国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林整備センター Forest Research and Management Organization

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関東整備局 地勢・地質・気候(東京都)

1.東京都の概要

1.地形

面積は香川県、大阪府についで全国で3番目に小さいが、西部の2000mをこす高山から太平洋上の亜熱帯の島々まで変化にとんだ多様な地域からなる。

中心部は東西方向に約90kmにおよび、大部分は関東ロームにおおわれる。西部を占める標高1500~2000mの関東山地、山地南東麓(なんとうろく)の多摩・狭山丘陵などの丘陵、その東方におおむね扇形に広がる武蔵野台地、さらに台地の東の低地と、西から東に向かって階段状に低くなる。

関東山地に発する多摩川がうつくしい渓谷をつくる西部の奥多摩の一帯は、秩父多摩甲斐国立公園の一部をなす。多摩川は東京を縦断し、下流部で南に隣接する神奈川県との県境をなし、東京湾にそそぐ。

太平洋上には、伊豆諸島、小笠原諸島の火山島群が南北に長く点在する。大島の三原山や三宅島は現在も活動している。

2.気候

中心部は夏は高温多湿、冬は北西の季節風が強く乾燥した晴天の日が多い。年平均気温は約15度、年降雨量は都心部で1500mm前後である。東京の気候をもっとも特色づけるのは、大都市東京に見られる都市型の気候である。都市化がすすみ、コンクリートやアスファルトなどの人工物におおわれ、エネルギー消費量が増大することで、気温の高温域が出現するヒートアイランド現象がみられる。かつては冬の夜によく出現したが、現在では年間を通じてみられ、とくに夏には明け方の最低気温が25度以下にならない熱帯夜がふえている。この現象は年々増加し熱汚染として問題になっている。

太平洋の島々は黒潮にあらわれ、冬季も温暖な海洋性の気候で、南半では亜熱帯性気候がみられる。年平均気温は小笠原諸島では22.6度、年降水量は約3000mmに達する。台風の常襲地である。

2.東京都における水源林造成事業

業務は、関東整備局が実施しています。

水源林造成事業の実績はこちらへ

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