1.埼玉県の概要
1.地形
埼玉県は関東平野の西部にある内陸県で、県西部の盆地を含む秩父山地の険しい高地帯と、中央部、東部の低地帯で構成されている。特に東部、北東部の県境を流れる利根川の中流域では低湿地帯となっている。
2.気候
内陸であるため、夏は雷雨、ヒョウが多く降り高温多湿、冬は晴れの日が多く低温乾燥で、夏と冬で寒暖差が大きいことが特徴である。西部の秩父山地の年平均気温は約13度、年平均降水量は1,300mm前後で最高気温と最低気温の差は約12度、また東部低地帯の年平均気温は約15度、年降水量は1,300mm前後で最高気温と最低気温の差は7度であり、東部の方が比較的暖かく、秩父山地には寒暖差が多く見られる。