国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林整備センター Forest Research and Management Organization

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地域活動(令和6年の取り組み)

第5回 山の日フェスティバルに参加!

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
鹿児島水源林整備事務所

日時 令和6年8月11日(日)
場所 霧島ヶ岡公園
主催 鹿屋市認定登山ガイドクラブ
共済 鹿屋市林務水産課
参加団体等 鹿屋市観光協会、大隅森林組合、曽於地区森林組合、 森林整備センター鹿児島水源林整備事務所
内容 登山道具の展示、ほりにし販売、スタンプラリー、ジビエ振る舞い、ドローン体験、丸太切り競争、漢字クイズ
参加者 約200人

鹿児島水源林整備事務所(鹿児島県鹿児島市)は、令和6年8月11日(日)に鹿屋市の霧島ヶ岡公園内にて開催された「第5回 山の日フェスティバル」に参加しました。

このイベントは、同日に同施設内で行われる鹿屋バラ園の無料開放やマウンテンバイカーズフェスに併せて、多くの人に山や森林への理解を深めていただくことを目的に、鹿屋市認定登山ガイドクラブの主催により開催されたものです。

写真:クイズの様子1

当日は、120名ほどの来場者があるなか、認定登山ガイドによる鹿児島県の自然についての展示を始め、森林組合によるドローンの操作体験や丸太切り競争、鹿屋市によるジビエ肉(イノシシ肉)のふるまいなど様々な森林林業に関する出し物が行われ、多くの参加者に森林と触れ合っていただくことができました。

写真:クイズの様子2

私たちは、水源林造成事業に関するパネル展示や所長お手製の木偏のつく漢字クイズを行いました。老若男女様々な世代の方たちが家族や友達一丸となりクイズに挑戦する様子は、とてもほほえましいものでした。また、クイズの終了後「勉強になった!」等の声を数多くいただき、イベントに出展した甲斐がありました。

このイベントに森林整備センターをはじめとした公的機関が参加するのは初めてであり、本当に手探り状態での参加になりましたが、好天にも恵まれ盛会裏に終えることができました。

今後もこのような活動を通して、水源林のPRと木に親しんでいただく機会を作っていきたいと考えています。

写真:山の日フェスティバルの様子

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森林もりとのふれあい2024」に出展

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
中国四国整備局

日時 令和6年8月5日(日)
場所 国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林総合研究所 林木育種センター 関西育種場
(岡山県勝田郡勝央町)
主催 森林総合研究所 林木育種センター 関西育種場
森林総合研究所 関西支所
森林総合研究所 四国支所
森林整備センター 中国四国整備局

中国四国整備局は、令和6年8月4日(日)に岡山県勝田郡勝央町にある森林総合研究所林木育種センター関西育種場内で開催された「森林もりとのふれあい2024」に出展しました。

中国四国整備局は「森林整備センターの事業を紹介するパネル展示」「木へんのつく漢字クイズ」「丸太切り体験」「まつぼっくり・どんぐり工作」をとおして、子供たちと一緒に来場されたご家族に森林整備センターの事業を紹介するとともに樹木や自然への理解を深めてもらうことなどを目的に毎年参加しています。

写真:イベント場所風景

当日の気温は35℃。この暑さの中でイベントを開催して、いったいどれだけの人が足を運ばれるのだろうか、と不安でした。

しかし、当日は客足が絶えることなく、大盛況のままイベントを終えることができました。

写真:森林整備センターの事業を紹介するパネル展示の様子

「森林整備センターの事業を紹介するパネル展示」

パネルと映像・音声で森林整備センター事業をPRしました。

パネルは7枚持って行きましたが、スペース等の関係から、厳選した4枚を展示しました。

写真:木へんのつく漢字クイズの様子

「木へんのつく漢字クイズ」

黙々初級・中級・上級と難易度が分かれているため、子供から大人まで幅広く楽しんでいただけたと思います。

回答に直接結びつかない、気の利いたヒントを出すこと、それが次回の課題だと感じました。

写真:丸太切り体験の様子

「丸太切り体験」

黙々と丸太を切り続ける子どもたちの姿が印象的でした。

丸太をおさえている職員が倒れてしまいそうになるほどの暑さの中で、夢中になって丸太を切る子どもたちの姿はとても輝いていました。

写真:まつぼっくり・どんぐり工作の様子

「まつぼっくり・どんぐり工作」

昨年は炎天下の中で行った「まつぼっくり・どんぐり工作」ですが、今年は急遽室内で開催しました。

空調が効いており、参加者の方も快適に作業ができたと思います。

また、イベント内の避暑地としてもご利用いただけたようで、参加者の方だけでなく担当職員にも大人気のスポットでした。

写真:まつぼっくり・どんぐり工作の様子

たくさんの笑顔に囲まれて、とても楽しい時間を過ごすことができました。

普段の業務では味わうことができない達成感・満足感が味わえる「森林とのふれあい」、ぜひ来年も参加したいと思いました。

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「森林総合研究所 夏の一般公開」に出展

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
関東整備局

森林整備センターは、令和6年7月26日(金)茨城県つくば市で行われた森林総合研究所主催の「森林総合研究所 夏の一般公開」に参加ました。

森林総合研究所では、例年、森林環境への興味や理解を深めていただく目的で夏の一般公開を開催しており、今年は昨年に引き続き事前予約制で午前と午後の部それぞれ125名を定員とし、クラフトワーク、年輪コア採取体験、動物の足形観察コーナーなどの参加型企画が用意され、夏休みの小中学生や子供連れ家族などが多数参加しました。

森林整備センターは森林保険センターと協力し、クラフトワーク「木製品に絵を描こう」において、間伐材を利用した丸うちわや木製ぶんぶんごまの絵付けコーナーを開催しました。また、イベント参加者が、森林を身近に感じるとともに、森林の公益的機能等に対する理解を深められるように、「リーフアートの体験」、「木偏の漢字クイズ」、「水源林造成事業のパネル展示」を企画しました。

特に、佐野森林業務部次長によるリーフアートの体験では、広葉樹の葉を繊細に切り抜く巧みな技術に驚く声や、リーフアートに用いた樹木の生態等についてのわかりやすい説明に熱心に耳を傾ける方もおり好評を博していました。また、木偏の漢字クイズでは、初級・中級・上級の3つのコースを設定したことから、最初に選択したコースを終了してから、より難易度の高いコースに再度チャレンジするなど、小学生からお年寄りまで幅広い年齢層の方々が楽しまれていました。

当日は温度上昇による参加者の熱中症等が心配されましたが、室内会場での開催ということや水分補給を呼びかけるなどによって参加者も良好な環境で訪問者と交流できました。

今後もこのような森林や木に親しむ活動に積極的に参加し、首都圏に住む皆様にも水源林の重要性について理解が得られるよう努めてまいります。

写真:間伐材を利用したうちわ・ぶんぶんごま

間伐材を利用したうちわ・ぶんぶんごま

写真:木偏の漢字あてクイズに挑戦

木偏の漢字あてクイズに挑戦

写真:大好評のリーフアート体験

大好評のリーフアート体験

写真:ポスター等の展示で事業をPR

ポスター等の展示で事業をPR

写真:会場全体

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群馬県桐生市において山形県南陽市議会の行政視察に協力

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
前橋水源林整備事務所

山形県南陽市議会から群馬県桐生市議会に桐生市における山火事後の10年間の取組についての行政視察の申し込みがあり、これを受けて、令和6年7月16日に南陽市議会議員等総勢6名による行政視察が桐生市(会場:桐生市議会委員会室)で開催されました。

当事務所には桐生市を通じて被災地復旧の取組に関する講演依頼があり、社会貢献度向上や技術力PRの機会、地域との連携を深める機会となることから、これを快諾し対応しました。

当日は、桐生市議会議長による歓迎の挨拶に続いて南陽市議会議長による挨拶があり、その中で「令和6年5月、南陽市において122haの山火事が発生した。平成26年に桐生市において大規模な山火事が発生し復旧・再生が図られたことを知り、消防活動やその後の防災対策、山火事跡地の復旧・再生方法を学びたいと思い、伺った次第である。」と今回の行政視察に至った経緯について話がありました。

両市議会議長の挨拶が終わると、桐生市消防本部から林野火災発生当時の対応、その後の山火事防止対策、山火事を経験して改善した内容についての講演があり、続いて桐生市農林振興課から被災地全体の概況説明の後、当事務所が講演を行いました。

当事務所からは、センターが復旧に携わった経緯(早期復旧に向け地域と連携して対応したこと)、センターの技術を活用した復旧(新規契約と面的整備)の計画~実行・管理、復旧・再生効果の検証の取組を説明しました。また、植栽を終えた現地の状況や被災後徐々に枯損木が発生した箇所の面的整備の実施状況について、UAVで撮影した動画やスライドを放映交えながら説明を行いました。さらに、事前に山形水源林整備事務所に情報提供していただいた南陽市との分収造林契約地の概況、南陽市農林課との山火事跡地に関する打合せ状況等も合わせて報告しました。

質疑応答では、森林整備関係について、「山火事跡地への植栽に当たっては花粉の少ない苗木を使用したか」、「植栽後土砂の流出等は減少したか」などの質問があり、一つ一つ丁寧に回答しました。

質疑応答後、南陽市議会議長より感想が述べられ、「消防活動や防災対策の改善点などが参考になった。また、南陽市の山火事跡地については、農林水産副大臣と林野庁担当室長に現地を視察していただいたが、今回の講演も参考に国、県、市と共に復旧・再生方策を検討していきたい。また、山火事跡地の復旧・再生を図るためだけでなく、民有林の森林整備を進める上でも、水源林造成事業や山形水源林整備事務所について知ることができてよかった。」旨の話がありました。

最後に、南陽市議会総務常任委員長より「多忙な中、消火活動や森林整備に携わる方々の講演を直接聴く機会を設けていただき感謝申し上げる。」との謝辞があり、解散となりました。

当事務所では、社会貢献度向上や技術力PRの機会、地域との連携を深める機会となる、このような講演依頼等を積極的に受け入れていく考えです。

写真:山形県南陽市市議会

山形県南陽市市議会(総勢6名)

写真:桐生市議会議長の挨拶

桐生市議会議長の挨拶

写真:南陽市議会議長の挨拶

南陽市議会議長の挨拶

写真:桐生市消防本部による消火活動等の説明

桐生市消防本部による消火活動等の説明

写真:センターによる復旧事業の説明

センターによる復旧事業の説明

写真:センターによる復旧地の説明(UAV)

センターによる復旧地の説明(UAV)

写真:行政視察終了後の記念撮影

行政視察終了後の記念撮影

 

(執筆:久保田 撮影:石渡)

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第22回 ひろしま「山の日」県民の集い」inひがしひろしまに参加

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
広島水源林整備事務所

広島水源林整備事務所は、6月2日(日)に東広島市⻄条町憩いの森公園(龍王山)で開催された「第22回 ひろしま『山の日』県民の集いin ひがしひろしま」に参加しました。

写真:イベント会場

広島県では6月の第一日曜日をひろしま「山の日」とし「山に親しむ、山を楽しむ、山を学ぶ」をテーマに、ひろしま「山の日」県民の集いを開催しています。

森林や山をよくしていく運動のきっかけづくりとして、山の手入れや多彩なプログラムを行ない、2002年から広島県内の各地で開催しています。

また、当初の目標のひとつでもあった『「山の日」を国民の祝日に』との運動は次第に広がり、2016年には8月11日が「山の日」として国民の祝日となりました。

写真:イベント会場

今年度は6月2日(日)を中心に10月末まで、広島県内の各13市町村で開催されます。

広島事務所も水源林造成事業をより多くの県民の方々に知っていただくため参加し、パネル展示や「輪切りにした丸太と松ぼっくりを組み合わせる工作」、「木へんの付く漢字当てクイズ」を行いました。

写真:みどりの少年団の子供たち

当日は天候にも恵まれ、みどりの少年団の子供たち60名に楽しんでいただきました。

なかでも松ぼっくりを使った工作はとても人気で、子供達にポスカやラメなどで、好きな模様や飾りつけして、楽しんでもらいました。

子供たちに木の温もりや香りを感じてもらえる良い機会となりました。

[子供たちの力作集!]

写真:子供たちの力作集1
写真:子供たちの力作集2
写真:子供たちの力作集3
写真:子供たちの力作集4

 今後もこのようなイベントに積極的に参加することで、森林の大切さや水源林造成事業への理解が広がるよう取り組みを進めていきたいと思います。

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「第74回長野県植樹祭」に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
長野水源林整備事務所

長野水源林整備事務所は、令和6年5月29日(水)に南佐久郡北相木村木次原長者の森で開催された「第74回長野県植樹祭(佐久会場)」に参加しました。

新型コロナ感染拡大前は、長野水源林整備事務所としてテントをお借りし、水源林造成事業のPR、漢字当てクイズ等を行っていました。

しかし新型コロナ感染拡大以降は、長野県の方針として規模を縮小したことにより、テントを設けてのPR等の活動が出来なくなったことから、植樹祭の参加者に少しでも水源林造成事業を知っていただこうと、主催である長野県に依頼し、配布する物品に長野県の水源林造成事業地位置図と事業について簡単にまとめたパンフレットや、長野県岡谷市における水源林造成事業の取組を掲載している「季刊水源林第9号」等を入れて頂いてPRに繋げています。

植樹祭前日は、警報級の大雨で開催が危ぶまれましたが、当日は雲一つ無い晴天となり、近隣の小学校の緑の少年団、林業団体、一般参加者など総勢約150名が参加し、カラマツ1,440本、アズマシャクナゲ118本の植樹を行いました。

今後もこのようなイベントを通じて地域の皆様に少しでも水源林造成事業等への理解を深めていただけるよう、積極的に参加して参ります。

写真:植樹風景①

植樹風景①

写真:植樹風景②(全景)

植樹風景②(全景)

写真:配布パンフレット等

配布パンフレット等

 

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第43回森林の市 in AKITAに参加

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
秋田水源林整備事務所

日時 令和6年6月8日(土)10:00~14:00
場所 東北森林管理局構内特設会場(秋田市中通5丁目9番16)
主催 森林の市 in AKITA実行委員会
共済 東北森林管理局、一般社団法人日本森林林業振興会青森支部、公益財団法人秋田県緑化推進委員会、秋田県森林組合連合会、森林整備センター秋田水源林整備事務所
内容 林業団体等での、山菜・木工品等販売、各種体験コーナー、クラフトコーナー等
参加者 約500人

秋田水源林整備事務所(秋田県秋田市)は、6月8日(土)に秋田市の東北森林管理局構内にて開催された「第43回森林の市 in AKITA」に事務所全員で参加しました。

このイベントは、森林からの恵みである山菜、木製品等の販売や木工クラフト製作体験などを通じて、森林の大切さや木材の利用、森林とのふれあい等について普及啓発し、楽しみながら森林・林業・木材産業及び国有林に対する理解を深めていただくことを目的に開催される県内恒例のイベントです。

昨年4年ぶりに開催され大盛況であった本イベントは、昨年同様、今年も好天に恵まれ、約500人の来場者が販売や体験コーナー等、思い思いのブースで楽しまれる姿が見られました。

私たちは、毎回恒例の松ぼっくりや枝等を使ってのふくろうやナマハゲなどの小物づくりのコーナーを設けました。

昨年と同じ物を作りたいと訪れた親子連れ、親御さん・お子さん・お孫さんの一家三代で制作を楽しまれたご家族等々、老若男女、多くの方々に思い思いの小物づくりを楽しんでいただきました。

帰られるときには、「また来年」と多くの方々に言っていただき、このイベントに出展する励みとなりました。

今後もこのような活動を通じて、水源林のPRと木に親しんでいただく機会を作っていきたいと思います。

写真:木工クラフト製作体験1
写真:木工クラフト製作体験2
写真:木工クラフト製作体験3
写真:木工クラフト製作体験4
写真:木工クラフト製作体験5

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群馬県桐生市において韓国山林技術人教育院、韓国森林技術士の視察研修に協力

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
前橋水源林整備事務所

令和6年7月4日に韓国山林技術人教育院、韓国森林技術士総勢6名による視察研修が群馬県桐生市で開催されました。

この視察研修は、韓国山林技術人教育院Cho,Yong-Gi専任教授から群馬県に、桐生市での山火事再生・復旧にかかる視察研修の申し込みがあり、これを受けて群馬県から森林整備センターに講演の一部を担当するよう依頼があったことから、社会貢献度の向上や技術力PRの機会、地域との連携を深める機会と捉えて受諾することとしたものです。

座学での講演は、当センターから始めて、続いて群馬県の順で行い、日本語での説明後、Cho,Yong-Gi専任教授がハングル語で翻訳し研修者に伝達する形で進められました。

当センターの講演内容は、以下のとおりです。

  1. 山火事復旧・再生に携わったいきさつ(早期復旧に向け地域と連携し対応したこと)
  2. 山火事復旧事業について(当センターの技術を活用した復旧(新規契約と面的整備)について)
  3. 山火事跡地の復旧・再生効果の調査確認・検証(研究者との連携した復旧再生効果の検証について)

時間の都合上、当センターの技術を活用した復旧については、概略的な説明が多くなることを想定し、研修者が後日確認できるよう森林整備センターウェブサイトに掲載している「水源林造成事業パンフレット」、「針広混交林に向けての手引き」、「育成複層林に向けての手引き」、「水源林50選」、「シカ防除マニュアル」にアクセスするためのQRコードを配布資料に貼付しました。

また講演に続き、1週間前に撮影したUAV動画を放映し、復旧後の現在の状況を俯瞰する形で説明を行いました。

質疑応答の時間では、被害木処理方法や処理後の活用状況、山火事跡地の森林の生育状況、山火事直後は健全と見込まれていた森林が徐々に枯れていった面的整備箇所の状況などの質問に対して、一つ一つ丁寧に回答を行うとともに、意見交換では、Jung,kyo-wonsin氏(supsansaforestprofessionaloffice社長)より「山火事再生復旧事業を行った後の効果を可視化しようとする試みは興味深い。韓国でも復旧後の可視化の手法が課題になっている。また面的整備箇所におけるFRD(フォレストロードデザイナー)やLiDARなどの技術を活用するなど進んでいると感じた。今後もさまざまな形で意見交換をしていきたい」旨の話があり快諾しました。

現地視察は、猛暑日であったため日陰箇所を探し、そこから見える範囲で説明を行いました。

視察中にCho,Yong-Gi専任教授より「韓国では近年、山火事が頻発している。特に東海岸では最近20,000haが焼失した大規模火事も発生した。韓国では山火事跡地の再生が課題となっており、そのための視察研修を計画した。復旧事例をインターネットで検察したところ、当該箇所がヒットし、研修内容に合致すると考え桐生市に視察研修の申し込みを行った。」といきさつを教えてもらいました。

また、最後に「群馬県と森林整備センターから計画から管理まで詳細な説明を受け感謝している。韓国の山火事跡地再生復旧に向け参考にしていきたい」とのお礼の言葉をいただき、解散となりました。

前橋水源林整備事務所では、社会貢献度の向上や技術力PRの機会、地域との連携を深める機会となる、このような視察研修を積極的に受け入れていく考えです。

執筆:久保田 撮影:佐藤)

写真:センターによる復旧事業の説明

センターによる復旧事業の説明

写真:センターによる復旧後の状況説明(UAV動画)

センターによる復旧後の状況説明(UAV動画)

写真:質疑応答・意見交換

質疑応答・意見交換

写真:群馬県桐生事務所による復旧事業の説明状況

群馬県桐生事務所による復旧事業の説明状況

写真:センターによる復旧後の状況説明

センターによる復旧後の状況説明

写真:群馬県による復旧後の状況説明

群馬県による復旧後の状況説明

写真:センター横断幕前での記念撮影

センター横断幕前での記念撮影

 

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『水源の森』について授業を行いました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
松江水源林整備事務所

浜田市立石見小学校4年生は、「水はどこからくるのか」を社会の授業で学習している中で、実際に水源の森を管理している松江水源林整備事務所の方からお話しをしていただきたいと連絡があり、令和5年11月30日(木)出前授業を行ってきました。

石見小学校4年生は61人で1クラス30人程度のクラスでした。事前打ち合わせで別々で授業を行うか、2クラス纏めて授業を行うか話がありましたが、1人1人の反応を見ながら森の働きについてしっかり憶えて欲しかったので、別々に授業を行うことにしました。

写真:授業の始まりの風景

授業の始まりに先生よりこれまで勉強したことの振り返りをしていただき、その後にパワーポイントを使用して水源の森について授業を行いました。

授業では森林がどのような働きをしているのか、山が水を蓄えて水源涵養機能を発揮しているなどの話をして、その効果をつづけるには山の手入れや管理が必要と話をしました。森にどのような生き物がいるかや島根県の森林率などを聞くと元気な声で答えてくれて2クラスともとても元気な児童さん達でした。

また、水源の森を守るにはどのような仕事があるのかと聞かれていたので、実際に現地で行われている施業の説明と、当センターの事業内容についても説明しました。

写真:授業の終わりの風景

授業の終わりに森が水を溜めて山を守ってすごいと思う、森は自然のダムになっているなどの感想が述べられ、水源の持つ役割や重要性について知っていただけてうれしかったです。

ほかにもどうして森を守る仕事をしようと思ったのか、木を伐る資格があるのかなど山の仕事についても興味をもっていただきました。

これからも地域の皆様に水源林造成事業への理解を深めていただくための取り組みを行って参ります。

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「2023翔龍祭 第52回 龍神林業まつり」に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
和歌山水源林整備事務所

和歌山水源林整備事務所では、令和5年11月18日(土)~19日(日)に和歌山県田辺市龍神村にある龍神市民センターで開催された「2023翔龍祭 第52回龍神林業まつり」(主催:翔龍祭実行委員会)に参加しました。

このイベントは、林業が盛んな龍神村をPRして、来場者に木工体験などを通じて木と触れあってもらうのが目的で、今年で52回目。

今年は、「わがらの山のくらし」がテーマで、コロナ禍を経て4年ぶりにイベント形式での開催となりました。

初日は天候に恵まれず、あいにくの雨模様の中での開催ではありましたが、家族連れなど多くの来場者で賑わいました。

当事務所のブースでは、水源林造成事業の紹介パネルの展示のほか、まつぼっくりやどんぐり、小枝などを利用した工作コーナーを設け、幅広い年齢層の方々に自然にふれあう体験をしていただきました。なかには2日連続で参加して下さる方もいて、私達も一緒になって楽しい時間を過ごすことができました。

また、事業紹介パネルの展示コーナーでは、多くの方に足をとめていただき、水源林造成事業に関心をもっていただくことができました。

緑の募金にも多くの方にご協力いただきました。

今後も、このようなイベントに参加し、より多くの皆様に森林に親しんでいただくとともに、水源林造成事業の役割や重要性を理解していただけるよう取り組んでまいります。

写真:パネルの展示コーナー1
写真:パネルの展示コーナー2
写真:イベントに参加風景1
写真:イベントに参加風景2

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「川崎駅前 優しい木のひろば」に出展しました

森林整備センター・関東整備局

写真:出展ブース

整備センター本部・関東整備局は、森林保険センターとともに、11月19日(日)に開催された「川崎駅前 優しい木のひろば」に出展しました。

このイベントは「令和5年度川崎駅前優しい木のひろば実行委員会」が主催したもので、木で遊び、木の良さを体感できるものとして、市民の皆様に木材利用の意義や木の良さを実感していただくため、ラゾーナ川崎プラザを会場として行われたものです。

当日は、17の出展者がブースを出展しましたが、駅に直結した商業施設を会場としていることもあり、多くの人たちで賑わいました。

写真:内装木質化PR

内装木質化PR

整備センターは、“伐って、使って、植えて、育てる”という森林資源の循環利用の観点を踏まえ、「水源林造成事業/内装木質化のパネル展示」や「木のうちわの色塗りコーナー」を出展しました。

約500名の方がブースを訪れ、親子で思い思いの絵を木のうちわに描いていただくことや、展示パネルの水源林造成事業や内装木質化の取組を読んでいただくことを通じて、森林・林業や木材利用への親しみを深めていただけたものと思います。

今後も、このような機会を通じて、都市住民の皆様に当センターの事業や森林整備の重要性についてご理解いただけるように努めてまいります。

写真:イベント風景
写真:大型ビジョンでPR動画上映

大型ビジョンでPR動画上映

写真:木のうちわ

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第15回「神流マウンテンラン&ウォーク」に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
前橋水源林整備事務所

前橋水源林整備事務所は令和5年11月12日(日)、当事務所が整備する水源林整備事業地に隣接する林道をコースの一部として使用する、「第15回神流マウンテンラン&ウォーク(主催:群馬県かん流町なまち」に、今年もスタッフとして参加しました。

選手のコース誘導とエイド・ステーションでの救護・食料や飲み物の提供など大会の運営に地域住民と共同で参加する一方、コースの沿線に「山火事注意」の横断幕や森林整備センターの旗を設置し、啓発活動やPR活動を行いました。

舗装されていない自然の道を走るトレイルランニングは、今や各地で開催されています。その中でも「日本一温かい大会」を掲げる「神流マウンテンラン&ウォーク」は神流町という、人口1,700人足らず、高齢者比率60%を超え過疎化の進む小さな町で行われています。

大会当日のエイドに用意している食料は、地元の皆様が手作りした漬け物やお菓子も提供され、多くの町民がこの大会に携わる、素朴ながらも心のこもったおもてなしで、人気を博しています。

当日は気温は低いものの天候に恵まれ、群馬県内外から参加した415人の選手が、熊鈴、ポイズンリムーバーの携行を必須としてコース中の安全対策の徹底を行い、ロングクラス40km、ミドルクラス27kmの2つのコースを駆け抜けました。

エイドにたどり着いた選手の皆さんに、私たちは水分補給や栄養補給など休憩のサポートに努めました。ゴミ削減のため持参がルールとなっているマイカップを手に、息を切らしながらも笑顔でスタッフの声かけに応えてくれました。

前橋水源林整備事務所では、今後もこのような地域のイベントに積極的に参加し、地域の皆様との交流を深めながら、啓発活動や水源林造成事業のPRに努めていきたいと考えています。

写真:森林整備センターの旗を設置されたコースを走る選手

森林整備センターの旗を設置されたコースを走る選手

写真:「山火事注意」の横断幕を設置し啓発活動

「山火事注意」の横断幕を設置し啓発活動

写真:エイドステーションの様子

エイドステーションの様子

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里山フェスin秋吉台に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
山口水源林整備事務所

山口水源林整備事務所は、令和5年10月22日(日)に、山口県美祢市秋吉台家族旅行村で開催された「里山フェスin秋吉台」に参加しました。

このイベントは、自然豊かな秋吉台において、森林ボランティア団体等が参加して里山の恵みを満喫することをテーマとし、NPO法人やまぐち里山ネットワーク(森林整備や農山村地域の活性化を専門とする非営利法人)が主催されており、当事務所は今回で3回目の参加となりました。

当日は天候に恵まれ、会場では竹コースターの試乗やジビエ料理試食コーナー、山口県民が好きな餅まきなどがあり、家族連れを中心に多くの人でにぎわいました。

当事務所においては、「水源林造成事業」や「森林保険」をパネルで紹介するとともに、「木へんの漢字クイズ」、「丸太切り体験」、「どんぐり・松ぼっくりを使用した木工作体験」を行いました。

あわせて、来場者には当センターのリーフレットを配布し、水源林造成事業のPRも行いました。

今後も積極的にイベントに参加し、一人でも多くの方々への水源林造成事業の周知に努めます。

写真:木へんの漢字クイズ

【木へんの漢字クイズ】

写真:丸太切り体験

【丸太切り体験】

写真:どんぐり・松ぼっくりを使用した木工作体験

【どんぐり・松ぼっくりを使用した木工作体験】

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『水都おおさか森林の市2023』に出展しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
近畿北陸整備局

近畿北陸整備局(京都市)は、令和5年10月22日(日)に林野庁近畿中国森林管理局・毛馬桜之宮公園(大阪市)において開催された「水都おおさか森林の市2023」(主催:水都おおさか森林づくり・木づかい実行委員会)に出展しました。

今年で35回目の本イベントは、『森林の木づかい、知って、学んで、楽しもう!』をテーマに開催され、大阪府内外の林業関係団体や企業が出展しました。

今年も関西支所・関西育種場と合同で出展し、近畿北陸整備局は造林地のパネル展示や、木のコースターへの絵かき、木へんの漢字当てクイズを実施し、水源林造成事業のPRをしました。

当日は天候に恵まれ、イベント全体の来場者数は約1万人(主催者発表)と大変賑わい、近畿北陸整備局のブースにも多くの方々がお越しくださいました。

木のコースターへの絵かきコーナーには親子で参加される方が多く、イベント開始から終了まで、ほぼ満席の状態が続きました。

木へんの漢字当てクイズでは、老若男女、多数の方が挑戦され、難読漢字に頭を悩ませたり、木へんの漢字の多さに感心したり、様々な反応がありました。

近畿北陸整備局は今後もイベントへの参加を通じて、地域の方々に水源林造成事業をPRするとともに理解を深めていただけるよう努めてまいります。

写真:イベント風景
写真:漢字クイズの様子

漢字クイズの様子

写真:木製コースターへの絵描き

木製コースターへの絵描き

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「ひょうご里山フェスタ2023」に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
神戸水源林整備事務所

写真:国宝姫路城

神戸水源林整備事務所は、10月22日(日)に「ひょうご里山フェスタ2023」に参加しました。

このイベントは、兵庫県が推進する「新ひょうごの森づくり」に基づき、県民一人ひとりが緑豊かな自然の恩恵に感謝し、里山を守り育てる意識の醸成を図ることを目的として、毎年県下市町の持ち回りで開催しているイベントです。

今年は、姫路市にある国宝姫路城の玄関口、「大手前公園」での開催となりました。

出展ブースには、50を超える団体が出展し、木工クラフト体験やジビエ料理の販売などが行われました。神戸水源林整備事務所は「事業のパネル展示」、「松ぼっくりを使った工作」、「木へんの付く漢字クイズ」を用いて水源林造成事業や森林の機能について紹介させていただきました。

写真:木工クラフト体験
写真:親子で松ぼっくりを使った工作

晴天と姫路城の相乗効果か、会場は、多くの来場者で賑わい、我々のブースにも多くの家族連れが訪れ、楽しんでいただきました。森の素材に触れ、ほんのちょっとでも森の存在を感じていただけたと思います。

また、熱心に事業パネルを読み、「最近、こういうのに興味をもつ人が少し増えたね」などのお話をうかがい、森林に対する関心や期待の高まりを感じることができました。

これからも水源林造成事業や森林の機能について、多くの方々に理解を深めていただけるようPR活動に取り組んで参ります。

写真:松ぼっくりと切り株で工作した作品

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令和5年度「親林しんりんの集い」に出展しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター ・関東整備局

日時 令和5年10月21日(土)
場所 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 林木育種センター(茨城県日立市)
主催 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 林木育種センター

このイベントは、「林木育種センター業務や日頃の研究成果を紹介するとともに、森林の大切さや木材利用に対する理解を深め、森の恵みとのふれあいを通じて、地域住民との交流を図ること」を目的として毎年開催されていました。令和2年度、令和3年度は新型コロナウイルスの感染拡大を予防する観点から実施が見送られましたが、昨年度から再開されました。

森林整備センターは、これまで本イベントへの出展を通じて地域の皆さまに「水源林造成事業」の意義や森林の持つ公益的機能等をPRしており、本年度も、水源林造成事業の紹介パネルの展示・説明のほか、どなたでも参加していただける、間伐材を利用したうちわ・コースターの絵付け等を行い、ご家族連れや子どもたちなど多くの参加者に楽しんでいただきました。

「久しぶりの参加」、「うちわの間伐材の樹種はスギでしょうか」などの声が聞かれ、用意した100枚を超えるうちわは、好評のうちに次々持ち帰られていきました。

爽やかな秋晴れのもと、多数の方にご参加いただき、このイベントが地元の皆様に溶け込んでいることが実感でき、有意義な時間となりました。

今後も関係機関と連携し、森林研究・整備機構および森林整備センターの事業を知っていただけるよう努めていきたいと思います。

【 出展内容 】

  • 業務紹介映像DVDの上映
  • 水源林造成事業等の紹介(パネル展示)
  • 事業の概要、水源林造成事業(パンフレット)の配布
  • 間伐材を利用した木のうちわ・コースターの絵付け
写真:間伐材を利用した木のコースターとうちわの絵付け

間伐材を利用した木のコースターとうちわの絵付け

写真:森林整備センターと森林保険センターのブース

森林整備センターと森林保険センターのブース
(赤十字テントだが救急対応は別の場所)

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『令和5年度山梨県森林のフェスティバル』に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
甲府水源林整備事務所

令和5年10月21日土曜日、山梨県甲府市小瀬町「小瀬スポーツ公園」において開催された『令和5年度山梨県森林のフェスティバル』に参加しました。

この催しは、「ふるさと特産品フェア」の一環として、「農業まつり」と共同で、県民の森林・林業に対する理解を深めることを目的に開催されるものです。センターは今年で7回目の参加となります。

当日は、天候に恵まれ澄んだ秋空のもと、約2万5千人(主催者発表)の方々が来場されました。

当事務所は、水源林造成事業に関するパネル展示、リサイクル鉛筆の配布のほか、「木製うちわの作成」を実施しました。

「木製うちわの作成」は昨年に引き続き行い、今年はうちわの絵付けに加え、ビーズやシール等を使った装飾も楽しんでもらいました。多くの親子連れや子供たちが時間をかけ作成する様子が見られ、大変ご好評をいただきました。

今後もこのような地域の交流活動に積極的に参加し、水源林造成事業及び森林整備センターへの理解を深めていただけるよう取り組んで参ります。

写真:晴天のもとイベント開催

晴天のもとイベント開催

写真:森林整備センター出店の様子

森林整備センター出店の様子

写真:木製お絵描きうちわの見本看板

木製お絵描きうちわの見本看板

写真:木製お絵描きうちわ作品例

木製お絵描きうちわ作品例

写真:うちわ作成の様子1

うちわ作成の様子

写真:うちわ作成の様子2

うちわ作成の様子

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『とくしま木づかいフェア2023』に参加

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
徳島水源林整備事務所

徳島水源林整備事務所では、10月21日(土)、22日(日)の2日間、徳島県板野郡板野町の「あすたむらんど徳島」で開催された「とくしま木づかいフェア2023」《主催:とくしま木づかい県民会議》に参加しました。

ここ数年は新型コロナ感染症の影響などでイベントに参加しておらず、5年ぶりの「とくしま木づかいフェア2023」に参加しました。「木づかいではじめよう!!SDGs」をテーマに、木に触れる色んな体験コーナー(VR伐採体験、ドローン操縦体験等)、木のおもちゃや木製の小物など木にまつわる自然派フリーマーケットなどが開催され、2日間とも好天に恵まれ毎日多数の来場者があり、子供連れの家族で大賑わいでした。

当事務所のブースでは、水源林造成事業をPRするためパンフレットを配布し事業の紹介に努めました。また、恒例の木偏の漢字クイズでは、多くの来場者が挑戦し、初級・中級・上級へ進むに連れ、頭を捻りながら頑張っていました。

子供から大人まで「春に咲く花だよ」「秋に美味しい実がなるね」などヒントをもらいながらクイズを楽しんでいました。

木偏の漢字クイズの写真

このほかに「ウッドペン作り」として、センター職員が造林地の除伐施業等で発生した灌木を持ち帰り乾燥させ、10cmから15cmの長さに切ってドリルで穴を開け、クロ・アカ・アオ・ミドリのボールペンの芯を入れるウッドペン作りを行いました。参加者は、年代に応じて、お気に入りのボールペンの軸を選んだり、木の先を削ったりしました。削る際には苦労していましたが、年配の方々はえんぴつ削りに慣れていることから「この木何の木、堅いね」と言いながら頑張っていました。子供たちは少し頑張った後に「おっちゃん、やって」と削る作業が回ってきます。完成した木のボールペンをみて「かわいいね」、「おしゃれだね」、「子供の○(まる)つけにどこかにかけておくと便利だね」などという声も聞こえてきて、2日間で用意していたボールペンの芯約250本を使い切ってしまう盛況振りでした。

ウッドペン作りの写真

 今後もこのようなイベントに積極的に参加し、地域の皆さんに「木づかい」を通じて水源への理解を深めてもらうよう努めていきたいと思います。

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「久万林業まつり」に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
松山水源林整備事務所

松山水源林整備事務所は、令和5年10月21日(土)~22日(日)に愛媛県久万高原町において、「第51回久万林業まつり」に参加しました。(主催:久万林業まつり実行委員会)

本イベントは、「目指せ!林業日本一のまち」をスローガンに、地場産業・林業で町を活性化していこうと始まった、半世紀続く一大行事です。

当日は、林業関連の資料展示・家族で木工作品を制作するコーナー・ものまね歌謡ショーからお笑いライブまでと楽しいイベント盛りだくさんのなか、当事務所の出展ブースも大盛況でした。

当事務所は、事業パネル展示・ぬりえクイズブック配布で水源林造成事業のPRを行いました。また、木とのふれあいとして木製ハガキの無料配布をし、ハガキにオリジナルなメッセージを込めて贈ってもらえるようお絵描きコーナーを設置しました。

来場者からは、「複層林とはなんですか?どうして変なかたち(モザイク状)に伐っているの?」、「昨年、木製ハガキにメッセージを描いて県外の知人に贈ったところ大好評だったため、今年も来た」とのご質問やうれしい声を頂きました。

さらに、ぬりえクイズブックについて「水源かん養機能の学習にとても良い素材だ」と、面河渓(おもごけい)(石鎚山の南麓に広がる四国最大の渓谷)周辺を拠点に子ども向け自然ふれあい活動を行っている方から反響を頂き、活動内でご活用頂けることとなりました。

今後もこのような地域の交流活動に積極的に参加し、水源林の重要性についてご理解いただけるよう努めて参ります。

写真:久万林業まつり風景

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「第44回石川の農林漁業まつり」に参加

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
金沢水源林整備事務所

金沢水源林整備事務所は、令和5年10月21日(土)~22日(日)に石川県金沢市で開催された「第44回石川の農林漁業まつり」に参加しました。

今回は、5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことで、3年ぶりの通常開催となりました。

また、初日は北陸特有の悪天候で客足も心配されましたが、多くの県民の方々が来場され、2日間とも大盛況のイベントとなりました。

本イベントは、県民皆で秋の収穫の喜びを分かち合うこととあわせ、県民一人一人が農林漁業・農山漁村の役割について理解を深めるための機会となるよう、関係機関・団体が一体となって開催している、石川県最大級のイベントです。金沢事務所では、水源林造成事業の意義や森林の持つ公益的機能をPRするための場として平成25年からこのイベントに参加しています。

写真:当センターのブース

当センターのブース

当事務所のブースでは例年行っている「パネル・写真展示」、「木のうちわ・ペンダント工作」、「木へんの漢字当てクイズ」に加え、今年から新たに水源林造成事業PR動画の上映も行いました。

写真:木へんの漢字当てクイズ

木へんの漢字当てクイズ

「木へんの漢字当てクイズ」では親子やご夫婦、学生など様々な方が参加され、一問ごとに興味津々の様子で楽しんでいただき、とても盛り上がっていました。

「木のうちわ・ペンダント工作」では絵の具やポスカを使い夢中で絵を描いている子供たちが多く、席が足りなくなるほど参加者がいらっしゃる時間もあり、終了時間間際まで多くの方々に楽しんでいただきました。

写真:木のうちわ・ペンダント工作ブース

木のうちわ・ペンダント工作ブース

金沢水源林整備事務所は、今後もこのようなイベントへの積極的な参加を通じて、森林の大切さや水源林造成事業への理解が広がるよう取り組みを行っていきます。

※顔写真は本人、ご家族に了承を得て撮影しています。

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森林もりを考える岡山県民のつどいin津山

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
中国四国整備局

日時 令和5年10月14日(土)
場所 グリーンヒルズ津山(ペンタホールほか)(津山市)
主催 森林を考える岡山県民のつどい実行委員会
協力 一般社団法人 日本治山治水協会

本イベントへは、来場者の方へ森林整備センターの事業を紹介し森林への関心を高めてもらう、森林を身近に感じてもらうことなどを目的に毎年参加しています。

本年度も「センターの事業紹介パネルの展示」「木偏漢字クイズ」「木の実・松の実で工作」「丸太切り体験」を行いました。

主催者発表によると当日は1,500人もの来場者が訪れ、各ブースにて様々な体験をしていました。中国四国整備局のブースにも老若男女を問わず大勢の人が訪れ、大変賑わいました。

写真:センターの事業紹介パネルの展示

◆センターの事業紹介パネルの展示◆

センターの事業内容や取組について
パネルを作成し展示をしました。事業内容に関して職員に質問したり、パンフレットを持ち帰った方もいました。

写真:木偏漢字クイズ

◆木偏漢字クイズ◆

参加者は年配の方が多く、スラスラと解答している方がいました。

普段は見ないような漢字もあり、職員のヒントを聞いて分かった方が多かったです。

◆木の実・松の実で工作◆

木の実や松の実を丸太に飾り付け作品を作っていました。色を塗った木の実・松の実や様々なキャラクターの顔を描いたドングリを用意しました。特にドングリが大変人気で、イベント開始1時間後にはほとんどなくなっていました。木の実の形を活かした素敵な作品ができました。

写真:木の実・松の実で工作

◆丸太切り体験◆

14cmの丸太を一生懸命切っていました。切った丸太には木の実や松の実で飾り付けをしていました。

写真:丸太切り体験

今回のイベントでは参加者の方に社名を聞かれることが多くあり、たくさんの方に森林整備センターのことを知っていただく機会となったと感じました。今後もイベントを通じて森林整備センターのことをPRしていきたいです。

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「森林教室」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
近畿北陸整備局

令和5年10月13日(金)、近畿北陸整備局は、京丹波森林組合との共催、森林総合研究所関西支所の後援で、京都府船井郡京丹波町にある瑞穂小学校5年生22名を対象に「森林教室」を開催しました。

紙芝居とサイコロ作りでは「水源涵養機能」及び「森林の多面的機能」について、小学校の裏山では、山の斜面に実際に水を流し、地面の違いによる水のしみ込み方の違いについて解説を行いました。

① 紙芝居「これであなたも森林博士!」(近畿北陸整備局)

写真:紙芝居の様子

(紙芝居の様子)

当整備局職員が森林博士、小学生、京丹波のゆるキャラ味夢に扮し、水源涵養機能及び整備センターの仕事について説明しました。児童のリアクションも上々、クイズにも元気に回答し、盛り上がりました。

② サイコロ作り「森林の多面的機能」(森林総合研究所関西支所)

写真:サイコロづくり用学習教材

(サイコロづくり用学習教材)

児童が1人1つ、自分で用紙を切ってサイコロを作りました。サイコロ面にはそれぞれ森林の働きが書いてあり、森林の多面的機能を学んでもらいました。

③ 土砂浸透実験(京丹波森林組合)

学校の裏山を利用して、森林と剥き出しの地面(はげ山)を模した斜面上方からホースで雨を降らし、雨水が地表を伝わって流れる様子や地面にしみこむ様子の違いを観察することで、紙芝居でも説明した「森が水を貯え、きれいにして、守っている働き」「雨水が自然にしみこみ、水のみなもととなる働き」、つまり森林の持つ水源涵養機能を紹介しました。

写真:森林内で水が染み込む様子

(森林内で水が染み込む様子)

写真:剥き出しの地面で土砂が流出している状況

(剥き出しの地面で土砂が流出している状況)

また、当日の模様は令和5年10月25日 京都新聞 丹波地方版に掲載されました。今後も地域の皆様との交流を深めながら、啓発活動や水源林造成事業のPRに努めていきたいと考えています。

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ドローン研修~未受講者・再受講者~

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
中国四国整備局

日時 ①令和5年10月10日(火) ~ 11(水) 未受講者
②令和5年10月19日(木) ~ 20(金) 再受講者
③令和5年10月26日(木) ~ 27(金) 再受講者
場所 【座学】中国四国整備局  【実技】岡山市内の契約地
主催 テクノドローン株式会社
写真:ドローン

中国四国整備局では、10月10日(火)~11(水)で未受講者に、10月19日(木)~20(金)および10月26日(木)~27(金)で、平成30年~令和元年の間にドローン研修を受講済みの方に対して再研修を行いました。

毎年、主に新規採用者向けに開催しておりましたが、令和4年度の法改正により航空法の規制(ドローンを飛ばしてはならない重さなど)対象となるドローンについてこれまでは機体重量200g以上であったのが100g以上となったことなど、法律が大幅に変わったため、再研修も行うことにしました。

研修内容は、座学と実技を1日ずつ行いました。

写真:ドローンの定義や各部位の名称等の説明

未受講者の座学では、ドローンの定義や各部位の名称等の基本的なことから実際に飛ばす際に気をつけることなどを中心に説明していただきました。

写真:最近のドローンの活用事例等の説明

再研修者には、法改正部分の他によく忘れがちな箇所や気をつけてほしい箇所、最近のドローンの活用事例等を中心に説明していただきました。

写真:シミュレーターの体験

また、シミュレーターも持ってきていただいたので、休憩時間に飛ばしました。

写真:実技の時間1

実技では、未受講者については飛ばす前の点検・電源の付け方などの基本事項の説明からしていただきました。

初めてのドローン操作にはじめは緊張している様子でしたが慣れてくると自由に飛ばす姿が見られました。

再受講者については、説明は手短に実技の時間を長く設けました。

写真:実技の時間2

縦横移動だけでなくナナメや円を描く、らせん状に降りる等普段はしないような動きを求められることもあり、苦戦する場面もありましたが講師の方からは「予想以上に上手で驚いた」というお言葉をいただきました。

写真:実技の時間3

最新のドローンはAIが自動で障害物を認識し、避けながら飛ぶことも可能なので、森の中を飛ばせるドローンも開発されているとのことでした。今後も業務の効率化・省力化のため、ドローンを活用する機会が増えると思います。便利な反面、バッテリーの火災や法律ではドローンの機体重量などが定められており、ドローンを飛ばす際には注意しなければいけないことが多々ありますので、今回の研修を機に再度意識していただければ幸いです。

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「クリーンシティーかごしま2023」市民一斉清掃活動に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
鹿児島水源林整備事務所

令和5年10月1日(日)、鹿児島市内各所において市民一斉清掃(クリーンシティーかごしま2023)が開催され、当日はあいにくの曇り空でしたが多数の市民が参加されました。

この一斉清掃活動は、毎年8月を「美しいまちづくり運動強化月間」と定めて実施されていますが、特に今年は昭和47年に鹿児島県で開催された国民体育大会以来、51年ぶりに行われる「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」の開催に合わせ10月に行われたものであり、全国から来県する方々が快適に過ごしていただけるよう子供から大人まで様々な企業や団体が参加しました。

写真:一斉清掃活動風景

センター職員も少数精鋭ではありましたが、日頃からお世話になっている地域への感謝の気持ちを込めて、ゴミ拾いを行いました。

当日は、鹿児島のシンボルでもある西郷隆盛像にも足場が組まれ清掃が行われるなか、地元の高校生が汗をかきながら一生懸命、ごみ拾いをする様子を、西郷さんもきれいなお姿になって眺められておられるようでした。

また、普段あまり気にしていない排水溝などにもたばこの吸い殻などが沢山落ちており、見えないところにもこんなにゴミが落ちていることを知り、清掃活動の大切さを改めて痛感しました。

写真:ごみ拾いをする様子

一斉清掃活動は、毎年、行われる鹿児島市のボランティア活動ではありますが、今年は国体が開催されることもあり、多数の市民の方が「自分たちのまちは自分たちできれいにしよう」と清掃活動に熱心に取り組んでおられました。

私達も引き続き、このような一斉清掃活動に積極的に参加させていただくなど、地域貢献に尽力していきたいと思います。

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