国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林整備センター Forest Research and Management Organization

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中国四国整備局 地勢・地質・気候(徳島県)

1.徳島県の概要

1.地勢

徳島県は四国の東部に位置し、北は香川県、南は高知県、西は愛媛県に接しており、北東部から南西部にかけては瀬戸内海を隔てて近畿地方に対している。面積は約4,100km2(全国第36位)で四国のおよそ4分の1を占めている。また、香川県は四国の東北部に位置し、瀬戸内海に浮かぶ多数の島々を含み、面積は約1,900km2(全国第47位)で瀬戸内海へ突出する幅広い讃岐半島には県の主要部が位置している。

徳島県では地勢は山地が多く、県土の約8割を占めており、中央部を東西に走る四国山地には、西日本第二の標高を誇る剣山をはじめとして、1,000m級の山々も数多く、県土を南北に二分している。香川県には、徳島県境付近に讃岐山脈がある。

また流域についてみると、徳島県は四国一の大河である吉野川と、那賀川・海部川の三大流域があり、これらはいずれも水資源確保の面から重要な河川となっている。一方、香川県では讃岐山脈を源とする土器川等の主要河川があるが、流域延長は短かい。

2.地質

写真

吉野川に沿って、ほぼ東西に走る中央構造線より北側が西南日本内帯、南側が西南日本外帯に大別されている。

内帯は、砂岩からなる和泉帯と花崗岩からなる領家帯が分布している。また、外帯は御荷鉾構線および仏像構造線により、北側から結晶片岩によって構成される三波川帯、粘板岩・石灰岩からなる秩父帯および四万十帯が分布している。

3.気候

徳島県の気候は、県北部は小雨な瀬戸内気候、四国山地山岳部は日本海側気候、南部は温暖多雨な太平洋側気候に分類されている。県北部では、年間降水量は1,000mm程度であるが、県南部では年間降水量も2,000mmを越える。

香川県は温暖で雨の少ない瀬戸内型の気候であり、旱魃に悩まされることが多い。また、年平均気温は、四国山地で13~15度、讃岐山地では14~15度である。

2.徳島県における水源林造成事業

業務は、徳島水源林整備事務所が実施しています。

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