1.高知県の概要
1.地勢
高知県は四国の南半分を占め、北は、四国山地で愛媛・徳島の両県に接し、南は、東西に長く太平洋に面している。 河川としては、県北は吉野川の源となっており、その他四万十川、仁淀川、物部川等が四国山地に源を発し南下して太平洋に注いでいる。県土面積は約7,100km2で、四国全体の38%を占め、全国18位の広さである。
2.地質
高知県は古生代から中生代および古第三紀の堆積岩ならびに変成岩で構成されている。四国山地側では、主として古生代の黒色片岩、砂質片岩からなり太平洋側は、中生代の砂岩、泥岩からなっている。
3.気候
本県の気候は、太平洋岸気候に属し台風の常襲地帯でもあり、年平均気温は、16度と高温多湿で冬期の積雪は比較的少ない。また、年平均降水量は2,600mm程度である。