ご家族連れや子どもたちなど多くの皆さまに楽しんでいただきました。

今年もコースターの絵付けの人気が高く、用意した200枚の木のコースターが午後の早くになくなりました。参加された皆さまが、思い思いの絵を熱心に描く姿が印象的でした。

また、木へんの漢字当てクイズでは幅広い年代の方が様々な難易度の問題にチャレンジされていました。

小学生の男の子が、『俺の学年だとまだ習ってないもん』と悔しがっていたので、『来年までに学校で習うかもしれないから、また来てね』と約束をしました。

森林整備センター及び森林整備センター関東整備局では、今後も関係機関と連携し、森林整備センターの業務について幅広い方々に理解を深めていただけるよう、取り組んで参ります。

出展内容
  • 水源林造成事業等の紹介(パネル展示)
  • 事業の概要(パンフレット)の配布
  • 間伐材を利用した木のコースターづくり(絵付け)
  • 木へんの漢字当てクイズ
  • 空からの写真を立体的にみてみよう(航空写真の立体視)
写真:間伐材を利用した木のコースターづくり1
写真:間伐材を利用した木のコースターづくり2

間伐材を利用した木のコースターづくり

写真:木へんの漢字当てクイズ(つが)
写真:木へんの漢字当てクイズ(かし)

木へんの漢字当てクイズ(左:つが 右:かし)

航空写真の立体視の写真

航空写真の立体視

パネルで事業内容の紹介の写真

パネルで事業内容の紹介

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海岸防災林再生支援植樹活動に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 東北北海道整備局

開会式の写真

開会式

ディプルを使用し、植穴掘りの写真

ディプルを使用し、植穴掘り

「海岸防災林再生支援植樹活動」記念撮影

記念撮影

森林整備センターの参加者の写真

森林整備センターの参加者

東北北海道整備局は、平成29年10月22日(日)に「岩沼潮除須賀松(※1)の森(宮城県岩沼市)」において、「海岸防災林再生支援植樹活動」に参加しました。(主催:(公社)宮城県緑化推進委員会)

「海岸防災林再生支援植樹活動」は、平成23年3月に発生した東日本大震災によって被災した海岸防災林について、緑化推進委員会が宮城県と協定を結び、再生を推進している活動です。海岸防災林には潮風や飛砂などによる被害を防ぐ機能があり、地域環境を守る役割を果たしています。当整備局も地域貢献の一環として応募し、8名が植樹活動に取り組みました。

当日は一般の参加者の方々も合わせて約140名が集まり、緑化推進委員会のスタッフの方から植栽方法についての説明を受け、抵抗性クロマツコンテナ苗木(約1,050本)の植樹を行いました。

植栽方法は、まずディプル(植穴削孔器)を使用し深さ約30cm程度の植穴を作ります。次に、植穴へ苗木を植栽して土で固め、その周囲3箇所に固形肥料を埋め込み、最後に苗木を中心とした直径50cm程度の範囲をチップ(廃材)でマルチング(覆う)という方法で植樹しました。

雨天となり、足下の悪い中での作業となりましたが、順調に作業を進め、用意されていたすべての苗木を植樹することができました。植樹終了後、記念に設置された看板を中心に参加者全員で記念撮影を行い、閉会となりました。

東北地方では、まだまだ東日本大震災からの復旧事業が沢山あります。東北北海道整備局は、海岸防災林の再生を中心とするこれら復旧事業に、今後も積極的に参加していきます。

(※1)「潮除須賀松」とは、藩政時代に潮風の被害を除くために植えられた松林の総称

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「森・里・海を育み未来をつくる植樹祭in湯梨浜」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 中国四国整備局

森林教室の様子の写真

森林教室の様子

式典:来賓挨拶等の写真

式典:来賓挨拶等

写真:山﨑所長によるコンテナ苗の説明

山﨑所長によるコンテナ苗の説明

木の名前を使ったビンゴゲームの写真

木の名前を使ったビンゴゲーム

中国四国整備局は、平成29年10月3日(火)に、「森・里・海を育み未来をつくる植樹祭in湯梨浜(主催:中国四国整備局、共催:湯梨浜町・鳥取県中部森林組合、協賛:鳥取県水源林造林協議会)」を開催しました。

本植樹祭は、魅力と活気あふれるまちづくりを展開するとともに、1年前の鳥取県中部地震からの復興にも取り組まれている鳥取県東伯郡湯梨浜町において開催され、地域の未来を託す東郷小学校四年生48名、ご来賓及び地元関係者を含む総勢約100名が参加しました。

当日はあいにくの天気となり、東郷ダム付近にある水源林造成事業地での植樹作業を行うことはできませんでしたが、東郷小学校の皆さんには、森林教室やコンテナ苗の説明のなかで、森林のはたらきとその恵みが、下流域の東郷湖や湯梨浜の里・海を豊かにしていくことを学んでいただきました。

式典後には、東郷小学校児童及びご来賓等参加者全員参加による、木の名前を使ったビンゴゲームを行い、樹木の名前が読み上げられると「リーチ!」「ビンゴ!」と大声で手を挙げる光景が見受けられ、雨をも吹き飛ばす盛り上がりとなりました。

その後、お祝いに駆けつけてくれた湯梨浜町の天女キャラクター「ゆりりん」を交えて全員で記念写真を撮影し、小川鳥取県中部森林組合長による閉会の挨拶をもって、無事植樹祭を終了することができました。

ご協力いただいた皆様に深く感謝するとともに、中国四国整備局として、これからも交流活動を通じ、地域の皆様に森林への理解を深めていただけるよう努めてまいりたいと考えます。

「森・里・海を育み未来をつくる植樹祭in湯梨浜」記念写真

<記念写真>

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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「奈良の木づかいフェスタ」に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 奈良水源林整備事務所

葉っぱのしおりづくりの写真1

葉っぱのしおりづくり①

葉っぱのしおりづくりの写真2

葉っぱのしおりづくり②

水源林造成事業PRパネル展示の写真1

水源林造成事業PRパネル展示①

水源林造成事業PRパネル展示の写真2

水源林造成事業PRパネル展示②

奈良水源林整備事務所は、平成29年9月30日(土)に、奈良県橿原市のイオンモールにおいて開催された、「奈良の木づかいフェスタ」に参加しました。

奈良県では、県内の森林の状況、奈良の木の魅力や木材を利用する大切さを多くの人に知ってもらうことを目的に、毎年10月を奈良の木づかい運動推進月間と定め、『奈良の木づかい運動実行委員会』(奈良県・奈良県木材協同組合連合会・奈良森林管理事務所・奈良県森林組合連合会・株式会社南都銀行・奈良県木材青少年経営者協議会・奈良水源林整備事務所)が主催して、イベント「奈良の木づかいフェスタ」を開催しました。

当日は、奈良の木で遊べるミニアスレチック、奈良の木「木工ワークショップ」、奈良の木実験装置展示、奈良の木クイズ、森林と水についてのパネル展示、十津川の木灯館ことぼしかんで杉、桧で作った小物販売などが行われました。

奈良水源林整備事務所は、「木工ワークショップ」の葉っぱのしおりづくりで、奈良県内の落ち葉を押し花にし、世界に一つしかない葉っぱのしおりづくりを行い、事業パンフレットの配布を行いました。森林と水についてのパネル展示では、水源林造成事業PRのパネル展示を行いました。

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「森林教室」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 中部整備局

写真:「森林のはたらき」を説明

「森林のはたらき」を説明

鋸による間伐体験の写真

鋸による間伐体験

間伐木をロープで引っ張る児童たちの写真

間伐木をロープで引っ張る児童たち

記念撮影の写真

記念撮影

中部整備局は、平成29年9月14日(木)に、愛知県北設楽郡設楽町の水源林造成事業地内において、水源を設楽町に発する「豊川」の下流域である、田原市立赤羽根小学校5年生20名を対象に「森林のはたらき」、「みどりの大切さ」や「山の仕事(間伐体験)」などの学習を目的とした「森林教室」を、愛知県新城設楽農林水産事務所、設楽町役場津具総合支所管理課、設楽森林組合並びに特定非営利活動法人「森林調査そまの会」と共同で開催しました。

当日は、私たち森林整備センターが「森林のはたらき」や「水の恵み」について、また、新城設楽農林水産事務所が「あいちの森林のはなし」として「森林の種類」や「森づくりの循環」について説明し、参加者全員で森林について学習しました。

児童たちは、スギとヒノキの違いの問題には、枝葉の実物を手元で確認しながら、隣同士相談をしたり、講師にヒントを求めながら解答するなど、非常に熱心に取り組んでくれました。

その後、設楽森林組合の作業班による間伐の実演を見学し、注意事項などの説明を聞いた後、2つの班に分かれて、間伐体験を行いました。

森林整備センター職員と設楽森林組合職員が補助をしながら、児童たちは鋸を使い間伐木に少しずつ切れ目を入れ、作業班のかけ声でロープを引っ張り、間伐木を倒しました。間伐木を倒した達成感に満ちあふれた児童たちの笑顔がとても印象的でした。

最後に、児童代表からの感想発表があり、記念撮影を行い児童たちの笑顔の中、「森林教室」を終了しました。

中部整備局は、今後も継続して地域の関係機関と連携するととともに、森林整備センターの業務について広く様々な方々に理解を深めていただけるよう取り組みながら、森林教室を開催して参ります。

「林業あいち」No.752 2017年11月号に掲載されました。

「林業あいち」No.752 2017年11月号キャプチャ画像

(愛知県森林協会よりホームページ掲載許諾済)

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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「森林教室」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 静岡水源林整備事務所

静岡市内の3つの児童クラブの写真1
静岡市内の3つの児童クラブの写真2
静岡市内の3つの児童クラブの写真3

静岡水源林整備事務所は、夏休み期間を利用し、静岡市内の3つの児童クラブに、総勢112名の子供たちを対象に「遊びながら森林を学び木にふれあう」ことを目的とした森林教室を、静岡市森林組合、水窪町森林組合と連携し、開催しました。

はじめに、「おもしろクイズ」で子供たちに楽しんでいただいたあと、『木のおはなし』と題し「森は、生活に欠かせない水を育んでくれること」、「森のつくりかた」について、絵や写真を使いながら、『おはなし』をしました。

『おはなし』のあと、子供たちから「この木は何歳?」、「山の水は海何個分?」など多くの質問があり、森林をより身近に感じられたようです。

次に「木にふれあう」ことを目的として、木や松ぼっくりの人形づくり、葉っぱのしおりづくり、ドングリのアクセサリーづくりなどの工作を行いました。子供たちは、夢中になって、創意工夫を凝らしたオリジナリティーあふれる作品を完成させ、楽しそうに友達と見せ合っていました。

また、コースター作りで焼き印をしたあとの木の焦げたニオイを嗅いだり、職員の作成した木や枝の輪投げによる、木を使った遊びの体験では、「木にふれあう」子供たちの満面の笑顔がとても印象的でした。

最後に、森や木に対する興味の輪を広げるよう、参加した子供たちに『木のおはなし』で感じた森の大切さ、「木にふれあう」ことで分かった木の楽しさを、家族や友達に『おはなし』することを約束し、大盛況のうちに森林教室を終えました。

昨年開催した森林教室が評判となり、今年は3つの児童クラブで開催となりました。さらに今年は、静岡新聞に掲載されるなど、より幅広い方々に森林整備センターを知っていただくことができました。

次回も、創意工夫を凝らしたオリジナリティーあふれる森林教室を開催予定です。

静岡新聞平成29年8月7日朝刊に掲載されました。

静岡新聞キャプチャ画像

(株式会社静岡新聞社よりホームページ掲載許諾済)

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「平成29年度現地検討会」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 静岡水源林整備事務所

平成29年度現地検討会の写真1
平成29年度現地検討会の写真2
平成29年度現地検討会の写真3
平成29年度現地検討会の写真4

静岡水源林整備事務所は、平成29年8月30~31日に、静岡市森林組合会議室及び静岡市葵区内の水源林造成事業地において、「平成29年度現地検討会」を県内林業関係者等、延べ93名の参加の下開催しました。

1日目は、「シカ被害対策の新技術」として、始めに、本事務所より「ブロックディフェンス」の取組状況及びその成果を報告しました。

続いて森林総合研究所多摩森林科学園の職員による「シカ被害対策の現状と対策」と題した講演を聴講した後、「ブロックディフェンス」とワナ等との併用について、地元の狩猟免許保有者と意見交換を行いました。

現地では、静岡市葵区内の「ブロックディフェンス施工地」において、静岡水源林整備事務所の職員より、計画・施工時の注意点の説明を行うとともに、施工を担当した作業員より、被害に遭わないための工夫等々を紹介し、参加者間で意見交換を行いました。

2日目は、「労働安全衛生指導」として、労働災害ゼロに向け労働災害の現状及び類似災害の防止に向けた注意喚起を行うとともに、新規事業である「水源環境林整備事業」の概要を説明しました。その後、「森林3次元計測システム(OWL)による森林計測」として、森林計測の新技術について関東整備局より説明を行い、静岡市葵区内の水源林造成事業地内において、「OWL」による森林計測の実演を行いました。

今回の検討会では、地元林業関係者に加え、森林管理署及び県、市町などの行政機関等幅広く参加いただき、森林整備センターの取り組む新たな技術を理解していただきました。

また、幅広い関係機関から参加いただいたことにより、活発な情報交換や議論が交わされ、大変実りのある検討会となりました。

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「平成29年度 業務検討会」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 東北北海道整備局

講演会場の写真

講演会場

千葉常務理事の講演の写真

千葉常務理事の講演

室内講演の写真

室内講演

現地講演の写真

現地講演

東北北海道整備局は、平成29年7月27日(木)に、岩手県奥州市において「平成29年度 業務検討会」を開催しました。

当日は、岩手県内外の林業関係者約90名の参加のもと、岩手県林業労働対策基金から千葉常務理事を招き、林業における労働安全衛生について「いかに作業をする人の心に残る伝え方をするのか」、「そのためには、普段からどのように接する必要があるのか」、「上下の関係ではなく横のラインで接することが大切」など、伝える時の気持ちの持ち方などを中心に講演をいただきました。

次に、「東北地方及び岩手県の松くい虫被害の現状と対策のあり方」について、森林総合研究所東北支所の職員による「被害の現状を認識し、被害拡大の防止や被害を受けた木の利用促進等について」の講演があり、情報交換を行うとともに、近年松くい虫が侵入しはじめた森林整備センター水源林造成事業地内のアカマツ植栽地を現地講演会場として、被害の現状と今後の管理の方法等について意見交換を行いました。

参加者からは「松くい虫被害対策に理解を深めることができた」、「今後の防除対策に利用していきたい」等の意見がありました。

今回の検討会では、地元林業関係者だけでなく、関係市町村の方々、国有林関係者などにも参加を呼びかけたことから、多くのご参加をいただき、活発な議論となり、幅広い分 野について共通の認識を持つことができ大変意義深いものとなりました。

平成29年8月8日(火)岩手林業新報に掲載されました。

岩手林業新報キャプチャ画像

(有限会社岩手林業新報社よりホームページ掲載許諾済)

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海岸防災林(植樹祭地)の草取り・追肥を行いました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター 東北北海道整備局

草取りの様子の写真

草取りの様子

追肥の様子の写真

追肥の様子

震災遺構 荒浜小学校見学の写真

震災遺構 荒浜小学校見学

平成29年9月3日(日)、東北北海道整備局(宮城県仙台市)は、2年前に植樹祭を開催した、宮城県岩沼市の海岸防災林において、草取り・追肥を行いました。

この海岸防災林は、東日本大震災の津波により甚大な被害を受け、本来の働きを再生するために平成27年に植樹を行ったもので、その後も成長をフォローするために、定期的に草取り・追肥を行っています。

当日は、仙台市にある将監小学校の児童と保護者の皆様など26名に参加していただきました。

久々の晴天に恵まれ、暑い中ではありましたが、児童たちは、鍬やスコップを使って草取りを行いました。中には根っこが頑丈でなかなか抜けない草もありましたが、何人かで協力し合いながら頑張って取ることが出来ました。

その後、木の成長を促進するために、追肥を行いました。児童たちの中には、2年前の植樹祭に参加していた子もいて、思ったより大きくなってびっくりしたとの声がありました。

また、防災週間ということもあり、東日本大震災の遺構である荒浜小学校を見学しました。震災により街や海岸林が消失した当時の様子を見学し、津波の脅威や教訓を学ぶとともに、海岸防災林復興の重要性を認識しました。

今後もこのような活動を通じて、児童たちだけでなく保護者や先生の方々にも被災地域の復旧・復興に向けた森林づくりの大切さをご理解いただく機会を作っていきたいと思います。

記念撮影の写真

記念撮影

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
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「森林教室」を開催しました

近畿北陸整備局

写真:紙芝居での説明(実験)

紙芝居での説明(実験)

写真:紙芝居での説明

紙芝居での説明

平成29年6月23日(金)、森林研究・整備機構森林整備センター近畿北陸整備局は、森林総合研究所関西支所及び京丹波森林組合との共催で、京都府船井郡京丹波町にある丹波ひかり小学校4年生36名を対象に「森林教室」を開催しました。

この森林教室は、平成26年度から毎年実施されています。前年度までは小学校内で実施していましたが、学校側からの要望もあり、学校からほど近い造林地の中で、「森林の役割・はたらき」、「木の身体測定」、「高性能林業機械を用いた間伐木の伐採・搬出作業」について学習してもらいました。

「森林の役割・はたらき」では、整備局職員が作成した『紙芝居』を使って説明しました。紙芝居の中では、「山の土」と「グランドの土」の入った2個のペットボトルに水を流し込み、水の保水力、濾過作用等の違いを実感してもらう実験もしました。また、「森林の役割」を発揮させるためには下刈や間伐などの手入れが必要であることなども説明し、生徒たちは、熱心に耳を傾けてくれました。

「木の身体測定」は、森林総合研究所関西支所の職員の指導により、スギの「高さ」「太さ」をレーザー測定器とメジャー等を使って計測してもらいました。生徒たちは、樹高30mを超える木々を見上げながら、使ったことのない測定器具に悪戦苦闘しながらも楽しそうに取り組んでいました。

「高性能林業機械を用いた間伐木の伐採・搬出作業」では、京丹波森林組合の職員が、スギの間伐木の伐倒から集材、造材、搬出までの一連の作業を高性能林業機械を使って実際に作業する様子を、生徒たちに見学してもらいました。生徒たちは、30mを超えるスギの木が倒れる音の大きさに驚いたり、高性能林業機械を素早く操作する技術に関心して、「すげぇ~」といった声をあげていました。また、「木を倒すとき切り口に入れていたもの(くさび)は何をするためですか」、「スギとヒノキに違いはありますか」などの質問も飛び出していました。

来年以降も引き続き、森林の役割や森林を守ることの大切さを理解していただけるように取り組んで行きたいと考えています。

木の身体測定の写真

木の身体測定

高性能林業機械を用いた作業見学の写真

高性能林業機械を用いた作業見学

高性能林業機械(プロセッサ)の写真

高性能林業機械(プロセッサ)

平成29年6月24日(土)京都新聞(地域・朝刊15面)に掲載されました

株式会社京都新聞社キャプチャ画像

(株式会社京都新聞社よりセンターホームページへの掲載許諾済)

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植樹祭「緑豊かな 森林 もり づくり」を開催

東北北海道整備局

記念撮影の写真

記念撮影

植樹の様子の写真

植樹の様子

森林教室の写真

森林教室

木工教室の写真

木工教室

平成29年5月17日(水)、東北北海道整備局(宮城県仙台市)は、宮城県栗原市の水源林造成事業地内において、栗駒高原森林組合(造林者)、宮城北部流域林業活性化センター栗原支部及び宮城県水源林造林協議会の共催のもと、植樹祭を開催しました。当日は、栗原市立花山小学校の全学年の児童と教諭の皆様36名に参加していただきました。

まず、記念植樹として栗原市の木であるヤマボウシの植樹と記念標柱の建立を行い、そのあと、学年毎に分かれスギの低花粉コンテナ苗木400本の植樹を行いました。

400本の苗木と植樹する区域の広さを見た児童たちは「広い~、ぜんぶ植えられるかなぁ」という声があがりましたが、児童と教諭の皆様の頑張りですべての植え付けを完了することができました。

児童からは「立派に育ってほしい。」、「花山には緑がたくさんあるけど、もっと増やしてきれいな花山になってほしい。」などの声があがりました。

次に、パネルを使った森林教室を行い、森林の働きと山の仕事について説明をしたあと、最後に木工教室を行い、本立てや万能台などを作成しました。

木工教室では、当初の予定時間をオーバーして工作に熱中する児童もいました。

今後もこのような活動を通じて、子供たちだけではなく、教諭の皆様にも森林の大切さを理解していただくとともに、木に親しんでいただく機会を作っていきたいと思います。

栗原市立花山小学校メッセージキャプチャ画像

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タイムカプセル掘り起こし会を開催 ~10年前の自分に再会~

高知水源林整備事務所

タイムカプセル掘り起こし会の写真1
タイムカプセル掘り起こし会の写真2
タイムカプセル掘り起こし会の写真3
タイムカプセル掘り起こし会の写真4
タイムカプセル掘り起こし会の写真5

高知水源林整備事務所は、平成29年4月30日(日)高知県宿毛市橋上町の坂本ダム上流部に所在する「孫六山水源林造成事業地」において、宿毛市森林組合と合同で「タイムカプセル掘り起こし会」を開催しました。

このタイムカプセルは、平成19年11月26日に地元の橋上小学校及び松田川小学校の当時4~6年生約60名を対象に「私たちによる元気な森づくり」をテーマに植樹祭を開催し、野外森林教室、ヤマザクラ等の植栽を行うとともに、10年後の自分へ宛てた手紙等を入れ埋設したものです。

当日は天候にも恵まれ、両校の卒業生約30名をはじめ、仕事などで帰省できなかった方の保護者、当時の先生、センター職員OBにも参加いただきました。

すっかり大人になったお互いに戸惑いながらも久しぶりの再会に感激し、小学生当時の話も弾む中、10年の月日が流れ、生長した木々に囲まれた埋設地で掘り起こし作業が行われました。

「大丈夫なのか?本当に出てくるのか?」など不安な気持ちも入り交じる中、覆っていたブルーシートが取り払われ、カプセルが顔をのぞかせると、一気に安堵と歓喜の声が上がりました。

自分の書いた手紙や思い出の品を手にされた卒業生は、照れくさそうにしていたり、この10年間を思い起こしていたり、また、スマホで写真を撮り、SNSに掲載されたりしていました。

10年前の植樹祭の際に書かれた感想文を当事務所が保管していたため、この感想文も参加者の皆さんにお渡ししたところ、喜んでいただきました。

当事務所では、今後も地域の皆様との交流を深め、水源林造成事業の役割、重要性を理解していただくため、このようなイベント参加に積極的に取り組んでまいります。

タイムカプセル掘り起こし会の写真6
タイムカプセル掘り起こし会の写真7

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第11回「豊かな森・川・海づくり植樹祭」を開催

中国四国整備局

第11回「豊かな森・川・海づくり植樹祭」の写真1
第11回「豊かな森・川・海づくり植樹祭」の写真2
第11回「豊かな森・川・海づくり植樹祭」の写真3

森林整備センター中国四国整備局では、平成28年10月1日(土)に広島県神石高原町の水源林造成事業地において、「豊かな森・川・海づくり植樹祭実行委員会(広島)」との共催で第11回豊かな森・川・海づくり植樹祭を開催しました。

この植樹祭には、地元の小学生児童(神石高原町立油木小学校)69名と広島市のエコクラブの子供たち16名を含む、総勢約230名が参加しました。

当日はあいにくの天候でしたが、小学生児童等の参加者全員が、当センター職員や森林組合に植えかたを教わりながら、一本一本丁寧にヒノキ1,000本(コンテナ苗)を植樹しました。

昼食では、内水面漁業組合連合会から、鮎の塩焼きやカキごはんなどを提供していただきました。

食後に当センターが森林教室を開校し、「森林の働き」についての紙芝居および「樹木の名前」ビンゴゲームを行ったところ、小学生のみならず大人も熱心に参加し、森林の持つ公益的機能の大切さ等に関心を持っていただくことが出来ました。

その後、広島県森林組合連合会による木工教室も開催され、小学生たちが工作の説明を聞きながら懸命に取り組んでいる様子が伺えました。

また、植樹祭に参加した小学生による「よさこい」の披露もあり、迫力のある見事な演舞に会場から大きな拍手が送られました。

最後に、神石郡森林組合長の花岡様より、閉会の挨拶をいただき、植樹祭を無事に終了することができました。

当事務所では、これからも地域の皆様に、森林への理解を深めていただけるよう取り組んでまいります。

第11回「豊かな森・川・海づくり植樹祭」の写真4

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「森林教室」を開催しました

中部整備局

写真:緑のダムとしての森林のはたらき」並びに「水源林造成の必要性」などについて説明 1
写真:緑のダムとしての森林のはたらき」並びに「水源林造成の必要性」などについて説明 2

「緑のダムとしての森林のはたらき」
並びに「水源林造成の必要性」
などについて説明

渥美半島にある愛知県田原市内の小学校では、豊川用水の水源地域である設楽町で林間学校を継続して開催しています。

中部整備局では、平成28年9月8日(木)から10日(土)に設楽町内で行なわれた林間学校において、田原市内の小学生を対象に、「水源かん養や国土保全の森林のはたらき」、「みどりの大切さ」や「山の仕事(間伐体験)」などの学習を目的として、9月9日(金)に森林教室を開催しました。

田原市は愛知県南端の太平洋に面した街で、以前は水の確保に非常に苦労していましたが、昭和43年に豊川用水が完成し、農業用水が確保できるようになってから、飛躍的に農業基盤の整備が進み、現在は、キャベツやメロンなどの野菜や花き等の生産量が全国でも有数に発展した市であります。

このことから、当日は、田原市の赤羽根小学校の5年生19名の子供たちに、豊川用水が渥美半島にもたらしている水の恵みと、豊川用水の水源地における「緑のダムとしての森林のはたらき」や「水源林造成の必要性」などを学んでいただきました。

なお、当初は、水源林造成事業地において「間伐作業の体験」を予定していましたが、前日の台風の影響もあり、現地に行かず、「丸太切り体験」を実施しました。

丸太切り体験では、切った丸太の輪切りの重さが200gになるように競うゲームを行い、200g近かった子どもはみんなから喝采を浴びていました。

また、終わりに児童代表が感想を発表するなど、盛会に森林教室を終了しました。

中部整備局は、森林整備センターの業務について広く様々な皆様に理解していただく取組として、今後も森林教室を継続して開催してまいります。

丸太切り体験の写真

丸太切り体験

輪切りの重さで競うゲームの写真

輪切りの重さで競うゲーム

児童代表による感想発表の写真

児童代表による感想発表

記念撮影の写真

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現地検討会を開催

静岡水源林整備事務所

平成28年度現地検討会の写真1
平成28年度現地検討会の写真2
平成28年度現地検討会の写真3

森林整備に係る技術情報を森林組合等の造林者や地域の森林・林業関係者へ提供するため、森林整備センター静岡水源林整備事務所では、平成28年6月29日から30日にかけて伊豆森林組合会議室と賀茂郡松崎町の造林地において、「平成28年度現地検討会」を地元造林者等総勢40名の参加の下、開催しました。

検討会では、新規契約及び複層林誘導伐対象地を選定する際の課題や問題点の抽出のほか、シカ防護柵の新技術等についての検討や労働安全衛生に関する注意喚起を行いました。

つづいてセンター造林地において、センター職員が作業道の測量設計の手法を示した後、班別に参加者自らがポールやスラントルール等の機器を用いて測量設計を実施・検討しました。

今回の検討会では、造林者だけでなく実際に事業を実施する重機のオペレーター等にも参加を呼びかけたことから、センター職員、造林者、オペレーター等の三者で作業道の設計・施工についての共通の認識を持つことができました。

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「森林とのふれあい2016」(関西育種場一般公開)に参加

中国四国整備局

木へんのつく漢字クイズの写真1
木へんのつく漢字クイズの写真2

木へんのつく漢字クイズ

8月7日(日)に、林木育種センター関西育種場(岡山県勝田郡勝央町)は、関西支所、中国四国整備局とともに「森林とのふれあい2016」を開催しました。この催しは、多彩なイベントを通して林木に親しんでもらおうと毎年この時期に開催しているものです。

当日は、木工クラフト、オリジナルリース作り、チャレンジ火起こし、森の迷路など、自然素材に親しんでいただけるように多彩なブースが設けられ、真夏の暑さの中、家族連れなど一般の方々など約400名の皆様に来場していただきました。

当整備局では、水源林造成事業のPRを目的に「まつぼっくり・どんぐり工作」、「木へんのつく漢字クイズ」、「丸太切り&コースター作り」を行いました。特に「まつぼっくり・どんぐり工作」のコーナーでは、子どもたちが木の実に思い思いの顔を描くなど、かわいらしい作品を次々と完成させていました。

今後もこのような地域の交流活動による水源林造成のPRを通じて、地元の皆様に、森林や木材への理解を深めるための取り組みを行って参りたいと考えています。

まつぼっくり・どんぐり工作の写真1
まつぼっくり・どんぐり工作の写真2

まつぼっくり・どんぐり工作

丸太切りの様子の写真1
丸太切りの様子の写真2

丸太切りの様子

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平成28年 熊本地震により被災された皆様へ

今般の熊本地震により被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

森林総合研究所森林整備センターは、水源林の整備を通じ、また、これまで培った経験と人材を活用して、復興に貢献してまいる所存です。

被災された皆様のご健康と一日も早い災害からの復興をお祈りいたします。

国立研究開発法人 森林総合研究所
森林整備センター 役職員一同

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「森林教室」を開催

近畿北陸整備局

平成28年6月24日「森林教室」の写真1
平成28年6月24日「森林教室」の写真2
平成28年6月24日「森林教室」の写真3
平成28年6月24日「森林教室」の写真4

平成28年6月24日(金)、森林整備センター近畿北陸整備局(京都市)は、森林総合研究所関西支所及び京丹波森林組合との共同で、京都府船井郡京丹波町にある丹波ひかり小学校4年生40名を対象に今年で3回目の森林教室を「森林の役割ともりをつくる仕事」、「イチョウの植樹」及び「樹木学習」の3つのテーマで開催しました。

最初に担任の先生から、「水はどこから来るの?」という質問に生徒たちは「海」、「川」など口々に答え、先生の「その海や川の水は山から流れて来ます」という言葉に頷いていました。

最初のテーマ「森林の役割ともりをつくる仕事」では、当整備局職員からパワーポイントを使って、世界、日本そして京丹波町の森林面積についてクイズ形式で見てもらい、日本が世界の先進国と比較していかに多くの森林に囲まれているかということを生徒たちに学んでもらいました。生徒たちは動画に見入り、話に引き込まれているようでした。

そして、本題の「森林の役割」では「水を蓄えてきれいにするはたらき」「山がくずれるのを防ぐはたらき」「地球温暖化を防ぐはたらき」「木を生産するはたらき」の4つについて話をし、これらの「森林の役割」を発揮させるためには下刈りや間伐などの手入れが必要であることなど、林業の役割と大切さについて話しました。

「イチョウの植樹」では、地元の京丹波森林組合の方の指導を受けながら生徒たちで、京丹波町の町の木であるイチョウの苗木を植樹しました。生徒たちは、堅い地面をツルハシやスコップを使い、石や木の根などを取り除きながら懸命に掘っていました。植樹をした後は手作りの看板を苗木の横に立て、「大きくなるのが楽しみ」と目を輝かせていました。

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植樹祭「豊かな川と海を育む森林づくり」を開催

東北北海道整備局

植樹祭「豊かな川と海を育む森林づくり」:森林教室の写真

森林教室

植樹祭「豊かな川と海を育む森林づくり」:植樹の様子の写真1
植樹祭「豊かな川と海を育む森林づくり」:植樹の様子の写真2

植樹の様子

植樹祭「豊かな川と海を育む森林づくり」:父の日のプレゼント(コースター)の写真

父の日のプレゼント(コースター)

森林整備センター東北北海道整備局(宮城県仙台市)は、平成28年6月19日(日)、仙台市泉区福岡の水源林造成事業地内において、植樹祭を開催しました。
(共催:根白石愛林公益会(造林地所有者)、宮城中央森林組合(造林者)及び宮城県水源林造林協議会)

当日は、仙台市北部にある将監小学校の「将監けやきっこ放課後教室」と仙台市青葉区にある中山小学校の「生き生き中山っ子教室」の2校合同の参加となり、児童と保護者の皆様50名に参加していただきました。

まず、パネルを使った森林教室を行い、森林の働きと山の仕事について説明をした後、宮城中央森林組合の方に植樹の手本を見せてもらい、それぞれの区域に分かれ植樹を行いました。用意したスギの苗木が450本、植樹の時間は約1時間だったので、かなりの苗木が残ると思っていたのですが、児童と保護者の皆様のガンバリで時間内にほぼ植え付けを完了することができました。

植樹の作業中「こんなに大変だとは思わなかった」「面白いもっと植えたい」等の声に混じって、あなたが大人になったら子供をここに連れてきて、この木は自分が小学校のころ植えたんだよと教えてあげなさい」という、ステキな会話も聞こえてきました。

植樹後には、当日が父の日だったことから、コースターにお父さんへのメッセージを書いて、父の日のプレゼント作りを行いました。

今後もこのような活動を通じて、子供たちだけでなく保護者の皆様にも森林の大切さを理解していただくとともに、木に親しんでいただく機会を作っていきたいと思います。

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「コンテナ苗植栽技術検討会」を開催しました

東北北海道整備局

コンテナ苗の特性、注意点を講義の写真

コンテナ苗の特性、注意点を講義

コンテナ苗の取扱、植付方法を説明の写真

コンテナ苗の取扱、植付方法を説明

平成28年3月16日(水)に関西支所、森林整備センター中部整備局は、三重県大紀町内のセンター水源林造成事業地において、三重県内の林業関係者約50名を対象に「コンテナ苗植栽技術検討会」を開催しました。

検討会では、午前中に関西支所から「コンテナ苗の特性・注意点」について講義が行われました。主伐期を迎えた造林地において主伐後の再造林が日本林業の課題であること、再造林を確実に実施するためには、植付が容易で活着のいいコンテナ苗を用いた「伐造一貫作業」が有効であることについて理解を深めていただきました。

午後、現地に移動し「コンテナ苗の取扱・植付方法について」説明があり、その後、ディプル、コンテナ苗用唐鍬、バール等の植栽器具を用いながら1人あたり5本程度の植付を実施しました。植付は予定していた時間よりスムーズに進みコンテナ苗の植栽が容易であることを実感していただきました。その後、参加者の皆様に「どの器具が容易に植栽できたか」というアンケートを行ったところ、コンテナ苗用唐鍬とディプルでの植栽が容易だったという回答が多く見受けられました。

今後もこのような機会を設けて、森林総合研究所の研究成果や水源林造成事業について幅広く様々な皆様に理解を深めていただけるよう取り組んでまいります。

コンテナ苗をディブルを用いて植付の写真

コンテナ苗をディブルを用いて植付

参加者全員で記念撮影の写真

参加者全員で記念撮影

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平成27年度 お山のお仕事体験

九州整備局

九州整備局では、将来を担う子供たちに山の大切さ・森林の重要性を理解してもらうことを目的に今年で第6回目となる 「お山のお仕事体験」のイベントを開催しました。

開催日 平成27年11月14日(土)
場所 大分県玖珠郡九重町 水源林造成事業地(万年山)
大分県玖珠郡玖珠町 玖珠郡森林組合

「丸太切り体験・コースター作り」や「森の野鳥教室(大分県みどりの少年団 後藤副会長による講義)」を行い、子供たちは楽しい時間を過ごせたのではないかと思っております。

また、今回は地元玖珠町の小学生と福岡市の小学生に参加していただき、川上と川下の地域交流も行えました。参加者は、小学生と保護者を合わせ約50名で関係者を含めると約100名にのぼり、大盛況となりました。

多くの皆様のご参加と関係各位のご協力に感謝いたします。

丸太切り体験の写真

丸太切り体験

野鳥教室の写真

野鳥教室

コースター作りの写真

コースター作り

写真:最後に全員で「ハイチーズ ! 」

最後に全員で「ハイチーズ ! 」

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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宮城県内の2つの小学校で「森林教室」を開催

東北北海道整備局

宮城県内の2つの小学校で「森林教室」の写真1
宮城県内の2つの小学校で「森林教室」の写真2
宮城県内の2つの小学校で「森林教室」の写真3
宮城県内の2つの小学校で「森林教室」の写真4
宮城県内の2つの小学校で「森林教室」の写真5

平成27年11月27日(金)、宮城県大和町立吉田小学校で、東北北海道整備局職員による「森林教室」を開催しました。

この「森林教室」は、児童に森林のはたらきや山での仕事、木の利用などについてわかりやすく説明し、森林の大切さを理解してもらうことを目的として、平成25年から開催しており、今回で3度目となります。

最初に全校児童60名が「森と木のはなし」のスライドによる説明を受けた後、低学年(1年生・2年生)10名により、松かさやどんぐりを使った工作を行いました。松かさ工作では、それぞれの個性をいかしたツリー作りに人気が集まり、どんぐりを使ったやじろべえ工作ではバランスをとるのにみんな苦労していました。終了時間になっても子ども達が熱中していたため、時間を少し延長し、全員が工作を仕上げることができました。

今年も参加してくれた児童に喜んでもらえたのではないかと思います。

また11月30日(月)には、仙台市立中山小学校で「森林教室」を開催しました。

当小学校での開催は初めてでしたが、過去に森林教室やイベント等を開催した小学校での評判を聞いて「ぜひ当校でもお願いしたい」との依頼を受けて実施したものです。

今回参加した児童53名全員が1年生から3年生までの低学年だったため、理解しやすいようにプロジェクターを使った紙芝居で森林のはたらきについて紹介した後、パネルを使い、クイズ形式でおさらいをしました。工作では、松かさツリーとやじろべえ作りに夢中になって取り組む子どもたちのいきいきとした表情に触れ、参加した職員も楽しいひとときを過ごすことができました。

今後も子どもたちに木に親しんでもらいながら、森林の大切さを伝える活動を続けていきたいと思います。

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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「森・川・海を育む植樹祭IN香川」を開催

中国四国整備局

森・川・海を育む植樹祭IN香川の写真1
森・川・海を育む植樹祭IN香川の写真2
森・川・海を育む植樹祭IN香川の写真3
森・川・海を育む植樹祭IN香川の写真4

森林整備センター中国四国整備局は、平成27年11月13日(金)に、東かがわ市内の水源林造成事業地において、森林整備の重要性などを未来に託す若人に知ってもらうことなどを目的に、市立福栄小学校児童、関係者の参加のもと「森・川・海を育む植樹祭IN香川」(共催:東かがわ市、香川東部森林組合、徳島県水源林造林協議会)を開催しました。

式典では、主催者挨拶の後、共催者の東かがわ市の藤井市長より挨拶をいただき、また、たくさんのご来賓を代表して香川県東部林業事務所の大久保所長、香川県森林組合連合会の木村代表理事会長よりご挨拶を頂きました。

式典終了後、植樹祭会場に場所を移し、市立福栄小学校の児童17名によるヤマザクラの記念植樹、参加者全員によるヒノキ(コンテナ苗150本)の植樹を行い参加者(約60名)で記念撮影を行いました。

その後、式典会場へ移動し森林教室「森のやくわり」についての紙芝居と「樹木名ビンゴゲーム」を行いました。

「森のやくわり」についての紙芝居では森林整備の大切さや森が水を育む話を最後まで真剣に児童が聞き入っている様子が伺えました。

続いての「樹木名ビンゴゲーム」では、数字と樹木名が印刷されているカードを児童に配布し、進行役が番号と樹木名前を読み上げ、その木の特徴・用途などの説明をして木に親しんで頂きました。ゲームが進行するにつれて、所どころより「リーチ・ビンゴ」の声が上がり大いに盛り上がりました。

最後に香川東部森林組合の有馬組合長より閉会の挨拶をいただき、その後、地元婦人会の手作りによる「イノシシカレー」を参加者全員で舌鼓を打ち、植樹祭を終えました。

今回の行事は、残念ながら雨が降ったり止んだりの天候に悩まされましたが、植樹祭の開催を通じて森林整備の重要性などの広報・情報を発信することができました。

なお、当日は四国新聞、日本農業新聞などの取材があり、翌日以降の紙面で報道していただきました。

森・川・海を育む植樹祭IN香川の写真5

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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2回目の「森林教室」を開催しました

中部整備局

丸太切り体験の写真

丸太切り体験

輪切りの重さで競うゲームの写真

輪切りの重さで競うゲーム

児童代表による感想発表の写真

児童代表による感想発表

渥美半島にある愛知県田原市内の小学校の生徒を対象に、愛知県設楽町内において、「水源涵(かん)養や国土保全の森林のはたらき」、「みどりの大切さ」や「山の仕事(間伐体験)」などの学習を目的として、平成27年9月17日(木)に中部整備局の主催で、設楽森林組合にご協力をいただき、今年度2回目の「森林教室」を開催しました。

田原市は愛知県南端の太平洋に面した街で、以前は水の確保に非常に苦労していたそうですが、昭和43年に豊川用水が完成し、農業用水が確保できるようになってから、飛躍的に農業基盤の整備が進み、現在は、キャベツやメロンなどの野菜や花き等の生産は全国で一二を争うまでに発展しました。

田原市の小学校では、設楽町が豊川用水の水源地域であることから、林間学校を継続して設楽町で開催しています。

当日は、田原市の赤羽根小学校の5年生17名の子供たちが参加し、渥美半島に豊川用水がもたらしている水の恵みと、豊川用水の水源地における「緑のダムとしての森林のはたらき」などを学んでいただきました。

センター職員の講師が水源林造成の必要性や、豊川用水の恩恵について説明を行うと、子供たちが興味深く話を聞く姿が印象的でした。

当初、森林整備センター水源林造成事業地において「間伐作業の体験」を予定していましたが、あいにくの雨天となったため、「つぐ高原グリーンパーク」において、「丸太切り体験」を実施しました。

切った丸太の輪切りの重さが200gになるように競うゲームを行い、200gにぴったりとなった子どもはみんなから喝采を浴びていました。

また、小学校の児童代表に感想を発表してもらうなど、子供たちの楽しい笑い声の中、盛会のうちに森林教室を終了しました。

中部整備局は、今後も継続して森林整備センターの業務について広く様々な方々に理解を深めていただけるよう取り組みながら、森林教室を開催してまいります。

「水源林造成の必要性」並びに「緑のダムとしての森林のはたらき」などについて説明の写真1
「水源林造成の必要性」並びに「緑のダムとしての森林のはたらき」などについて説明の写真2

「水源林造成の必要性」並びに「緑のダムとしての森林のはたらき」などについて説明

説明写真

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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森林とのふれあい2015に参画

中国四国整備局

中国四国整備局のブースの写真

中国四国整備局のブース

木のへんの漢字クイズコーナーの写真

木のへんの漢字クイズコーナー

まつぼっくり・どんぐり工作コーナーの写真

まつぼっくり・どんぐり工作コーナー

丸太切りコーナーの写真

丸太切りコーナー

中国四国整備局(岡山県岡山市)は、平成27年8月2日(日)に、林木育種センター関西育種場で開催した「森林とのふれあい2015(主催:国立研究開発法人森林総合研究所 関西育種場、関西支所、森林整備センター中国四国整備局/協力:岡山県農林水産総合センター森林研究所)」に参画しました。

この催しは、県民の皆様に樹木や環境への理解を深めていただくために、18年前から夏休みにあわせて実施しているものです。当日は、炎天下の中、昨年の倍の約400人の来場者がありました。会場内には、「森の迷路」「チャレンジ火おこし」「廃筆炭焼き」「木工クラフト」「オリジナルしおりづくり」「展示コーナー」など様々な体験コーナーが設けられました。

当整備局では、水源林造成事業をPRするため、「まつぼっくり・どんぐり工作コーナー」「木へんのつく漢字クイズ」「丸太切り&コースター作り」や、事業を紹介したパンフレットの配付を行い、親子づれなど多くの皆様に楽しんでいただきました。

今後も、このようなイベントへの参画を通じて、地域の皆様に水源林の重要性や森林の整備の必要性への理解を深めていただけるよう、取り組んでまいります。

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「フナグシ沢育樹活動」へ参加

青森水源林整備事務所

森林教室開催:センター実施の写真

森林教室開催:センター実施

小学生との下刈活動の写真

小学生との下刈活動

小学生とのヒバ記念植樹の写真

小学生とのヒバ記念植樹

記念撮影の写真

記念撮影

青森水源林整備事務所(青森県青森市)は、平成27年7月16日(木)に横浜町苗代川目地区(通称:フナグシ沢 森林契東北第1999号隣接地)において開催された「フナグシ沢育樹活動」に参画しました。

当日は晴天に恵まれ、当事務所による森林教室、有畑小学校の児童17名と大人31名による下刈り作業のほか、ヒバ(17年生)の記念植樹を行いました。最後に児童からは「山と海はとても大切なつながりがあることがわかった」、「将来またこの場所に来てみたい」等の感想が述べられ、子供たちに山づくりに対する理解を深めてもらうことが出来ました。

当事務所も「苗代川目地区水源の里保全と整備を考える会」の構成員になっており、職員2名が参加し、児童とともに下刈り作業に汗を流したところです。

開催概要は次のとおりです

開催日 平成27年7月16日(木)
場所 横浜町苗代川目地区現地(通称:フナグシ沢)
趣旨 平成24年度に植樹したヒバの育樹活動(下刈り)に会員及び地元の方々に参加してもらい、地域の山づくりへの理解を深めてもらう。
主催 苗代川目地区水源の里保全と整備を考える会
会員:(上北地域県民局、三八上北森林管理署、横浜町、有畑地区町内会、東北町森林組合、森林総合研究所森林整備センター青森水源林整備事務所)
参加人数 48名(うち有畑小学生17名)

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
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「森林教室」を開催しました

中部整備局

森林のはたらきについて学ぶの写真

森林のはたらきについて学ぶ

水源林造成の必要性を説明の写真

水源林造成の必要性を説明

平成27年6月24日(水)に、森林整備センター中部整備局(愛知県名古屋市)は、愛知県北設楽郡設楽町内の当センター水源林造成事業地において、特定非営利活動法人(NPO法人)杣の会や設楽森林組合と協力して県内の田原市の小学生(清田小学校と亀山小学校の5年生、計35名)を対象に「森林教室」を開催しました。

田原市は、愛知県南端の太平洋に面した街で、以前は水の確保に非常に苦労していましたが、昭和43年に豊川用水が完成し、農業用水が確保できるようになってから、飛躍的に農業基盤の整備が進み、現在は、キャベツやメロンなどの野菜や花き等の生産は全国で一二を争うまでに発展しました。

田原市の小学校は、設楽町が豊川用水の水源地域であることから、林間学校を同町で継続開催しています。

また、当整備局は、子供たちに「水源かん養や国土保全などの森林のはたらき」や「山の仕事(間伐体験)」を知っていただき、私たちの事業を理解していただくために、3年前から森林教室を開催しており、今回で4回目となりました。

センター職員が講師となった森林教室では、ヒノキの丸太をベンチに仕立てた野外教室で「森林のはたらき」について、一緒に勉強しました。

子供たちは森林について事前に勉強していたようで、森林に関するクイズにほとんど正確に回答していました。

その後、子供たちは3つの班に分かれ、大人たちに補助してもらいながら、手鋸(のこ)を使って木の伐採(間伐)をしました。子供たちや引率の先生全員が手鋸で伐り進め、最後はみんなで掛け声をかけながら、木に結んだロープを引っ張りながら倒しました。

また、森林組合の職員が倒した丸太をチェーンソーで円盤形に伐って、子供全員に記念品として渡したところ、においを嗅いだり、樹皮を剥いだり、みんな大切に持ち帰ってくれました。

中部整備局は、今後も継続して田原市と連携しながら、森林教室を開催してまいります。

※今秋(9月10日(木))には、田原市立赤羽根小学校生を対象に森林教室の開催を予定しています。

写真:たくさんの質問が出ました

たくさんの質問が出ました

写真:鋸による間伐木切り体験

鋸による間伐木切り体験

写真:みんなで力を合わせて木を引っ張りました

みんなで力を合わせて
木を引っ張りました

写真:最後にみんなで記念撮影

最後にみんなで記念撮影

子どもたちから~森林教室の感想~

清田小学校と亀山小学校合同の森林教室」を行った児童全員から
心あたたまる感想文をいただきました。

キャプチャ画像:児童全員から心あたたまる感想文1
キャプチャ画像:児童全員から心あたたまる感想文2
キャプチャ画像:児童全員から心あたたまる感想文3

このほか、
「葉っぱが二酸化炭素を吸って、酸素をだすことがわかりました。」
「自然、森林がどれだけ大切かわかりました。」
など、たくさんの感想をお寄せいただきました。

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「石崎町下刈体験会」~石崎町会の森林で下刈作業を体験してみよう~

札幌水源林整備事務所

校長先生のお話し写真

校長先生のお話し

一人約3m四方を刈る写真

一人約3m四方を刈る

質問に答えてくれた児童の写真

質問に答えてくれた児童

鎌の使い方を実演の写真

鎌の使い方を実演

平成27年7月1日、札幌水源林整備事務所では、函館市石崎町において、初年度の下刈体験会を催しました。

下刈体験会を行ったのは、昨年度に函館市立石崎小学校児童を招き植樹祭を行った箇所であり、このような場所で下刈を行うのは初めての試みでした。これは、森を育てるためには、木を植えるばかりでなく、多くの人手が必要なのだということを、下刈作業を通じ体験・共感する場として企画したものです。当日は、小学校児童・教諭、所有者石崎町会、はこだて広域森林組合、当センター職員総勢約35名の参加を得ました。

前日から雨模様の不安定な天候に続き、当日も時折小雨が降り、横風が吹き付けていましたが、午後2時前に小学校児童(3年生以上11名)、教職員(6名)が到着すると、雨・風が止み、ほとんど濡れることもなく予定どおり開催することができました。主催者と校長先生のお話のあと、「なぜ下刈作業が必要なのか」、「鎌の使い方の説明」と続き、そのあとは、全員で草を刈る体験が楽しくできました。また下刈体験の最後には、森林組合作業員の方に、刈り払い機による下刈を実演して頂き、そのすごさに、一同目を丸くしておりました。

帰りがけには、昨年度も小学生の皆さんに、チェンソーによる伐倒を見学して頂いた造林地(平成26年度事業として、除伐(Ⅱ)を実施)があり、区域全体を除伐したあとがどのようになるか、またどのような目的があったのか、などの説明を聞いてもらいました。そして、トドマツの伐根がよく見えることから、年輪の説明なども行い、児童は普段見る機会の少ない切り株で、年輪を数えたり興味深げにのぞき込み、楽しく勉強して帰路につきました。

ひたすら刈る児童たちの写真1
ひたすら刈る児童たちの写真2

ひたすら刈る児童たち

ひたすら刈る児童たちの写真3
ひたすら刈る児童たちの写真4
最後にプロ作業員による実演の写真

最後にプロ作業員による実演

草を刈ったあとの記念撮影の写真

草を刈ったあとは記念撮影

「観察してみよう」のコーナの写真

除伐のあとはどんな森になるか、
「観察してみよう」のコーナー

年輪ミニ知識の写真

年輪ミニ知識

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「森と水の学習会」を開催

広島水源林整備事務所

泥水の浄化実験の写真

泥水の浄化実験

枝打ちロボット実演の写真

枝打ちロボット実演

散策風景の写真

散策風景

広島水源林整備事務所は、平成27年6月25日(木)広島県庄原市で、アサヒビール(株)、広島北部森林管理署との共催により、次世代を担う子供たちに向けて森林の大切さへの理解を深めるため森林環境教育「森と水の学習会」をアサヒビール社有林と俵原山国有林で開催し、庄原市立高野小学校の児童29名が参加しました。

この学習会は民国連携の一環として「甲野村山地域美しい森づくり推進協定書」に基づき実施するもので、森の働きに関する紙芝居、クイズ、泥水の浄化実験、枝打ちロボットの実演、丸太切り体験、森の散策を行い森林の役割に対する理解を深めていただきました。

また、この学習会は平成27年7月23日(木)にも広島県庄原市の小学生49名を対象に実施します。

今後もこうした学習会を通じて次世代に森林の必要性について、理解を深めていただくように引き続き取り組んでまいります。

平成27年6月25日「森と水の学習会」集合写真

集合写真

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「森林教室」を開催

近畿北陸整備局

平成27年6月18日「森林教室」の写真1
平成27年6月18日「森林教室」の写真2
平成27年6月18日「森林教室」の写真3
平成27年6月18日「森林教室」の写真4

平成27年6月18日(木)、森林整備センター近畿北陸整備局(京都府京都市)は、森林総合研究所関西支所及び京丹波森林組合と共同で、京都府船井郡京丹波町にある丹波ひかり小学校4年生(44名参加)を対象として「森林教室」を開催しました。この教室は、「森林の役割と森林をつくる仕事」と「山で働く人達」及び「樹木学習」の3つをテーマとして、昨年度に引き続き2回目の開催となります。

まず「森林教室」を始めるにあたり、子供たちに杉の間伐材を輪切りにしたコースターを配りました。子供たちは歓声をあげながら「気持ちいい」「いいにおいがする」等感想を口々にしながら、担当者からの「今日はこの木が成長するのにどれくらいの年月がかかるのか、木の成長にはどのような手入れが必要なのかなどを勉強してもらいます。」という話に聞き入っていました。

最初のテーマ「森林の役割と森林をつくる仕事」では、当整備局の職員からパワーポイント使って、子供たちにクイズを出しながら、京丹波町が日本全体・世界全体と比較して、いかに多くの森林に囲まれているかということを子供たちに学んでいただきました。
次に「水を蓄えてきれいにするはたらき」「山がくずれるのを防ぐはたらき」「地球温暖化を防ぐはたらき」「木を生産するはたらき」の4つについて話をし、これらの「森林の役割」を発揮させるためには森林を手入れする必要があり、多くの人々が林業という仕事に携わっていることを学んでもらいました。子供たちは熱心に聞き入り、質問の時間では、「苗木を植えて大きく成長するのにどれくらいの時間がかかるの?」や「木の種類は何種類くらいあるの?」といったさまざまな質問が飛び出しました。

「山で働く人達」では、最初に地元の京丹波森林組合の担当者の方の指導を受けながら子供たち一人ひとりが、京丹波町の町の木であるイチョウの木の種をポットに植えました。また、山の中で動いているプロセッサ等の高性能林業機械をスライドを交えて紹介した際には、子供たちから「力強い」という声があがり、木を伐倒した後、枝払いと玉切り・集積する機械のことを知りスライドに見入っていました。

「樹木学習」では、森林総合研究所関西支所の担当者により木の身体測定と題して、実際に校舎の周辺に植えてある木の「高さ」「太さ」を計算するための「距離」を、測干とメジャーを使ってそれぞれ班ごとに計測してもらい、木の測定方法と測定道具について学んでいただきました。子供たちにとって、測干ははじめて使用する道具だったので木の高さを測る際には非常に興味をもって取り組んでいただきました。

森林教室を終えた子供たちからは、「森林の大切さを知ることができた」「色々な木の名前を知ることができた」「森林が成長するには長い時間がかかることを学んだ」などの感想が発表されました。

約2時間という短い時間での「森林教室」でしたが、子供たちが多くの役割を担う森林が身近に多くあり、少しでも目を向けるきっかけになっていただけたら幸いです。来年度も継続して開催し、未来を担う子供たちに、森を守り、育てることの大切さを理解していただけるよう努めてまいります。

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
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豊かな海を育む森林の復興植樹祭の開催について

東北北海道整備局

大槌町立吉里吉里学園小学部5年の児童たちの写真

大槌町立吉里吉里学園小学部
5年の児童たち

コンテナ苗を植付する児童の写真

コンテナ苗を植付する児童

森林整備センター東北北海道整備局は、平成27年5月27日(水)に岩手県上閉伊郡大槌町の造林地で豊かな海を育む森林の復興植樹祭を開催しました。

本植樹祭は、平成23年3月11日(金)の東日本大震災と大津波による二次被害として林野火災が発生し、甚大な被害を受けた森林の復興支援活動の一環として行われたもので、三陸地域の豊かな海を育むことを願って森林総合研究所の東北3機関(東北支所、東北育種場、東北北海道整備局)が連携し開催しました。

当日は、地元の釜石地方森林組合などの林業関係者だけでなく漁業関係者や大槌町立吉里吉里学園小学部5年の児童14人にも参加いただき、総勢約100名規模での植樹祭となりました。また、NHK盛岡放送局ほかマスコミ各社が取材に訪れ、森林が豊かな海を育むことや水源林造成事業による震災復興の取組について、広く情報発信ができました。

開会にあたって、主催者挨拶があり、大槌町の碇川豊 町長(代読 佐々木彰 副町長)からは共催者挨拶がありました。続いて、東北森林管理局の飯塚淳 森林整備部長(元 森林農地整備センター上席参事)と岩手県農林水産部森林整備課の阿部義樹 総括課長から来賓のご挨拶をいただきました。

その後は、来賓の方々や分収造林契約の相手方及び主催者・共催者でオオヤマザクラの記念植樹と記念標柱の建立を行い、参加者全員でスギ苗木540本(普通苗270本、コンテナ苗270本)の植樹を行いました。参加した児童からは「立派に育ってほしい」などの感想がありました。

最後は、記念撮影を行った後、開催県の国正 盛岡水源林整備事務所長が閉会の挨拶を行い、盛会のうちに終了しました。

<次第>
  1. 開会
  2. 黙祷(1分間)
  3. 主催者あいさつ 国立研究開発法人 森林総合研究所
     森林整備センター 東北北海道整備局
     局長 赤木 利行
     森林整備センター 総括審議役 飯田 道夫
  4. 共催者あいさつ 大槌町長(代理 大槌町 副町長 佐々木 彰)
  5. 来賓のご紹介
  6. 来賓ごあいさつ 東北森林管理局 森林整備部 部長 飯塚 淳
    岩手県農林水産部 森林整備課 総括課長
    阿部 義樹
  7. 記念植樹
  8. 記念標柱建立
  9. 植樹方法の説明
  10. 植樹活動 大槌町立吉里吉里学園小学部5年生ほか
  11. 記念撮影
  12. 閉会
平成27年5月27日「豊かな海を育む森林の復興植樹祭」記念撮影の写真

記念撮影

主催:
国立研究開発法人 森林総合研究所 森林整備センター東北北海道整備局
東北支所
林木育種センター東北育種場
共催:
上閉伊郡大槌町 藤正建設株式会社 花巻市森林組合 釜石地方森林組合

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「森林・林業学習会IN球磨村」を開催

熊本水源林整備事務所

平成26年11月13日「森林・林業学習会IN球磨村」の写真1
平成26年11月13日「森林・林業学習会IN球磨村」の写真2
平成26年11月13日「森林・林業学習会IN球磨村」の写真3
平成26年11月13日「森林・林業学習会IN球磨村」の写真4
平成26年11月13日「森林・林業学習会IN球磨村」の写真5
平成26年11月13日「森林・林業学習会IN球磨村」の写真6
平成26年11月13日「森林・林業学習会IN球磨村」の写真7

森林の持つ公益的機能や重要性に対する国民の皆様の認識が高まる一方で、過疎化や生活様式の変化から、林業が盛んな地域に住む子どもたちにおいても山に入る機会は減ってきています。

熊本水源林整備事務所は、熊本県球磨郡球磨村一勝地の水源林造成事業地において「森に入り、木に触れる」をテーマに、平成26年11月13日(木)、地元の球磨村森林組合とともに「森林・林業学習会IN球磨村」を開催しました。

この学習会では、(1)森林教室(当事務所職員による出前講座)、(2)森林作業体験(ノコギリを使用した枝打)、(3)木工教室(木製プランター作成)を企画しました。森林に関する学習会と枝打体験に加え、森からの恵みである木材に接することにより、「身近にある森林と林業への理解を深めていただく」ことを目的としました。

球磨村立一勝地小学校、緑の少年団から29名の皆様が学習会に参加していただきました。会場に到着された後、まず、森林教室で「森のはたらき」を学び、続いて主催者による模範作業実演による枝打の手順、刃物の扱い方、林内の歩き方などについて説明を受け、班長(当事務所職員)引率のもと5班に分かれて林内へ入っていただきました。模範作業では簡単そうに見えた枝打も、実際にやってみると少々難しかったようです。ただ、戸惑っていたのは最初だけで、慣れるにしたがい次々に見事に枝を落としていき、早々に作業を終えた班からは、「もっと枝を落としたい」と他の班へ応援に駆けつける人もいました。

森林作業体験を終えた後は、一勝地小学校に戻って木工教室を体験していただきました。2人1組で金槌と釘を使い、協力しながら16個の木製プランターを組立てました。この木製プランターは、今後学校での草花栽培に活用していただくようです。木工教室の後は再び森林教室に戻り、3つに立割りした丸太を使い、心材部や辺材部など木の内部構造とそれぞれの働き、成長の仕組みなどを学んでいただきました。また、最後に緑の少年団を担当される先生から、本日学んだことについての確認がクイズ形式で出題され、大いに盛り上がりました。

こうして積極的で活発な子ども達により、学習会は盛況の内に終わりを迎えました。閉会式ではたくさんの感想が寄せられました。「枝打をしたら林内が明るくなって気持ちが良かった」という感想からは体験を通じて枝打効果の1つを理解していただけたことが実感できました。

私たちは、今後ともこのような身近に森や木を感じてもらえる機会を設け、森林・林業への関心と大切さを学べる取組を行っていきたいと考えています。

日時 平成26年11月13日(木)
9:00~12:30
場所 熊本県球磨郡球磨村一勝地
水源林造成事業地内
参加者 球磨村、一勝地小学校緑の少年団6年生、
5年生29名を含む 関係者約50名
主催 (独)森林総合研究所森林農地整備センター
熊本水源林整備事務所 球磨村森林組合
後援 熊本県水源林造林協議会
参加者みんなで記念撮影の写真

参加者みんなで記念撮影

当センターでは、地域の小中学校などを対象に、出前森林講座(森林教室)を開催しています。
詳しい内容や開催のご要望などは、お近くの整備局、水源林整備事務所にお問い合わせください。

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「森・川・海を育む植樹祭 IN 山口」を開催

中国四国整備局

「森・川・海を育む植樹祭 IN 山口」植樹の様子の写真

植樹の様子

「森・川・海を育む植樹祭 IN 山口」森林教室の様子(ビンゴゲーム)の写真

森林教室の様子(ビンゴゲーム)

「森・川・海を育む植樹祭 IN 山口」森林教室(紙芝居の写真

森林教室(紙芝居)

「森・川・海を育む植樹祭 IN 山口」高性能林業機械の実演の様子の写真

高性能林業機械の実演の様子

「森・川・海を育む植樹祭 IN 山口」小学生代表よりメッセージの写真

小学生代表よりメッセージ

平成26年10月30日(木)に中国四国整備局(岡山市)は、山口市の水源林造成事業地において、「森・川・海を育む植樹祭IN 山口(協賛:山口市、山口中央森林組合及び山口県水源林造林協議会)」を開催しました。この植樹祭には地域の未来を担う小学生児童(山口大学教育学部付属山口小学校3年生)33名を含む総勢71名に参加していただきました。

当日は秋晴れの中、開会式典に引き続き参加者全員により、ヒノキ100本(コンテナ苗)、ヤマザクラ10本を植樹しました。児童等は森林組合の職員や当センター職員に教わりながら一本一本丁寧に植付けを行いました。

その後、植樹会場において児童が将来の自分に思いを込めた一人一人のメッセージなどを納めたタイムカプセルを埋設しました。

引き続き参加した児童に森林の働きを理解していただくことを目的に森林教室を開校し、まずは樹木の名前のビンゴゲームを行い、次に「森林の働き」についての紙芝居を行いました。森林のもつ水源涵かん養などの恩恵についてわかり易い説明に努め、皆さんも熱心に聞き入っていただきました。

午後からは、アトラクションとして森林組合のオペレーターによる高性能林業機械(ハーベスタ)の作業実演を行いました。一つの機械で十数メートルの立木をあっという間に伐倒・枝払・玉切といった一連の作業を行うハーベスタをはじめて見た児童から“すごい”という歓声、拍手が上がりました。

最後に、このイベントに参加して、児童代表より、“森林の大切さ”や、“林業をもっと知ってもらいたい”と言った心のこもった内容のメッセージが読み上げられ、参加者全員で森林・林業の大切さを確認し植樹祭を無事に終了することができました。

「森・川・海を育む植樹祭 IN 山口」小学生代表のメッセージの内容キャプチャ画像

小学生代表のメッセージの内容

活動「森・川・海を育む植樹祭 IN 山口」植樹参加者による記念撮影の写真写真

植樹参加者による記念撮影

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コンテナ苗を使い植樹祭を開催!

奈良水源林整備事務所

写真:ヤマザクラ綺麗な花が咲けば良いね

ヤマザクラ
綺麗な花が咲けば良いね

写真:コンテナ苗って簡単だね

コンテナ苗って簡単だね

写真:緑の北山っ子宣言を高らかに

緑の北山っ子宣言を高らかに

写真:学校生活の思い出の一枚に

学校生活の思い出の一枚に

奈良水源林整備事務所(奈良市)は、平成26 年11月4 日(火)奈良県吉野郡上北山村大字西原にある水源林造成事業地において植樹祭を開催しました。地元の上北山小中学校(水口雅彦校長)全校児童生徒17 名を含めた総勢100 名が参加しました。

奈良県では、ここ数年、大規模な台風災害が発生したことから、「木を植え、木を育て、木を伐り、木を植える」”環”を再生させ、災害につよいしなやかな森林づくりが求められています。このため、奈良県水源林造林協議会と共催でこの植樹祭を開催し、未来を担う子供達に「ふるさとのつよくしなやかな森林を未来に引き継いでいく」ことの大切さを理解してもらうことにしました。

当日は、時々強風が吹き抜けるものの雲一つない晴天に恵まれました。小中学校で記念式典を行った後、国道沿いの植樹会場へは、バスで移動しました。

植樹会場では、まず、代表者による県の木のスギ、村の木のケヤキ、森を彩るヤマザクラの植栽を行い、スギのコンテナ苗、500 本を植栽しました。

なお、苗木や植栽時期の違いによる活着率や成長量が比較できるように、今回の植樹祭に併せて、10 本の裸苗を植栽するとともに、奈良県での通常の植栽時期である2月にコンテナ苗と裸苗をそれぞれ10 本ずつ植栽することにしています。

あらかじめ前日に、この植栽のために、造林者である吉野きたやま森林組合の皆さんが、岩手北部森林管理署からお借りした植栽器を使い、穴を開けていたので、急傾斜地ではありましたが、予想外に早い20 分程度で全ての苗木を植えることができました。子供達からは、「たくさん植えた」と満足そうな声があちらこちらから聞こえてきました。

今回の植樹祭では、記念標柱の設置や「緑の北山っ子宣言」などいろいろな場面で子供達に活躍してもらいました。また、事前学習で子供達が作成した「葉っぱのステンドグラス」も植樹会場に彩りを添えていました。

植樹終了後、豊かな水源林を守り育てるために、多くの人達が知恵を出し、協力しながら頑張っていることを知ってもらうために、森林総合研究所3機関(関西支所、関西育種場、当事務所)と森林組合による出前講座形式の森林教室を行いました。

森林教室の事前学習として、水源林造成事業のパネルのほか、関西支所や関西育種場のパネルを10 月20日から学校の掲示コーナーに展示してもらいました。

森林教室当日では、森林・山のお仕事紹介として、当事務所がなぜ水源林をつくる必要があるのかを、森林組合が実際にどんな作業をしているかを、関西支所が豊かな森林を造り資源を有効に使うためにどのような研究をしているのかを、関西育種場がつよくしなやかな森林づくりに不可欠な林木の品種開発などの取組について、経験談も加えながらの説明を行いました。

この植樹会場が、「豊かさを未来へつなぐ森づくり」の場として、子供達に長く活用してもらうことを願っています。

当日は、奈良テレビと奈良新聞に取材があり、翌日の1面に「緑いっぱいの山に」と題して、植樹祭の模様を報道していただきました。

写真:みんなで「豊かさを未来につなぐ森づくり」を誓いました

みんなで「豊かさを未来につなぐ森づくり」を誓いました

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「お山のお仕事体験!」を開催

九州整備局

「お山のお仕事体験!」開会式の写真

開会式

「お山のお仕事体験!」枝打ち体験の写真

枝打ち体験

「お山のお仕事体験!」森林教室の写真1
「お山のお仕事体験!」森林教室の写真2

森林教室

「お山のお仕事体験!」コースター作りの写真

コースター作り

「お山のお仕事体験!」コースターの写真

特定非営利活動法人(NPO法人)森林(もり)をつくろうと九州整備局(福岡市)は、小学生を対象に、水源林造成事業地において、森林・林業の体験交流イベント「お山のお仕事体験!」を平成22年度から開催しています。

5年目の今年は、平成26年11月8日(土)に、福岡県田川郡香春町采女谷(うねめだに)の水源林造成事業地において、香春町役場と香春町教育委員会との共催により開催しました。

このイベントは、未来を担う子供たちが林業体験や森林教室等を通して、「国土の保全、水源の涵養及び木材生産」など「森林の多面的な機能」を伝えるとともに、これらの森林の機能を発揮させるためには、「森林の適切な整備・保全」が必要なことを理解することを目的に体験型学習方式で実施しています。

イベントには、香春町内の小学校2年生から6年生19名の子どもたちに参加していただきました。

開会式での九州整備局長及び香春町長の挨拶の後、枝打ち作業の必要性と作業方法を説明して、手鋸を使ってヒノキの枝打ちを体験していただきました。
参加した小学生は、職員から鋸の使い方の指導を受け、最初はこわごわ鋸を使っていましたが、2~3本の枝を切るとだんだん鋸の使い方に慣れ、しっかりと枝を切り落とせるようになり、子どもたちは大喜びでした。
枝打ち終了後、町内にある総合学習施設「フレッシュワークかわら」に移動して、地元婦人会の方々に作っていただいた暖かい豚汁と持参してきたお弁当を美味しくいただきました。

午後の森林教室は、1限目と2限目に分けて実施しました。1 限目は、「森林の大切さ」をテーマに、水源涵かん養や国土保全及び環境保全という森林の働きについて説明した後、植林後手入れがされず放置された森を動物たちが力を合わせて復元していく紙芝居「森」を上映しました。2 限目は、「森を知り,森を守り、森を活かす」というテーマで、当研究所九州支所で実施している様々な研究について説明しました。

その後の「木工教室」では、ヒノキの輪切りの表面を紙やすりで磨いた後、思い思いの絵を書き、アクリル絵の具で色付けを行いました。その後ニスを塗って立派な世界で一つだけのコースターができあがりました。中には、家族用に4枚も作成した子供もいました。

閉会式では、子供たちから「枝打ちは初めての体験でしたが楽しかったです。」「また参加したいです。」「森林が二酸化炭素から酸素を作る事や災害から僕たちを守ってくれていることが判りました。」などの感想がありました。NPO 法人佐藤理事長から、閉会の挨拶で「今日一日、林業体験や森林教室に木工教室多くの体験ご苦労様でした。」とのねぎらいの言葉と共に、「楽しかったことを是非お家に帰ってご家族の方に報告して下さい。」とのお願いに、皆さんうなずいていました。また、参加した子供たちには、参加賞を配り、大喜びでした。

最後に、本イベントを支援して頂いた関係各位に心から感謝申し上げます。

「お山のお仕事体験!」イベント参加者による記念写真

イベント参加者による記念写真

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「平成26年度 植樹祭(森林教室)」を開催しました

富山水源林整備事務所

平成26年度 植樹祭(森林教室)の写真1
平成26年度 植樹祭(森林教室)の写真2
平成26年度 植樹祭(森林教室)の写真3
平成26年度 植樹祭(森林教室)の写真4

富山水源林整備事務所(富山市)は、平成26年10月4日(土) に、 富山県南砺市井波町内の水源林造成事業地において、地元の緑の少年団や住民の皆様のほか、土地所有者である七村生産森林組合の組合員や造林者である富山興業株式会社の社員など世代を超えた総勢約50名による植樹祭を開催しました。
この植樹祭は、地域防災を担う森林を身近に感じてもらうとともに、水源林造成事業を理解してもらう目的で開催しました。
植樹に先だって公民館で、子どもたちを対象に、松下水源林整備事務所長が水源林造成事業の説明を、職員が森林教室をそれぞれ行いました。
森林教室では、森林が持つ公益的機能の一つとして、腐葉土と普通の土との浸透比較試験を行い、水源涵養効果についての森林の役割を参加者全員に理解していただけるよう努めました。

植樹祭の現地は、作業道が設置されており、 自動車でも行くことができましたが、「造林作業の大変さを皆様に体験していただきたい」との箭原(やはら)七村生産森林組合長の思いから、 参加者には歩道を約30分ほどかけて歩いていただきました。
歩道の途中からは、 素晴らしい秋晴れの下、砺波平野が眼下に拡がり、歩き疲れた参加者も疲れを忘れ、しばし絶景に見とれていました。
植樹祭では、森の動物のエサにもなるクリ、コナラ、ヤマザクラの広葉樹を全員で記念植樹しました。
参加者の多くは初めての植樹のため、 最初は戸惑い気味でしたがすぐに慣れたようでした。子どもたちが植えている周りには、参加者が多く集まり、植える手伝いをするなど心温まる光景が見られました。

植樹後、箭原生産森林組合長から収穫したばかりの新米のおにぎりを差し入れていただき、 参加者は自然の中で秋の恵みもごちそうになりました。

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「フナグシ沢育樹活動(森林教室)」を開催

青森水源林整備事務所

フナグシ沢育樹活動(森林教室)の写真1
フナグシ沢育樹活動(森林教室)の写真2

青森水源林整備事務所(青森県青森市)は、平成26年7月15日(火)、「フナグシ沢育樹活動(主催:苗代川目地区水源の里保全と整備を考える会)」に参加しました。また、当日参加した地元有畑小学校の児童(16名)を対象に、当事務所主催による「森林教室」を開きました。

当日は晴天にも恵まれ、育樹活動では、平成24年度に植樹したヒバの苗木の周りの下刈りを行いました。「森林教室」は育樹の作業前に行い、森林の果たす役割や植林の仕事について説明しました。作業終了後には、子どもたちから「植樹したヒバが1年でどのくらい大きくなったかわかりました。」、「森林を育てることの大変さを知ることが出来ました。」などの感想が寄せられ、森林の役割や育樹の重要性について理解を深めていただくことが出来ました。

開催日 平成26年7月15日(火)
場所 青森県上北郡横浜町苗代川目地区フナグシ沢
趣旨 植樹したヒバの育樹活動(下刈り)を通じて、地域の山づくりへの理解を深めていただく。
主催 苗代川目地区水源の里保全と整備を考える会
会員:(上北地域県民局、三八上北森林管理署、横浜町、有畑地区町内会、東北町森林組合、(独)森林総合研究所森林農地整備センター青森水源林整備事務所)
参加人数 54名(うち有畑小学校児童16名)

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「豊かな川と海を育む森林づくり」育樹祭を開催!!

東北北海道整備局

「豊かな川と海を育む森林づくり」育樹祭の写真1
「豊かな川と海を育む森林づくり」育樹祭の写真2
「豊かな川と海を育む森林づくり」育樹祭の写真3
「豊かな川と海を育む森林づくり」育樹祭の写真4

平成26年6月21日(土)、東北北海道整備局(宮城県仙台市)は、仙台市泉区福岡の水源林造成事業地内において、根白石愛林公益会、宮城中央森林組合及び宮城県水源林造林協議会の協賛のもと、育樹祭を開催しました。この育樹祭は、川下の小学生を対象に森林のはたらきや、そのはたらきを維持する林業の重要性を、未来に羽ばたく小学校児童に理解していただくことを目的としています。当日は、仙台市北部にある将監小学校の将監けやきっこ放課後教室※という課外活動の一環として児童(23名)と保護者(14名)の皆様に、参加していただきました。

まず、パネルを用いて、森林のもつ水源 かん 養・土砂流出防止・木材生産などの機能が私たちの生活に与える恩恵について、そしてその機能を維持し向上させるために山の仕事、特に間伐が必要不可欠であることを説明しました。

次に、宮城中央森林組合の方が、チェーンソーで実際に木を伐倒する様子を実演しました。十数メートルの高さの木が倒れる様は迫力があり、参加者の口からは歓声が上がりました。

さらに、切り倒した伐倒木を利用し、参加者の皆様に枝払い・裁断体験をしていただきました。児童たちは、初めのうちは馴染みの無い作業に苦戦していましたが、コツを掴んでからは夢中になって鋸を振るっていました。

その後、スプリングバレー泉高原スキー場の屋内スペースを借りて、松かさを使った木工工作の時間を設けました。森でとれた材料で各自思い思いの作品を創り上げていました。

今後もこのような交流活動を通じて、子供たちだけでなく保護者の皆様にも森林の大切さを理解していただくとともに、林業という仕事や身近に木材に親しんでいただく機会を提供できるように努めてまいります。

※将監けやきっこ放課後教室
放課後の小学校施設などを活用して、子供たちの安全な居場所を設けるとともに、 学習やスポーツ、地域に根ざした多様な体験活動及び地域住民との交流活動等の機会 を提供することで、子供が自ら学ぶ力を身に付け、地域で子供をはぐくむ環境を充実 させることを目的として実施されています。
「豊かな川と海を育む森林づくり」育樹祭の写真5

「けやっきっこ放課後教室」 の皆さんより
手描きイラスト入りの心あたたまるお手紙をいだきました。

「豊かな川と海を育む森林づくり」育樹祭:お手紙キャプチャ画像

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下刈り実習(『手刈り工程』及び『機械刈り工程』の比較検証検討会)への協力

静岡水源林整備事務所

下刈り実習の写真1
下刈り実習の写真2
下刈り実習の写真3
下刈り実習の写真4

静岡水源林整備事務所(静岡県静岡市)は、平成26年5月30日(金)に、「森の石松」の出生地であると言われている静岡県周智郡森町の水源林造成事業地において、下刈の『手刈り工程』及び『機械刈り工程』の比較検証検討会を開催しました。
この検討会は、当事務所に静岡県立農林大学校(静岡県磐田市)養成部林業学科から「下刈り実習」のフィールド提供の協力依頼があり、当事務所から、下刈り作業での「手刈り」と「機械刈り」の効率の差を体験されてはどうかと提案し実施したものです。同大学からは、今後、林業の現場で就業する学生の貴重な実体験になるとご快諾いただきました。

当日は、同大学校(学生6名、引率教員3名)、森町森林組合(職員1名、作業員2名)及び当事務所(職員3名)が参加しました。
当事務所による水源林造成事業の概要、森林の保育に関する課題や問題点(獣害対策等)の説明、森林組合や引率教員から作業についての手順、安全対策についての十分な説明を行いました。学生は、各自の服装、使用道具を点検した上で「草刈鎌」による手刈り作業を実習しました。この比較として森林組合の作業員が「草刈り機」による機械刈り作業を行いました。
学生達は足場の悪い傾斜地に悪戦苦闘の中、引率教員や森林組合のベテラン職員から効率の良い刈り方や安全な作業方法の指示を受けながら、額の汗をぬぐうのも忘れて初めての草刈りに挑んでいました。

また、昼食後の休憩時間には慣れないながら「草刈鎌」の刃研ぎ作業も実習し、山作業の流れを学んでいました。下刈り作業の終了後、学生達は、作業現場が遠望できる稜線に移動しました。それぞれが行った作業の結果を目の当たりにして、自分たちが流した汗の成果に満足しつつも、「草刈り機」の作業効率の高さを改めて実感していました。

5月下旬の天候が良い作業地では汗ばむほどの陽気であり、その中での検討会は、「下刈り」作業初体験だった学生達にとって、林業現場における人力作業の大変さの反面、山仕事の爽快感を実感した一日だったようです。
当事務所では、今後も実習のためのフィールド提供などの協力を通じて次世代の林業を担う青少年の教育にも貢献してまいりたいと考えています。

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「森林教室」を開催

近畿北陸整備局

平成26年6月12日「森林教室」の写真1
平成26年6月12日「森林教室」の写真2
平成26年6月12日「森林教室」の写真3
平成26年6月12日「森林教室」の写真4
平成26年6月12日「森林教室」の写真5

平成26年6月12日(木)、近畿北陸整備局(京都府京都市)は、当研究所関西支所と京丹波森林組合との共同で、丹波ひかり小学校(京都府船井郡京丹波町)の4年生35名を対象に「森林のはたらき」、「山で働く人達」、「樹木学習」の三つのテーマによる「森林教室」を開催しました。

平成23年に国際森林年を記念して同町で実施した「植樹祭」では、当時の同校5年生40名の児童が「ヒノキ」の苗を植え、参加しました。
そのときの児童たちが一生懸命植えた苗が3年経ってどの位成長したのか、当時植樹したのと同じ大きさの苗と、実際に植樹祭会場から採取してきた木を持ち込み、樹高を測ったり大きさを比較してその成長ぶりを目で確認してもらいました。子供たちは、「すごい!!3年でこんなに成長するんだ」と驚いていました。

最初のテーマ「森林のはたらき」では、当整備局の職員が、たくさんある森林のはたらきの中から「水」「土」「空気」をキーワードに、「地球温暖化」「光合成の働き」など身近な言葉を使いながらパワーポイントによるスライドを使って説明し、クイズを交えながら学んでいただきました。子供たちは熱心に聞き入り、質問の時間では、「光合成を行う木が足りなくなったらどうなるの?」とか「二酸化炭素が無くなったら地球はどうなるの?」といった、担当者でも答えに窮するような質問が数多く飛び出しました。

二つ目のテーマ「山で働く人達」では森林組合の担当者が、大きな木に育てるためには植えたままでは育たず、草や つる を取り除いたり、曲がったり、よく育っていない木を間伐したり、人の手を加えなければならないことの説明をしました。また、写真を交えて木造の家を建てるための木になるには70~80年ぐらいかかるなど、林業の長期間にわたる活動を説明しました。会場にはチェーンソーや草刈り機、ヘルメットなどを準備し、山で働く姿を実演しました。

三つ目のテーマ「樹木学習」では、当研究所関西支所の担当者2名が二つのグループに分け、実際に校舎の周辺に植えられている木の観察を手伝いました。樹木の違いによって、互い違いに葉が出ている「互生」や枝の同じところから両側に一枚ずつ葉が出ている「対生」など葉の付き方にも特徴があることやドングリができる木が数種類あり、そのドングリにも食べれるドングリと食べられないドングリがあることを学んでいただきました。

森林教室を終えた子供たちからは、「木や森林には興味は無かったが、もっと知りたくなった」、「木は人と関わり合いがあることが判ってよかった」、「わからなかった植物を自分で調べて図鑑を作りたい」などの感想を発表していただきました。

このような「森林教室」を通じて、子供たちが恵まれた自然環境に囲まれながら、普段あまり気にかけなかった森林や周囲の植物に目を向ける一つのきっかけとなればと思っています。

約2時間の限られた短い時間での「森林教室」でしたが、地域ならではの取組として、今後も継続して開催し、未来を担う子供たちに、森を守り、育てることの大切さを理解していただけるよう努めてまいります。

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「森林教室」を開催しました

中部整備局

水源林造成の必要性を説明の写真

水源林造成の必要性を説明

豊川用水の恩恵についての写真

豊川用水の恩恵について

丸太切り体験の写真

丸太切り体験

輪切りの重さを計測するゲームの写真

輪切りの重さを計測するゲーム

中部整備局(愛知県名古屋市)は、渥美半島にある愛知県田原市内の小学校の児童を対象に、平成26年6月25日(水)、愛知県北設楽郡設楽町の水源林造成事業地において、「山の仕事、水源涵(かん)養」などの「森林のはたらき」や「みどりの大切さ」の学習を目的として、設楽森林組合にご協力をいただき、当整備局とNPO法人「杣(そま)の会」の共同主催で、「森林教室」を開催しました。

田原市は愛知県の南東部に位置し、大規模な農業生産基盤の整備が進められ、野菜、花き等の農業生産額が平成17年、平成18年の市町村別統計で連続全国1位となった全国有数の農業先進地です。
こうした発展は、昭和43年の豊川用水の全面通水以降であり、設楽町は豊川用水の水源地域であることから、設楽町で開催される林間学校のカリキュラムの一部を私たちにご依頼していただきました。

当日は、田原市の亀山小学校と清田小学校の5年生、併せて32名の子供たちが参集し、渥美半島に豊川用水がもたらしている水の恵みと、豊川用水の水源地における「緑のダムとしての森林のはたらき」を学んでいただきました。
講師がする水源林造成の必要性や、豊川用水の恩恵についての説明を、子供たちが興味深く話を聞く姿が印象的でした。

その後、あいにくの雨天となったため、場所を設楽町の「つぐ高原グリーンパーク」に移し、「丸太切り体験」を実施しました。切った丸太の輪切りの重さが200gになるように競うゲームを行い、最も近い重さの輪切りを切った子供はみんなから拍手喝采を浴びていました。

また、各小学校の代表生徒に感想を発表してもらうなど、子供たちの楽しい笑い声の中、盛会のうちに教室を終了しました。

今後もこのような機会を設けて、森林総合研究所の存在や業務について幅広く様々な方々に理解を深めていただけるよう取り組んでまいります。

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「森林の学校」で地元小学生と交流

東北北海道整備局

「森林の学校」で地元小学生と交流の写真1
「森林の学校」で地元小学生と交流の写真2
「森林の学校」で地元小学生と交流の写真3

平成26年7月2日(水)、東北北海道整備局(仙台市)は、宮城県黒川郡大和町の吉田小学校で「森林の学校」を開きました。

この「森林の学校」は、森林のはたらきや、そのはたらきを支える林業の重要性を、未来を担う小学校児童に理解していただくことを目的としています。
今回の「森林の学校」は1~3年生の低学年と4~6年生の高学年に分かれて行いました。
それぞれに1時限ずつとして、前半は森林についてのスライドを見ながら学び、後半は木工工作を行っていただきました。

低学年向けのスライドは、森の動物たちが主役の物語で、手入れの行き届いていない森林は、水源 涵 養・土砂流出防止・生物多様性などの機能が低下してしまうという内容のものです。
難しい内容でしたが、物語としてなら理解しやすいのか、最後まで静かに聞いていただきました。

高学年向けのスライドは、森林のもつ水源 涵 養・土砂流出防止・木材生産などの機能が私たち人間の生活に必要不可欠であるということ、そしてその機能を維持し向上するために適切な山の仕事が必要であるということを説明しました。
4年生の社会科で林業について学び、聞き覚えのある話も多いのか熱心に聞き入っている様子が窺えました。

後半の木工工作では、松かさや地元吉田で取れた木材を使って、好きなものを作っていただきました。それぞれ思い思いの作品を作り、自然の素材の良さを楽しんでいただきました。
先生方から授業終了の合図が出たときには、子供たちから「もっと続けたい!」との声が上がるほどでした。

この吉田小学校で「森林の学校」を開催するのは昨年に続いて2回目となりました。
今後も森林や林業の重要性を楽しみながら理解を深めていただけるよう努めてまいります。

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