国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林整備センター Forest Research and Management Organization

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九州整備局 地勢・地質・気候

1.九州整備局管内の概要

九州は日本列島の西南端に位置し、海に囲まれ、多くの離島、半島を抱えている。

また、九州山地によって東西が分離されており、南部にはシラス(軽石を含んだ白色又は灰色の火山灰堆積物)からなる特殊土壌地帯が広がっている。

1.山系・水系

九州の山系は、九州の中央を北から南へ英彦山(1,200m)、中岳(1,791m)、阿蘇高岳(1,592m)、祖母山(1,756m)、市房山(1,721m)、韓国岳(1,700m)等の千m級の山々が連なり九州山地を形成している。

水系は、九州山地を源として、北は日本海に注ぐ遠賀川、松浦川、東は太平洋に注ぐ大野川、五ヶ瀬川、大淀川、西には有明海に注ぐ筑後川、菊池川、緑川、八代海に注ぐ球磨川、南には東シナ海に注ぐ川内川等があり、いずれも河口部では河川の堆積作用で形成された沖積平野が発達している。

2.気候・林相

九州の気候は、暖流である黒潮本流と対馬海流の影響を受け、九州7県の県庁所在地の年平均気温は16~18度と比較的温暖であり、年平均降水量は、北部と東部が概ね1,600mm、西部が1,900mm、南部が2,200mm~2,500mmとなっている。

九州の森林は、シイ、カシ、タブなどの常緑広葉樹を主とする暖温帯林となっている。

2.九州整備局における水源林造成事業

水源林造成事業の実績はこちらへ

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