国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林整備センター Forest Research and Management Organization

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地域活動(令和4年の取り組み)

森林整備センターの水源林造成事業、特定中山間保全整備事業、農用地総合整備事業は各々の事業実施地域において重要な社会基盤整備事業であり、事業を円滑に実施するためには、事業関係者のみならず地域住民全体の十分な理解を得ることが極めて重要であると考えています。

このため、事業を展開する地域にとけ込み、「地域との共生」を目指し、そこに暮らす地域住民の方々との対話や不断のコミュニケーションを通じて、地域に根ざした様々な活動を展開しています。

このコーナーでは、各地域での取組活動を写真と共にご紹介させていただきます。

令和5年の取り組み内容はこちらよりご覧ください。

令和3年の取り組み内容はこちらよりご覧ください。

令和2年以前の取り組み内容はこちらよりご覧ください。

「ひょうご里山フェスタ2022」に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
神戸水源林整備事務所

日時 令和4年10月30日(土)
場所 兵庫県立丹波並木道中央公園(丹波篠山市西古佐地区)
主催 兵庫県、丹波篠山市、(公社)兵庫県緑化推進協会、(公社)ひょうご農林機構

「ひょうご里山フェスタ」は、兵庫県などの主催により毎年開催(令和2~3年度は中止)されてきた「ひょうご森のまつり」が新たに里山を守り育てる意識醸成の場として今年から生まれ変わったイベントです。

兵庫県では、森や緑が生命の源泉である水を貯え、土砂災害を防ぎ、心や身体を癒すなど県民共通の財産であることを認識し、県民参加による森づくりを一層推進し、かけがえのない森林を次世代に引き継いでいくことをめざしています。

【変遷】
昭和31年から「兵庫県緑化大会」 植樹が中心で来場者も林業関係者
平成7年度から「ひょうご森の祭典」 第45回全国植樹祭を契機に、県 民が集うイベントへ
平成20年度からは「ひょうご森のまつり」
令和4年度から「ひょうご里山フェスタ」 里山を守り育てる意識醸成の場として名称変更

野外ステージでは、緑化作品コンクールや林業労働功労者の表彰、緑の少年団の宣誓、森林ボランティア団体の活動報告など行われたほか、北但西部森林組合による伐木チャンピオンシップ大会出場者によるチェンソー実演、アウトドア講座などを見ることができました。

場内には各団体により体験、展示、販売、飲食等約50のブースが設けられ、神戸水源林整備事務所のブースは
・ドングリや松ぼっくりを使った工作体験
・木の漢字の読み方クイズ
・パネル展示
を行いました。

当日は秋空の美しい爽やかな天候となり、イベント全体の来場者は3,200人、うち245人の方に神戸水源林整備事務所のブースへ来ていただきました。

写真:工作体験

【工作体験】
工作コーナーは大盛況で子供から大人まで工夫を凝らした作品がたくさん完成しました

写真:工作体験

【工作体験】
作品を作成して下さった方の中にはSNSで神戸水源林整備事務所のブースのことを書いて下さると仰る方も…。当事務所としてもPRになりますので大変ありがたいです。

写真:漢字クイズ

【漢字クイズ】
漢字クイズは大人の方がグループで参加してくださる場面も見られました。職員の出すヒントに優しく暖かい笑いの生まれるツッコミが入るのは関西での出展ならでは、なのではないでしょうか。

写真:パネル展示

【パネル展示】
パネルを通り沿いに配置し水源林造成事業の仕組みや県内での事例等を紹介しました。足を止めてご覧になる方の中には積極的に職員へ質問をされる方もいらっしゃり、興味関心を持っていただけたようでした。

当事務所では、今後もこのようなイベント等の機会を利用して、より広く水源林への理解を深めていただけるよう取り組んでまいります。

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「里山フェスin秋吉台」に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
山口水源林整備事務所

山口水源林整備事務所は、令和4年10月23日(日)に、山口県美祢市秋吉台家族旅行村で開催された「里山フェスin秋吉台」に参加しました。

このイベントは、自然豊かな秋吉台において、森林ボランティア団体等が参加して里山の恵みを満喫することをテーマとし、NPO法人やまぐち里山ネットワーク(森林整備や農山村地域の活性化を専門とする非営利法人)が主催されており、当事務所は今回で2回目の参加となりました。

当日は天候に恵まれ、会場では竹コースターの試乗やジビエ料理試食コーナー、山口県民が好きな餅まきなどがあり、家族連れを中心に多くの人でにぎわいました。

当事務所においては、「水源林造成事業」や「森林保険」をパネルで紹介するとともに、「木へんの漢字クイズ」、「丸太切り体験」、「どんぐり・松ぼっくりを使用した木工作体験」を行いました。

あわせて、来場者には当センターのリーフレットを配布し、水源林造成事業のPRも行いました。

今後も積極的にイベントに参加し、一人でも多くの方々への水源林造成事業の周知に努めます。

写真:木へんの漢字クイズ

木へんの漢字クイズ

写真:丸太切り体験

丸太切り体験

写真:どんぐり・松ぼっくりを使用した木工作体験

どんぐり・松ぼっくりを使用した木工作体験

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「高篠山森林公園祭り」に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
福島水源林整備事務所

写真:冊子の掲示

冊子の掲示

福島水源林整備事務所は、令和4年10月23日(日)に、福島県郡山市にある高篠山森林公園内で3年ぶり(新型コロナウイルス感染拡大の影響により令和2・3年度は中止)に開催された「高篠山森林公園祭り」に参加しました。

イベントの当日は、森林整備センターの事業を紹介する「冊子の掲示」と森林の働きや水源林造成事業の果たす役割を知っていただくために、「水を蓄える」、「空気をきれいにする」、「国土を守る」など、森林の働きを記した標的に、マタタビの蔓で作った輪を投げる「ビンゴ輪投げ」を出展しました。

写真:ビンゴ輪投げの様子

ビンゴ輪投げの様子

当日は時折強い風が吹きましたが、天候に恵まれ来場者は300名を超え、親子連れやお年寄りなど多くの方が訪れました。多くのブースがある中で、森林整備センターの「ビンゴ輪投げ」は大変人気があり、開会前から練習に臨む参加者もおられ、終始行列がたえることがなく大盛況でした。このビンゴ輪投げは、標的に記された森林の機能(水源かん養、環境保全、山地保全)のキーワードを使い、森林の働きや大切さを楽しみながら理解してもらうものです。

当事務所では、今後もこのような地域のイベントに積極的に参加し、地域の方々との交流を深めながら、森林の重要性を理解していただくための啓発活動や事業のPRに努めていきたいと考えています。

写真:森林の機能のキーワード

森林の機能のキーワード

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「第25回親林しんりんの集い」に出展しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター ・関東整備局

日時 令和4年10月22日(土)
場所 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 林木育種センター(茨城県日立市)
主催 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 林木育種センター

令和4年10月22日(土)に、森林総合研究所林木育種センターの一般公開である「第25回親林の集い」が開催され、森林総合研究所、森林保険センターとともに森林整備センターもイベントに出展しました。

このイベントは、「林木育種センター業務や日頃の研究成果を紹介するとともに、森林の大切さや木材利用に対する理解を深め、森の恵みとのふれあいを通じて、地域住民との交流を図ること」を目的として毎年開催されていましたが、平成30年以降新型コロナウイルスの感染拡大を予防する観点から実施が見送られてきました。本年度は事前予約制とするなどコロナウイルス感染予防対策を講じながら令和元年の開催以来3年ぶりの開催となりました。

森林整備センターは、これまで本イベントへの出展を通じて地域の皆さまに「水源林造成事業」の意義や森林の持つ公益的機能等をPRしており、久しぶりの実施となる本年度は、水源林造成事業の紹介パネルの展示・説明のほか、どなたでも参加していただける、間伐材を利用したうちわ・コースターの絵付け等を行い、ご家族連れや子どもたちなど多くの参加者に楽しんでいただきました。

「久しぶりの参加」、「うちわの間伐材、樹種はスギでしょうか」などの声が聞かれ、用意した100枚を超えるうちわは、好評のうちに次々持ち帰られていきました。

爽やかな秋晴れのもと、多数(約140名)の方にご参加いただき、このイベント並びに林木育種センターが地元の皆様に溶け込んでいることが実感でき、有意義な時間となりました。

今後も関係機関と連携し、森林研究・整備機構および森林整備センターの事業を知っていただけるよう努めていきたいと思います。

【出展内容】
  • 業務紹介映像DVDの上映
  • 水源林造成事業等の紹介(パネル展示)
  • 事業の概要、水源林造成事業(パンフレット)の配布 
  • 間伐材を利用した木のうちわ・コースターの絵付け
写真:間伐材を利用した木のコースターとうちわの絵付け1
写真:間伐材を利用した木のコースターとうちわの絵付け2

間伐材を利用した木のコースターとうちわの絵付け

写真:漢字クイズコーナー

・森林整備センターのブース(設営時)
  PR用パネルも展示

・奥に育種センターの温室

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「第21回森林を考える岡山県民のつどい」に参加

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
中国四国整備局

日時 令和4年10月22日(土)
場所 グリーンヒルズ津山(岡山県津山市大田920)
主催 森林を考える岡山県民のつどい実行委員会
協力 森林総合研究所  四国支所

中国四国整備局は、令和4年10月22日(土)に岡山県津山市のグリーンヒルズ津山において開催された、「第21回森林を考える岡山県民のつどい(主催:森林を考える岡山県民のつどい実行委員会)」に参加しました。

このイベントは、森林の保全や美しい森づくりを推進するとともに、林業の振興と地域材の需要拡大を図ることを目的として毎年(令和2・3年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止)この時期に開催され、今年で21回目の開催となります。

中国四国整備局も水源林造成事業や森林の持つ公益的機能などのPRを目的として毎年参加しており、森林総合研究所林木育種センター関西育種場との共同ブースにおいて「森林整備センターDVD上映・管内水源林のパネル展示・木へんのつく漢字クイズ」と「まつぼっくり・どんぐり工作」の2つのコーナーを出展しました。

イベント当日は、晴天に恵まれ、ブルーベリーの苗木の無料配布や工作教室、木工品の販売、地域の食材の販売といった多彩な企画が行われ、多くの林業関係者や家族連れの方々で賑わいました。中国四国整備局のブースにも家族連れなどの幅広い年齢層の方々に来場いただきました。

木編のつく漢字クイズの写真

「木へんのつく漢字クイズ」では、家族や友人と挑戦される方が多く、協力しながら問題を解く姿が印象に残りました。小さなお子さんから大人まで幅広い年代の方々が楽しんでいました。

まつぼっくり・どんぐり工作

「まつぼっくり・どんぐり工作」コーナーでは、常に席が埋まるほどの大盛況で、老若男女問わず多くの方々が参加していました。みなさん思い思いにまつぼっくりやどんぐりなどを木に飾り付けて自分だけの作品を作くり、自然の素材に触れあって楽しんでいました。

写真:素敵な作品たち1
写真:素敵な作品たち2

素敵な作品たち

写真:漢字クイズコーナー

中国四国整備局は、今後もこのようなイベントを通じて、地域の皆様に水源林造成事業等への理解を深めていただくための取り組みを行って参ります。

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「令和4年度山梨県森林のフェスティバル」に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
甲府水源林整備事務所

令和4年10月15日土曜日、山梨県甲府市小瀬町「小瀬スポーツ公園」において開催された『令和4年度山梨県森林のフェスティバル』に参加しました。

この催しは、「ふるさと特産品フェア」の一環として、「やまなしの県産品フェア」及び「農業まつり」と共同で、県民の森林・林業に対する理解を深めることを目的に開催されるものです。コロナ禍の休止を挟み3年ぶりの開催、センターは今回で6回目の参加となります。

当日は、天候に恵まれ澄んだ秋空のもと、約2万人(主催者発表)の方々が来場されました。

当事務所は、水源林造成事業等のパネル展示・パンフレット配布のほか、「木製お絵描きうちわの作成」を実施しました。

「木製お絵描きうちわの作成」は大変ご好評をいただき、多くの親子連れが意欲的にうちわと向き合っている様子が見られました。(森林整備センターブース来場者約100名)

今後もこのような地域の交流活動に積極的に参加し、水源林造成事業及び森林整備センターへの理解を深めていただけるよう取り組んで参ります。

写真:整備センター出店の様子

整備センター出店の様子

写真:事業紹介パネル展示

事業紹介パネル展示

写真:木製お絵描きうちわ作成

木製お絵描きうちわ作成

写真:木製お絵描きうちわ作品

木製お絵描きうちわ作品

写真:晴天の元イベント開催

晴天の元イベント開催

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「令和4年度 第50回久万林業まつり」へ参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
松山水源林整備事務所

当水源林整備事務所は、令和4年10月15日(土)~16日(日)の2日間“林業日本一のまちづくり”を目指す愛媛県上浮穴郡久万高原町の「久万公園を主会場とした3会場」において開催された『令和4年度第50回久万林業まつり』に参加しました。

この催しは、昨今の社会情勢(新型コロナウイルス対策等)の影響により、令和2~3年度の2か年間、主催者の判断により開催が見送られて参りましたが、本年は3年ぶりの開催となりました。開催期間中は天候に恵まれ、秋の澄んだ空のもと、土曜日に5,160人、日曜日に5,346人(主催者発表)の方々が来場されました。

写真:パネル展示
写真:パネル配布

当水源林整備事務所は、水源林造成事業等の「パネル展示」、「パンフレット配付」、「版木(ベニア)ハガキの色塗り」を実施しました。特に、「版木(ベニア)ハガキの色塗り」につきましては皆様にご好評いただき、老若男女を問わず幅広く、笑顔で一生懸命に取り組んでいただけました。きっとハガキを受取られる方を思い浮かべられたのではないかと思います。

写真:版木(ベニア)ハガキの色塗り1
写真:版木(ベニア)ハガキの色塗り2

想定を上回るご参加をいただいたことにより、2日目の午前中の時点で用意した版木(ベニア)ハガキ全て色塗りに使っていただける盛況となりました。

写真:版木(ベニア)ハガキの色塗り3
写真:版木(ベニア)ハガキの色塗り4

また、版木ハガキの色塗りにご参加されない方や、お連れさまを待たれる方に、「パネル展示」をご覧いただき、事業のPRを行いました。

写真:切手を貼ったら送れます(見本)

切手を貼ったら送れます(見本)

今後もこのような地域の交流活動に参加し、当法人の諸事業の広報を通して、森林や木材への理解を深めていただけるよう取り組んで参ります。

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「第43回石川の農林漁業まつり」に参加

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
金沢水源林整備事務所

金沢水源林整備事務所は、10月15日(土)~16日(日)に石川県金沢市で開催された「第43回石川の農林漁業まつり(主催:石川県)」に参加しました。

写真:漢字クイズに親子3代で挑戦!

漢字クイズに親子3代で挑戦!

本イベントは、農林漁業が果たす公益性の高い役割について、県民の理解を深めるための機会となるよう、行政と関係機関が一体となって例年開催されていましたがコロナの影響により、2年振りの開催となりました。

金沢事務所も水源林造成事業をより多くの県民の方々に知っていただくため参加し、パネル展示や写真展示、「間伐材等を用いたペンダントやマイうちわづくり」、「木へんの付く漢字当てクイズ」を行いました。

当日は、天候にも恵まれ、多くの来場者で盛況となり、当ブースには約150名程の親子連れの方々を中心に楽しんでいただきました。

写真:兄妹で参加し、お兄ちゃんは前田利家を力作!

兄妹で参加し、お兄ちゃんは前田利家を力作!

なかでもペンダントや木のうちわづくりに、子供達がアクリル絵具や、ポスカで好きな絵を描いて楽しんでもらいました。出来上がったペンダントを早速、首にかけたり、書いた絵を乾かすためにうちわを仰ぎながら帰る様子も見受けられ、参加していただいた方々には木の温もりや香りを感じてもらえる良い機会となりました。

また、センターのイベントでは恒例となった木へんの付く漢字当てクイズには、イベント開催中途切れることなく、親子連れ等のたくさんの方々に参加していただきました。

今後もこのようなイベントの機会に積極的に参加することで、森林の大切さや水源林造成事業への理解が広がるよう取り組みを進めて行きたいと思います。

写真:楽しそうにうちわに絵を描いている子供たち1
写真:楽しそうにうちわに絵を描いている子供たち2

楽しそうにうちわに絵を描いている子供たち

写真:センターブースの様子

センターブースの様子

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「森林教室」を3年ぶりに開催

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
中部整備局

日時 令和4年9月16日(金)
場所 愛知県設楽町 中部整備局直轄造林地
主催 林森林整備センター中部整備局
協力 設楽森林組合
設楽町役場津具総合支所
愛知森林管理事務所
愛知県新城設楽農林水産事務所
NPO法人森林調査杣の会

森林整備センター中部整備局(以下「センター」という。)は、愛知県内の小学校の児童を対象に、センターが行っている水源林造成事業や森林・林業を広く知ってもらうために「森林教室」というイベントを例年開催しています。新型コロナウイルスの影響により、令和2年度、3年度は中止せざるを得ませんでしたが、今年度は9月16日(金)に田原市立赤羽根小学校の児童の皆さんをお招きして、3年ぶりに開催に至りました。

写真:Web会議アプリを利用した事前授業

Web会議アプリを利用した事前授業

森林教室では、森林、林業に関する紙芝居や授業、現地体験や来賓の方々のお話を通し、森林の役割と自分たちの住む町との関係について学んでもらいます。例年は全ての内容を、開催日当日にセンター造林地にて行っていましたが、今年は日程を一部変更し、紙芝居と授業はWeb会議アプリを通して森林教室の一週間前に行いました。

写真:森林組合による間伐の実演

森林組合による間伐の実演

森林教室当日は、造林地にて森林組合の作業班による間伐の実演を見学し、その後は森林組合やセンター職員の指導の下、児童の皆さんにも鋸を使った間伐を体験してもらいました。根元に鋸で受け口と追い口を入れた後、木を引っ張って倒した際には、大きな歓声があがりました。

写真:小学生の(鋸による)間伐体験

小学生の(鋸による)間伐体験

センターにとって初めての試みもありましたが、間伐体験中は常に楽しそうな声が聞こえてきて、無事に森林教室が開催できたことを嬉しく思いました。昨今の情勢に適応した開催方式、内容をブラッシュアップしながら、引き続き来年度以降も森林教室を実施していきたいと考えております。

写真:ポット苗木完成

令和4年9月23日中日新聞に掲載されました
(株式会社中日新聞社よりセンターホームページへの掲載許諾済)

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水源林「出張教室」を開催

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林整備センター、関東整備局

関東整備局は、令和4年9月29日(木)に水源林「出張教室」を神奈川県秦野市で開催しました。

水源林「出張教室」は、林業関係者や一般市民の方々などを対象に、森林と水の関係や、森林の整備が水源涵養につながる仕組みなどを解説することにより、森林整備の重要性と水源林造成事業への理解を深めてもらうことを目的に開催しているものです。

今回の水源林「出張教室」は、神奈川県森林組合連合会から当センターホームページを通じて申込みがあったもので、林業の新規就業者を対象に、水源林造成事業の概要や森林整備に必要な施業などについて講演を行いました。

講演では一般的な森林整備施業に加え、当センターが取組む育成複層林の造成やブロックディフェンスによる獣害対策手法の紹介を行うなど、当センターが有する森林整備技術の普及にも努め、参加者の方々からは様々な手法を理解できたとの声が聞かれました。

関東整備局、森林整備センターでは、今後も水源林「出張教室」を開催し、多くの方々に森林整備の重要性や水源林造成事業の理解を深めていただけるよう取り組んで参ります。

水源林「出張教室」の開催希望がありましたら下記よりお問い合わせください。
 https://www.green.go.jp/suigenrin_jigyo/annai/index.html

写真:講演中の様子

講演中の様子

写真:講演中の様子

講演中の様子

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「札幌水源の森づくり2022」に参加

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
北海道水源林整備事務所

日時 令和4年8月27日(土)
場所 創成川公園・狸二条広場
主催 林野庁北海道森林管理局、札幌市
協力 北海道、北方創森塾、NTTタウンページ(株)
(国研)森林研究・整備機構 森林整備センター 北海道水源林整備事務所
酪農学園大学、(学法)常松学園札幌工科専門学校

札幌市街を貫流する豊平川は、札幌市民約197万人の生活を支える水道の大部分を供給しています。

本イベントは、豊平川の源流部にある国有林(定山渓の水源の森)に植えるポット苗木を市民と共同で作成することを通じて、水源の森と札幌のおいしい水の関わりについて知っていただくことを目的としております。

新型コロナウイルス感染症のため、令和2年度から令和3年度まで本イベントは中止となりましたが、今年度から再開されました。北海道水源林整備事務所は平成26年度からの参加で、今回が6回目となります。

当事務所では、水源林造成事業のPRを目的として、事業紹介のパネル展示、木のボールペン作り体験コーナーと漢字当てクイズコーナーを設け、多くの来場者に楽しんでいただけるように努めました。

約100名の来場者と共同で作成したポット苗木は、9月下旬頃に開催される植樹イベントで、定山渓の水源の森に植え付けを行う予定です。

北海道水源林整備事務所は、今後もイベント等の機会を利用して、より多くの方々に、水源林造成事業の重要性に対する理解を深めていただけるように努めて参ります。

写真:事業紹介パネル展示

事業紹介パネル展示

写真:漢字当てクイズ

漢字当てクイズ

写真:木のボールペン作り

木のボールペン作り

写真:ポット苗木作りコーナー

ポット苗木作りコーナー

写真:ポット苗木完成

ポット苗木完成

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奈良の木づかいフェスタに参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
奈良水源林整備事務所

奈良水源林整備事務所は、令和4年10月1日(土)~2日(日)奈良県大和郡山市のイオンモールにおいて「奈良の木づかいフェスタ」に参加しました。

本イベントは、奈良県産材の魅力や製品情報などを幅広く県内外にPRすることを目的としており、毎年10月を「奈良の木づかい運動推進月間」と定め、「奈良の木づかい運動実行委員会」(奈良県・奈良県木材協同組合連合会・奈良森林管理事務所・奈良県森林組合連合会・株式会社南都銀行・奈良県木材青年経営者協議会・奈良水源林整備事務所)が主催して、当事務所は開催当初からの参加で8回目となります。

当日は、奈良の木にかかわる仕事を紹介したパネル展示、水源林造成事業PR等のパネル展示、奈良の木道具で遊ぶコーナーを設置したり、丸太切り体験、割り箸造り体験、スタンプラリーなどが行われました。

当事務所は、水源林造成事業PR、動物による森林被害、またその被害対策のパネル展示を行いました。

今後もイベント等の機会を利用して、より多くの方々に、水源林造成事業の重要性や、森林整備の必要性に対する理解を深めていただけるように努めて参ります。

写真:水源林造成事業PRパネル

水源林造成事業PRパネル

写真:動物による森林被害と対策パネル展示

動物による森林被害と対策パネル展示

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森林もりとのふれあい2022(関西育種場一般公開)」を開催

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
中国四国整備局

日時 令和4年8月7日(日)
場所 国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所
林木育種センター関西育種場(岡山県勝田郡勝央町)
主催 森林総合研究所 林木育種センター関西育種場
森林総合研究所 関西支所
森林整備センター中国四国整備局
協力 森林総合研究所  四国支所

中国四国整備局は、令和4年8月7日(日)に、岡山県勝田郡勝央町にある森林総合研究所林木育種センター関西育種場内で3年ぶりに開催された「森林もりとのふれあい2022」に参加しました(令和2・3年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止)。

イベント当日は「森林整備センターの事業を紹介するパネル展示」、「まつぼっくり・どんぐり工作」、「木編のつく漢字クイズ」、「丸太切り体験」の各コーナーを出展し、子供たちと一緒に来場されたご家族に森林整備センターの事業を紹介するとともに樹木や木の実などの材料を使った木工作を体験してもらい自然への理解や楽しみを深めていただきました。

イベント当日は、一時にわか雨も降りましたが、立っているだけでも汗が噴き出るような猛烈な暑さの中、99名のご家族にご来場いただきました。

木編のつく漢字クイズの写真

「木編のつく漢字クイズ」
お子様と一緒になって、家族の皆さまもクイズに挑戦され、小さなお子様から大人まで幅広い年代の方にご参加いただきました。

丸太切り体験の写真

「丸太切り体験」
丸太切りに参加した子供たちは、なかなか切れない丸太に悪戦苦闘し汗だくになりながら一生懸命にのこぎりで切っていました。
切り離した丸太は、「まつぼっくり・どんぐり工作」の土台に利用したり、そのまま持ち帰ったり、たまには置き忘れたり・・・!!。

「まつぼっくり・どんぐり工作」
森林整備センターのブースが一番参加者が多く、子供たちは、丸太から切り離した土台にまつぼっくりやどんぐりなどを飾り付けて、思い思いに自分だけの作品を作っていました。

まつぼっくり・どんぐり工作の写真
パネル展示写真

「森林整備センターの事業を紹介するパネル展示」
パネルと映像・音声で森林整備センターの事業をPRしました。

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「森林教室」を開催しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
近畿北陸整備局

近畿北陸整備局は、令和4年6月28日(火)に京都府船井郡京丹波町において、京丹波町立丹波ひかり小学校4年生28名参加による「森林教室」を開催しました。(後援:森林総合研究所関西支所、京丹波森林組合)

本イベントは、丹波ひかり小学校が平成23年に京丹波町で開催された「植樹祭」に参加したことが縁になり、平成26年から毎年開催しているものです。(令和2・3年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止)

当日は、児童と共に森林に入り、体験や実験を通して「水はどこから」「地面や水とわたしたちのくらし」「水源の森の働き」の単元を楽しく勉強し、水源林の持つ役割や重要性を知っていただく機会となりました。

森林教室の内容は以下のとおりです。

活動写真
①沢歩き「かくれている森の水をさがせ!」
水に触れると色が変わるシートを手に、コケ・岩の裏・捕まえたカニなどに押し当て、森林内の地表にある雨水を探しました。
活動写真
②実験「水をいちばんためる土はどれ?」
ペットボトル実験装置に3種(森の土・グラウンドの土・河原の砂利)の土を詰め、上から水を注ぎ、土の粒の大きさによって、水がしみこみ、出ていく速さに違いがあることを調べました。
活動写真
③観察「山にふる雨の行き先」
森林・はげ山・舗装された山を模した3つの箱にじょうろで雨を降らし、雨水が地表を伝わって流れる様子や地面にしみこむ様子の違いを観察しました。
活動写真
④紙芝居「これであなたも森林博士!~森のひみつ~」
森のはたらき・森林整備の重要性・水源かんよう機能について、職員が森林博士や小学生に扮し、説明しました。児童のリアクションも上々、三択クイズにも元気に回答し盛り上がりました。
活動写真
⑤お仕事紹介「水源の森を守る仕事」(京丹波森林組合)
地元の林業の具体的な仕事内容を紹介しました。児童は自分たちが住む地域には林業が密接に関わっていることや、くらしにとても役立っていることを学びました。
活動写真
⑥体験「木の高さをはかってみよう」(森林総合研究所 )
木の高さをはかる大切さを学んだ上で、実際に機械を用いて、50年前に植えた木が現在どのくらいの高さまで育っているのかを測定してみました。

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梼原ゆすはら町太郎川公園 森林もりフェスティバル」に参加

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
高知水源林整備事務所

活動写真

当事務所 展示スペース

活動写真

林業コスプレ

活動写真

樹の漢字当てクイズ

高知水源林整備事務所は、令和4年5月29日(日)に高知県高岡郡梼原町ゆすはらちょうの太郎川公園にて開催された「梼原町太郎川公園 森林もりフェスティバル」に参加しました。

本イベントは、「梼原令和の森林づくり協議会(ReMORI)」が主催しており、今年で3回目を迎えました。「もう一度、一緒に森に入ろう」を合い言葉に大人も子どもも楽しみながら森林に親しむことができるイベントです。

当日は晴天に恵まれ、林業関係の団体や企業が出展した会場は約300名の来場者で賑わいました。

当事務所は、今回初めて出展し、水源林造成事業のパネル展示やパンフレットの配布を行うとともに、高知水源林育成士会と合同で「樹の漢字当てクイズ」、「林業コスプレ」を催し、来場者の皆様にPRを行いました。
「樹の漢字当てクイズ」はどのイベントでも恒例となっていますが、身近でよく知っているはずの樹木であっても漢字は見たことがないという場合もあり、参加者同士で楽しんでいただけた様子でした。

「林業コスプレ」は、お子さまに林業作業コスチュームを身に付けていただき写真撮影を行う企画で、ノリノリでおもちゃのチェーンソーを掲げるお子さまもいれば、恥ずかしがってなかなか撮影できないお子さまもいらっしゃり、とても微笑ましい雰囲気の中で多くの方にご参加いただきました。

大人から子供まで幅広い世代の方々が来場して下さり、今後も出展を通じて森林への親しみや、水源林造成事業へ理解をより深めて頂くことができればと感じました。

高知水源林整備事務所では、水源林造成事業の意義や重要性を広く知って頂くため、今後もイベント参加に積極的に取り組んでまいります。

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「協働の森づくり事業 梼原ゆすはら令和の森林づくり」に参加

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
高知水源林整備事務所

活動写真

植樹作業の様子

活動写真

植樹作業の様子

高知水源林整備事務所は、令和4年4月29日(日)に高知県高岡郡梼原町ゆすはらちょうで開催された「協働の森づくり事業 梼原令和の森林づくり」に参加しました。

この事業は、主催者である梼原町が、パートナーズ協定を結んでいる4団体(矢崎総業株式会社、株式会社建設マネジメント四国、一般社団法人四国クリエイト協会、日本道路株式会社)と共同で取り組んでいるもので、今年度は令和の森林づくりとして広葉樹の植樹を行いました。

当日は残念ながら雨の中での開催となりましたが、町内外の住民も参加し、大人から子供まで約80名の方々が集まりました。

梼原町役場にて開会式が行われ、梼原町森林づくり会議会長、梼原町長、来賓の挨拶に続き、アドバイザーの方から植樹の手順や注意点を指導いただきました。その後植樹会場となる町有林へ移動し、参加者による広葉樹の植樹作業が行われました。

雨で足元も悪く、また慣れない山の斜面での作業ということもあり、最初は戸惑いながら作業されていた参加者の方々も、しばらくするとスムーズに植樹を行っていらっしゃいました。

植樹作業を通して、小さな苗木から緑豊かな山が再生される様子を想像し、参加者の方々も皆さん笑顔で達成感を得られているようでした。

高知水源林整備事務所は、今後もこのようなイベントに積極的に参加し、地域住民の皆様に森林への理解を深めてもらうよう努めていきたいと思います。

活動写真

集合写真

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「第17回 新川森林祭」・「とやま森の祭典2022」に参加しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
富山水源林整備事務所

活動写真

当展示ブース(とやま森の祭典)

活動写真

パネル・コースター工作(とやま森の祭典)

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難しいかな?(新川森林祭)樹木名あてクイズ

5月28日(土)に魚津市内の魚津桃山運動公園で開催された「第17回 新川森林祭」(主催:新川森林組合、東部林業協会、魚津市)及び5月29日(日)に射水市内の県民公園太閤山ランドで開催された「とやま森の祭典2022」(主催:富山県、(公社)とやま緑化推進機構)に、水源林造成事業の意義や、森林の持つ公益的機能等をPRする目的で両日参加しました。

前者のイベントは、魚津市政施行70周年を記念したもので、今回、出展要請を受け参加しました。

後者のイベントは、森林の役割や大切さ、健全な森づくりのための県産材利用の重要性等について県民の意識を高め、植樹活動等を通じて県民の森づくりを一層推進することで、かけがえのない森林を次世代につないでいくための機会となるよう行政と関係機関が一体となって例年開催されており、当事務所では毎年参加しています。

当事務所の展示ブースでは、新型コロナウイルスの状況を踏まえた感染症対策を行いつつ、水源林造成事業等の各種パネル展示のほか、毎回恒例の「樹木名あてクイズ」、また、施業時に生じる端材を輪切りにして材料とした「木製コースター工作」を企画し、ご家族連れを中心に参加いただきました。

前年より感染状況は落ち着きを見せ、また好天にも恵まれたことから、両イベントとも参加者数は、コロナ前の例年の7~8割程度まで回復したとのことです(5/28 約500人、5/29 約2,000人(前年の参加は約500人)、いずれも主催者発表数)。

また、樹木名あてクイズについては、毎回、教育関係者の方々から、知育教材として好適であるとして、購入先・費用等の問合わせをいただいておりますが、今回、クイズ板の仕様として、「固定側の偏(へん)の木板はそのままで良いが、出題側の旁(つくり)について、入手可能なものについてはその素材で制作し、展示する(触れられる)とより分かり易くなる」等の貴重な提案もいただきました。

これからも、イベントへの参加をはじめ地域の交流活動の場に積極的に参加し、水源林の持つ役割や重要性について、理解が広がるよう取り組んでまいります。

参加出展内容
  • 水源林造成事業等の紹介(パネル・写真展示)
  • 樹木名あてクイズ(木へんの漢字当てクイズ)
  • 木製コースター工作
  • 事業の概要(パンフレット)、(端材を再利用した)えんぴつの配布

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ラジオ番組に出演し、水源林造成事業の取組等を紹介しました

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
東北北海道整備局
盛岡水源林整備事務所

活動写真

東北北海道整備局 盛岡水源林事務所は令和4年2月8日、エフエム岩手のラジオ番組「東北のもり」に出演し、「水源林をつくる仕事」をテーマに水源林造成事業の取組について紹介しました。

この取組は、例年10月に森林総合研究所東北支所、林木育種センター東北育種場と東北北海道整備局の共催により開催されている一般公開が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、昨年に続き今年度も開催が見送られたことに伴い、一般公開に代わる広報活動として実施されたものです。

昨年10月から今年3月まで毎月第2火曜日の計6回にわたる「東北のもり」というラジオ番組の中で研究成果や事業の紹介を行うというもので、森林整備センターは2月の放送を担当しました。今回比較的若い年齢の職員が担当した放送内容は、水源林が持つ水源涵(かん)養機能や洪水調整機能などの重要性、森を造る仕事とはどんなものなのかといった一般の方々に理解してもらいやすい話、水源林の生育に80年という長い時間が必要であり、土地所有者他地域の協力を得て仕事を進めている事や、森林整備センターの職員としての仕事のやりがいとして間伐施業での実体験から山の見た目もスッキリし所有者からの労いの言葉が嬉しかった体験紹介。また、これからの目標抱負等についてはSDGs達成にも触れながら地域の安心安全な暮らしを支える水源林の造成・整備へ今後も取り組んでいきたいとし、話を結びました。

練習の様子の写真

練習の様子

スタジオ内の写真

(左)パーソナリティーの高野さん   
(中)(盛岡水源林整備事務所 平野)
(右)(盛岡水源林整備事務所 小川)

※スタジオ内の様子はエフエム岩手から許可を得て使用しています。

7、8分の放送の中で「ながら聴き」で聴いた方々に水源林について興味を持ってもらうきっかけになるような内容を心がけましたが如何だったでしょうか?原稿の作成からリハーサルまで、東北支所、整備センター本部及び整備局の皆様に多大なご尽力をいただきました。ありがとうございました。
最後に、これからも森林整備センターの事業について、多くの方々に知っていただけるよう努めて参ります。

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